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安田 欧州株式ファンド(愛称:ファザーン)の評価・解説
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安田 欧州株式ファンド(愛称:ファザーン)は、ヨーロッパの先進国にに一括で投資できる、マザーファンド形式のアクティブファンドです。
MSCIヨーロッパ指数をベンチマークとし、これを上回る運用成果をあげることを目標に運用を行っています。
ヨーロッパへ投資できるノーロード投資信託はほとんど見当たらず、貴重な存在です。
●安田 欧州株式ファンド(愛称:ファザーン)の特徴・評価
イギリスやドイツなど、ヨーロッパの主要先進国を網羅しています。サブプライム問題で世界的に株価が暴落、乱高下している状況では、やはり先進国のポートフォリオの比率を高めて、保有資産の安定化を図る事も大切です。その意味でも、検討に値するファンドではないでしょうか。
(08年6月26日時点)
・購入単位:1万円以上1円単位
・信託報酬:年率1.7955%(税込み)
・信託財産留保額:0なし
・分配金の取扱:
年1回1月に決算を行い、分配金は税金等控除後に再投資。
・資産配分比率(主要組み入れ国)
イギリス:27%
ドイツ:17%
スイス:10%
スペイン:8%
他、欧州主要先進国に分散投資
・償還日:無期限
・運用:安田投信投資顧問
・為替ヘッジ:なし
・レーティング:★★★★(良い)
・運用成績・再投資コース(下記表を参照ください)
赤線は基準価額の推移(左側の数字は基準価額、単位は円)、青い部分は総資産の推移(右側の数字は総資産額、単位は百万円です)
・PR:
●管理人の感想
いろいろ調べると、ヨーロッパの先進国全体に投資できる、手数料無料の投資信託がほとんど無い事に気が付きました。これは非常に由々しき事態です。米国向けではいくつかありますが、欧州向けではほとんど無い!
投資信託を使って、世界に分散投資したり、もしくはバランス型の低コストの投信を活用しながらも、特定の地域の配分比率を高めようとした時に、非常に不都合が生じます。
その意味から、安田 欧州株式ファンド(愛称:ファザーン)の存在は、ありがたいです。
ただし、信託報酬が約1.8%ほどかかり、やはりアクティブファンドならではの、コストの問題が大きいです。直接株の買い付けが難しかったり、外国人投資家の取引が制限されている新興国株式市場に投資するファンドならともかく、先進国向けの投信で信託報酬1.8%は非常に高いと言わざるを得ません。
ここ最近の株価下落局面でも、コストだけはきっちりと取られます。10年保有したら、投入資金に対し、20%近いお金をコストで取られますので、コストは無視できません。
ただ、安田 欧州株式ファンド(愛称:ファザーン)の場合、ほぼ一貫してベンチマークを上回る成績を収めているのが、唯一の慰めでしょうか。(アクティブファンドと言えども、ベンチマークを下回ってばかりのファンドも多いので)
それに合わせて、スターレーティングも星4つで、良好です。
最近のサブプライム問題でも、純資産はあまり目減りしませんでしたので、資産の総額こそ小規模ながらも、比較的安定しているファンドではないでしょうか。
ただし、基準価額が下がっている08年1月に、過去最高となる270円もの分配を実施したのが、理解不能です。過去には分配を全くせずに、利益をすべて再投資していた時期もあるので、直近の高額分配は非常に残念です(複利効果を大いに損ねるから)。
いずれにせよ、欧州先進国全般を対象としたノーロード投信は、あまり見当たらないので、現時点で、安田 欧州株式ファンド(愛称:ファザーン)は十分、検討に値すると思われます。
最近、これほどまでに世界的に株価が下がると、当分は絶好の買い場かも知れません。
なお、欧州全般に投資できる海外ETFという選択肢もあります。投入金額は10万円強が最低単位となるので、1万円から積立できる投資信託とは少し性格が異なりますが、信託報酬が1%未満なので、最近のような株価暴落局面であれば、並行して、購入を検討する価値はあるでしょう。
(⇒参考:先進国に投資できる海外ETF)
●安田 欧州株式ファンド(愛称:ファザーン)の購入先
安田 欧州株式ファンド(愛称:ファザーン)をノーロードで購入できる銀行・証券会社
フィデリティ証券 、楽天証券
(他社では、3.15%もの購入手数料がかかります)
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