朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE)・・・リターンが良さそうに見えて、実はけっこう悪いという誤魔化しがあります

朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE)は、TOPIX(東証株価指数)をベンチマークとする日本株式アクティブファンドです。1999年11月26日より運用されています。

朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE)


運用目的は、「業種構成などにこだわらず、銘柄本位の投資を行い、長期的にTOPIXを上回る超過収益を目指す」とのことですが、インデックスファンドに負けているような成績を見ると、色々とこだわって運用してくれという気分になりますね。


(2019年10月10日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE)の基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券などでは100円より購入可能。
信託報酬 年率1.50%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
運用期間 無期限
決算 年1回(10月19日)。設定来の分配金累計は4130円です。
ファンド運用方式 「朝日ライフ リサーチ 日本株マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE) ファミリーファンド方式構造
運用会社 朝日ライフ アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオなど

2019年8月30日時点で東証一部上場の計71銘柄に投資。組入上位10業種、組入上位10銘柄の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE) 組入上位10業種、組入上位10銘柄の構成比率



朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(オールジャパンE)、管理人の感想や評価

リターンがインデックスファンドにも劣る残念なアクティブファンド

朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE) は、以下の運用方針により、ベンチマークであるTOPIXを長期的に上回る超過収益を目指して運用されています。

「日本の全上場銘柄を投資対象とし、銘柄選択を重視したボトムアップ・アプローチによるアクティブ運用を行う」
「「価格」と「質」のミスマッチに着目し、市場で正当に評価されず、本来の「質」に比較して割安に放置されている銘柄を発掘する」
「企業を見極める厳しい目を持ち、企業訪問を中心とした徹底したリサーチ(調査)により企業本来の価値を評価し、投資哲学を実践する」


同じ朝日ライフアセットマネジメントが運用する朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E)と運用方針が似ています。

この運用方針による運用結果がどうなっているか確認します。月報にはファンドとベンチマークであるTOPIXの期間別騰落率が以下のように載っています。

1999年11月26日からの約20年間の設定来のファンドのリターンは+30.9%であるのに対し、ベンチマークであるTOPIXは-3.7%と、ファンドが圧勝しているかのように見えます。

朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(オールジャパンE)とベンチマークであるTOPIXの期間別騰落率


しかし、ファンドのリターンには投資対象銘柄の配当が積みあがっているのに対し、TOPIXは配当抜き指数であるため、この2つをそのまま比較するのはフェアではありません。

TOPIXは配当を毎年1.5%~2.0%出しており、約20年間には30%~40%も配当が積みあがったTOPIX(配当込み)をベンチマークとすべきです。それを考えると、設定来のリターンは大したものではないことがわかります。

実際に本ファンドと、3年以上運用されているTOPIXインデックスファンドである、<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.14%)との過去3年のリターンを比較したものが以下です。

・朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE): +20.24%
・<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド: +23.86%

朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE)と<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドとの過去3年のリターン比較グラフ


本ファンドは、インデックスファンドに過去3年で約3.6%もリターンが低いことがわかります。アクティブファンドをわざわざ選ぶ理由は、何よりも配当や利子も込みのベンチマークや参考指数を上回るリターンを上げる事にあります。その点では、本ファンドはアクティブファンドとしての存在価値は全くありません。

このリターンの悪さは、信託報酬が1.50%と高コスト過ぎることが効いています。コストはその分確実にリターンを削ります。コストが高いアクティブファンドに投資してもリターンがしょぼいのであれば、最初から信託報酬がはるかに低いTOPIXインデックスファンドを選択する方がよほど合意的です。

ご自分のアセットアロケーションを決めた後のその日本株式部分には、上述のニッセイTOPIXインデックスファンドを含めたお勧めの日本株式インデックスファンドにあるような、低コストのファンドをメインとすれば良いでしょう。



朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE)の購入先

朝日ライフ リサーチ 日本株オープン(愛称:オールジャパンE)をノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)松井証券



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