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ワールド・リート・オープン(毎月決算型) の評価解説
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ワールド・リート・オープン(毎月決算型) は、ファンドオブファンズ方式で運用され、日本 を除く世界各国の証券取引所に上場されている不動産投信(REIT)に投資するインデックスファンドです。
不動産投信(リート・REIT)は、その大半は購入手数料が有料で、当ファンドも基本的には有料ですが、購入先を選べば、ノーロードで購入できます。
●ワールド・リート・オープン(毎月決算型)の特徴・評価
一般にリートはノーロードで購入できるケースがほとんど無いので、その点では評価できます。ただし、信託報酬はファンドオブファンズ形式をとっていることもあり、高いです。
現在のように、リート価格が下落傾向にあっても、信託報酬はきっちり取られますから、信託報酬の高低には、やはり注意せねばなりません。
また、毎月分配型の投資信託なので、基準価額が下落しているにもかかわらず、分配を継続しています。
(08年2月7日時点)
・購入単位:10万口以上1万口単位
・信託報酬:年率1.6275%(税込み)
・信託財産留保額:0%
・分配金の取扱:
毎月分配されます。毎月10日決算。
・資産配分比率
北米地区リート:52%
アジアオセアニア地区リート:33%
欧州地区リート:12%
・償還日:無期限
・運用:国際投信投資顧問株式会社
・為替ヘッジ:なし
・レーティング:★★(少し劣る)
・運用成績

赤線は基準価額の推移(左側の数字は基準価額、単位は円)、青い部分は総資産の推移(右側の数字は総資産額、単位は百万円です)
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●管理人の感想
他のリートファンド同様、サブプライムローン問題が表面化する前に、基準価額がピークアウトし、下落が始まって、そのままズルズルと下げています。ただし、ファンドが設定された時点に比較すると、まだ騰落率が9%ほどあるので、ギリギリ、元本割れしていない状況です。(分配金を再投資したケースで見た場合。実際の基準価額は上記表の通り)
リートであっても本来は長期的視野に立って投資を行いたいところですが、毎月分配型投資信託で最も有名な「ソブリン」を有する国際投信投資顧問が運用していますので、当ファンド、ワールド・リート・オープン(毎月決算型) も、当然のように毎月分配型の投資信託です。
退職金マネー等の、一定規模の資産を有する人を対象としているらしく、購入は最低10万口必要になります。(基準価額が20000円なら、最低投資額は20万円となる) ノーロードだからと言って、気軽に投資しにくいですね。かといって、分配金を潤沢に受け取るには数百万円単位で購入する必要がありますから、まあ、上手い具合に商品設計しているとも言えます。
なお、基準価額が大きく下落していても、分配を継続しないと投資家が納得しない、と言うのが辛い所でしょう。この結果、投資家が投じた資金を自ら取り崩して税金を引かれた後に、受け取るといった、妙な事になっています。毎月1万口当たり100円もの分配を行っています。
最後にもう一点。国際投信投資顧問ではご丁寧にも「グローバルソブリンオープンとワールドリートオープンの組み合わせによる国際分散投資のご案内」なる販売用資料を作っています。
毎月分配型ファンドで長期投資を!などと呼びかけていますが、毎月分配型ファンドと長期投資ほど相容れない関係はありませんので、退職からかなりの年月が経過した方以外は、コロッと引っかからないように、気をつけた方が良いでしょう。
「毎月分配」と共に、「国際分散投資」と言うキーワードまで持ち出して誘うのですから、なかなか巧妙です。この資料を基にワールド・リート・オープン(毎月決算型)を購入された方は、基準価額の暴落で、トータルでは恐らくかなりの損失を被っているのではないかと思います。
その他、下記の記事も参考にしてみてください。
(⇒参考:Jリート(J-REIT)投信の評価は困難!)
(⇒参考:毎月分配型投資信託は、本当にお得ですか!?)
(⇒参考:グローバル・ソブリン・オープン毎月決算型の徹底解説)
●ワールド・リート・オープン(毎月決算型) の購入先
ワールド・リート・オープン(毎月決算型) は、通常2%程度から購入手数料がかかりますが、 カブドットコム証券及びネットウィング証券で、ノーロードで購入できます。
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