ゆうちょ銀行の投資信託(郵便局の投資信託)の問題点とその対策

ゆうちょ銀行(郵便局)の投資信託・シンプルで売り手が楽チンでもお伝えした通り、ゆうちょ銀行(郵便局)の投資信託にはやや問題があります。

それでも大手銀行や証券会社に比較するとまだマシと言う見方もできますが、銀行としての資産残高の巨大さから鑑みると、やはりゆうちょ銀行(郵便局)の投資信託は問題だと指摘しなくてはいけないでしょう。

  


ゆうちょ銀行(郵便局)は民営化されて、新たな収益源を作り出すべく、投資信託のような手数料ビジネスに力を注いでいます。

しかし、ゆうちょ銀行(郵便局)の投資信託など購入しなくても、手数料無料(つまりノーロード)で、同様な投資信託は数多くあります

ここでは、ゆうちょ銀行の投資信託の問題点を指摘しつつ、ゆうちょ銀行(郵便局)の販売する投資信託と内容がほとんど同一で、手数料が無料のファンドをご紹介したいと思います。
ゆうちょ銀行(郵便局)よりもはるかに有利な条件で、投資信託を購入すべきでしょう。

(2014年11月2日更新)

ゆうちょ銀行の投資信託の問題点

みずほ銀行で投資信託の相談をした事例を見て頂くと分かる通り、銀行の窓口なんかに相談に行ったら、トンデモナイ投資信託を平気で推奨されます。

窓口なんか行かずに、当サイトでもじっくり見て頂ければ、買うべき投資信託なんて下記の2つのリンク先のどれかに絞られるんですけどね。

 ⇒低コストインデックスファンド比較・一覧
 ⇒存在価値のあるアクティブファンド一覧



まず、WEBサイトが見にくすぎて全く使えない。。

ゆうちょ銀行の場合は、ウェブサイトを見ても、全く投資信託を選べない。いったい私はどうやったら希望するファンドに辿り着けるんだよ!!と嘆きたくなるようなサイトの作り、投資信託の紹介となっています。

 ⇒ゆうちょ銀行の投資信託ラインナップ(ゆうちょ銀行ウェブサイトへ)


しかも下記、ほれ、投資信託を一覧で羅列するだけで、自分に合った投資信託を選ぶためのツールなども、一切ありません。勝手に選べと言われ、サイト内で選ぼうとすると恐ろしくシンドイ作業になりますからね。

ゆうちょ銀行のサイト 投資信託ラインナップ一覧


先日、日本郵政とセゾン投信の資本提携のニュースがありましたけど、日本郵政は今の高齢化した顧客層を若返らせたくて、セゾンに資金を投入したんですよね。

という事は、上記のウェブサイトはオジサン・オバサン・ジイサン・バアサンが見ているわけで、しかもそれが投資の初心者だったとしたら、一覧表を見ても、自力で投資信託をセレクトすることなど、99%出来ないでしょうね

つまり、売っておきながら、完全に放置プレイ、売りっぱなし、勝手にどうぞと言うスタイルのようです。で、もしも窓口に相談に行った日にゃ、絶対に「毎月お小遣いが出るタイプが人気です」と言う話になるに決まっています、(行って確認したわけじゃないけど)。

そういう事を考えると、ゆうちょ銀行の投資信託ラインナップなど、見るだけ時間の無駄であって、高齢者の残り少ない人生を、このようなアホらしい作業で消耗させてはなりません。


 


マトモなインデックスファンドがほとんど売られていない

で、仕方なくゆうちょ銀行のWEBサイトを眺めていると分かります。

売られている投資信託の大半は、高コストの毎月分配型投資信託、あるいはハイイールド債券が組み込まれていて、金融危機が起きたら一体ファンドの価格がどのように動くのか、予想が付きにくいものばっかりです

まあ、どうしても毎月分配型投資信託を選びたいというニーズがあることは否定しません。その場合の、毎月分配型投資信託の選び方については別途コンテンツを用意します。(準備中)

が、それにしても、投資信託本来の持ち味を存分に発揮できる、良質のインデックスファンドがほとんどありません。参考までに、どの資産クラスの投資信託が何本売られているかをまとめたのが、下記の表です。

資産クラス 販売本数 うち、インデックス投信 うち、毎月分配型
バランス型 7本 4本 2本
日本株式 7本 3本 0本
日本債券 3本 1本 1本
海外株式 12本 4本 1本
海外債券 34本 2本 26本
不動産REIT 9本 3本 6本
その他 2本 なし 1本
合計 74本 17本(全体の23%) 37本(全体の50%)



ゆうちょ銀行 投資信託の評価解説にあるように、 ノーロードのインデックスファンドは、eMAXISインデックスシリーズしか取り扱っていませんし、それすら8本のみしかありません。本当は全15本のラインナップがあるのに、ゆうちょ銀行では8本しか取扱いしていないのです。

2014年10月6日より、SMTインデックスシリーズのうち、SMT JPX日経インデックス400・オープンSMTダウ・ジョーンズ インデックス・オープンの取り扱いが始まりましたが、驚くことに2本ともノーロードではなく販売手数料がかかる暴挙ぶりです。。

これでは、良質のインデックスファンドを用いて、長期分散型ポートフォリオを構築するのは無理と言わざるを得ません。

結局のところ、高コストの毎月分配型投資信託を購入させて、ときおりそれを乗り換えてもらうような陳腐な販売に堕落しているのが、ゆうちょ銀行の投資信託と言えます。

資本提携するセゾン投信が、親に楯突く形で、ゆうちょ銀行の投資信託を変革していったもらいたいともうのですが、果たしてそう上手くいくかどうか・・・・。


 

ゆうちょ銀行の投資信託より有利な投資信託

下記にて、ゆうちょ銀行(郵便局)の投資信託と、それに変わるもっと有利な投資信託を解説したページです。(取扱い中の一部のファンドになります)

ゆうちょ銀行(郵便局)で不利な条件の投資信託を購入しないよう、十分に検討してみてください



★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る