ワールド・リート・オープン(毎月決算型) の評価

ワールド・リート・オープン(毎月決算型) は、日本を含む世界のリート(不動産投資信託)に投資する世界リートアクティブファンドです。

参考指数はS&P先進国REIT指数(配当込み)であり、先進国リートの一般的なベンチマークであるS&P先進国REIT指数(除く日本)に日本も含んだ指数となっています。

信託報酬が年1.55%と高く、効率の悪い毎月分配型かつ、参考指数にもリターンが劣っているという、全く良いところが見つからなくて買う気が失せるファンドです。

なぜかネット証券の売れ行き上位ランキング常連ですが、いい加減「毎月の分配金に惑わされて高いコストを払っている無駄」に個人投資家が気づくべきでしょう。

また、本ファンドの年1回決算版であるワールド・リート・オープン(1年決算型)も存在します。

(2014年11月22日更新)



ワールド・リート・オープン(毎月決算型)の特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.55%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:毎月分配(10日)。毎回65円の分配金を吐き出している無意味なファンドです。
・資産配分比率: 日本を含む先進国のREIT計117銘柄に以下の国別構成比率で投資(2014年10月31日時点)

ワールド・リート・オープン(毎月決算型) 国別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

ワールド・リート・オープン(毎月決算型) 組入上位10銘柄の構成比率 


ファンド全体での予想配当利回りは年4.4%となっています。

・償還日:無期限
・運用:国際投信投資顧問株式会社
・為替ヘッジ:なし

 



ワールド・リート・オープン(毎月決算型)・管理人の感想

まず、世界リートアクティブファンドとして、信託報酬1.55%(税抜)は高すぎますよね。

そしてアクティブファンドのリターンの指標となるベンチマークも設定されておらず、運用報告書に目立たないように「参考指数はS&P先進国REIT指数(配当込み)」と書かれています。

リターンは参考指数に劣っており、アクティブファンドとして存在価値はありません。(設定来のファンドと参考指数との比較のグラフもなく、説明はひたすら毎月の分配金の話ばかりと、投資家をなめきっています)

毎月分配型投資信託として有名なグローバル・ソブリン・オープンを有する国際投信投資顧問が運用していますので、ワールド・リート・オープンも当然のように毎月分配型の投資信託です。

分配金は資金を取り崩しているだけで、イコール利益ではありません。分配金を収入や配当金と思い込む情報弱者を利用する卑劣なファンドに憤りを覚えると共に、このようなファンドに魅力を感じてしまう投資家が多いことが残念です

DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(世界家主倶楽部) と並ぶ残念なファンドと言えます。

国際投信投資顧問ではご丁寧にも、「グローバルソブリンオープンとワールドリートオープンの組み合わせによる国際分散投資のご案内」なる販売用資料を作っており、毎月分配型ファンドで長期投資を!などと呼びかけていますが、毎月分配型ファンドと長期投資ほど相容れない関係はありません。

金融機関のカモとならないよう十分にご注意ください。その他、下記の記事も参考にしてみてください。




日本を含む世界のリートに幅広く投資したい場合は、より低コストのEXE-i グローバルREITファンド信託報酬0.40%)を。

日本を除く世界のリートに投資したい場合は、ニッセイ グローバルリートインデックスファンド信託報酬0.45%)や、SMT グローバルREITインデックス・オープン信託報酬0.55%)が有力候補です。

上記のコストの低いファンドに切り替えるだけで、コスト削減で、年1%以上の運用成績をUPできます。これって、凄くないですか!!??

できるだけ分配金を出さないことで節税できる、低コストのインデックスファンドを利用するのが基本です。毎月分配というエサに騙されず、冷徹に資産形成を行っていくべきです。


ワールド・リート・オープン(毎月決算型) の購入先

ワールド・リート・オープン(毎月決算型) をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券カブドットコム証券楽天証券マネックス証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。

 


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