ダイワつみたてインデックスシリーズの評価とまとめ・・・販売が低迷

ダイワつみたてインデックスシリーズは、大和証券投資信託が運用するインデックスファンド群の名称です。2018年8月16日から運用が始まりました。本ページでは、それらダイワつみたてインデックスシリーズを購入する際の参考となる情報をまとめて評価しています。

大和証券の個人型iDeCo


現在は4つの超低コストインデックスファンドから形成されており、大変良心的な商品と言えますが、販売先が大和証券に限られ、しかも大和証券のiDeCo口座でしか購入できない事から、販売が低迷しています。

以下、本ページでのダイワつみたてインデックスシリーズの評価です。以下の項目に分けて解説していますので、関心のある部分を選んでご覧いただく事もできます。

ダイワつみたてインデックスシリーズの、全4ファンドのラインナップ
DCダイワインデックスシリーズとどちらが良いのか
純資産が極めて低迷しているが、繰り上げ償還は無いと思われる
iFreeインデックスシリーズを揃えれば良かったのに
ダイワつみたてインデックスシリーズの購入先

(2018年10月31日追加)


 


ダイワつみたてインデックスシリーズの、全4ファンドのラインナップ

ダイワつみたてインデックスシリーズは、資産形成の基本となる資産クラス別のシンプルなインデックスファンドシリーズです。日本と先進国の株式及び債券という、国際分散投資をする上で最低限かつ必要十分な4つの資産クラスに投資できる、シンプルな内容です。

投資のマニアだと、これに加えて新興国株式や国内外のREIT(不動産)に投資をしたくなるところでしょうが、一般的には以下の4つで全く問題ありません。特に、投資の初心者や、投資が趣味でも仕事でも無い人は、これらを選んでおけば全くOKだと思います。

投資先 ファンドなどの名称 税抜き信託報酬 ベンチマーク
日本株式 ダイワつみたてインデックス日本株式 0.18% TOPIX
先進国株式 ダイワつみたてインデックス外国株式 0.205% MSCIコクサイ
日本債券 ダイワつみたてインデックス日本債券 0.15% ダイワ・ボンド・インデックス総合指数
先進国債券 ダイワつみたてインデックス外国債券  0.195% FTSE世界国債インデックス(除く日本)
信託財産留保額は全ファンドともありませんので、解約時のコストはかかりません。)


どのファンドも、それぞれの資産クラスにおいては十分に満足できるレベルの信託報酬の低さであり、10年単位の長期投資に耐えうるレベルです。

長期で投資すればするほど、高コストのアクティブファンドは低コストのインデックスファンドには勝てなくなりますので、個人型iDeCo(あるいは企業型確定拠出年金)では、インデックスファンドをセレクトするようにしましょう。


日本債券インデックスは10年利回りにより2段階の信託報酬設定

なお、ダイワつみたてインデックス日本債券の信託報酬だけは2段階に分かれており、以下の通りとなっています。現在は10年国債利回りが極めて低いことから、信託報酬は0.15%となっています。

・新発10年国債の利回りが1%未満の時:信託報酬0.15%
・新発10年国債の利回りが1%以上の時:信託報酬0.24%




DCダイワインデックスシリーズとどちらが良いのか

ところで、2018年8月にダイワつみたてインデックスシリーズが販売開始になる以前から、大和証券のiDeCoにはDCダイワインデックスシリーズという、やはり低コストのインデックスファンド群がラインナップされています。(今もラインナップされている)

新規のダイワつみたてインデックスシリーズと、古いDCダイワインデックスシリーズはどちらが良いのでしょうか。

投資先 ファンドなどの名称 税抜き
信託報酬
ベンチマークや参考指数
日本株式 ダイワつみたてインデックス日本株式 0.18% TOPIX
DCダイワ日本株式インデックス 0.25%
先進国株式 ダイワつみたてインデックス外国株式 0.205% MSCIコクサイ
DCダイワ外国株式インデックス 0.25%
日本債券 ダイワつみたてインデックス日本債券 0.15% NOMURA-BPI総合
DCダイワ日本債券インデックス 0.25%
先進国債券 ダイワつみたてインデックス外国債券  0.195% FTSE世界国債インデックス(除く日本)
DCダイワ外国債券インデックス 0.23%


実は、上記の2つのインデックスファンドは中身が同じとなっており、運用自体に差が付く事はほぼ100%近く、考えにくくなっています。

例えば、ダイワつみたてインデックス日本株式とDCダイワ日本株式インデックスは、母体となるマザーファンドが全く同一であり、実質的に看板が違うだけで中身は同一です。




日本株だけでなく、それ以外の資産クラスについても同様となっており、だったらいちいち別のファンドを立ち上げるのではなくて、従来のDCダイワインデックスシリーズの信託報酬を下げてくれれば良いのにと、文句の一つも言いたくなります。

コストが低くなる分、投資家の手元に入るリターンは僅かに高くなりますから、結論としてはダイワつみたてインデックスシリーズを買いましょうという事になりますね。



純資産が極めて低迷しているが、繰り上げ償還は無いと思われる

さて、冒頭で「人気が無い」と書きました。1つ上の項では、そんな不人気な「ダイワつみたてインデックスシリーズを買いましょう」と書きました。

以下、ダイワつみたてインデックスシリーズと、従来からあるDCダイワインデックスシリーズのそれぞれのラインナップの2018年10月29日現在の純資産総額の比較です。ご覧の通り、ダイワつみたてインデックスシリーズのお金の少なさには思わず笑ってしまうほどです。

投資先 ファンドなどの名称 純資産総額(単位:百万円)
日本株式 ダイワつみたてインデックス日本株式 10
DCダイワ日本株式インデックス 66,333
先進国株式 ダイワつみたてインデックス外国株式 8
DCダイワ外国株式インデックス 63,791
日本債券 ダイワつみたてインデックス日本債券 4
DCダイワ日本債券インデックス 8175
先進国債券 ダイワつみたてインデックス外国債券 3
DCダイワ外国債券インデックス 114,998


しかし、繰り上げ償還のリスクはほとんど無いと思います。というのも、1つ上の項で記した通り、それぞれのマザーファンドは同一であり、マザーファンドの資産が多量にある限りは、繰り上げ償還はされないと考えられるからです。

従って、当サイト管理人がもしも大和証券を利用しているとしたら、ダイワつみたてインデックスシリーズを必ずセレクトします。

1つ上の項で「従来のDCダイワインデックスシリーズの信託報酬を下げてくれれば」と書きましたが、DCダイワインデックスシリーズがあれほどたくさんの資金を集めていたら、下手に信託報酬を下げたら大和証券グループの収益に多大な影響を及ぼしますから、従来品を値下げするくらいならば、看板を変えて新商品を出したほうが、よほど得策なのだろうなと想像が付きますね。

新規に大和証券のiDeCoを利用する人は、ダイワつみたてインデックスシリーズを使ってくれれば良いと、彼らは考えているのでしょう。

でも、従来からDCダイワインデックスシリーズを積み立てている人がいたら、いちど全て売却して、低コストのダイワつみたてインデックスシリーズに乗り換えたほうが良いでしょう。

というのも、iDeCoの場合は売却益が非課税ですから、好きな時に好きなようにスイッチングする事ができます。従来品を保有していると、新商品とのコスト差分の利益が減る訳ですから、その額は僅かとは言え、「だったら新しいダイワつみたてインデックスシリーズに切り替えましょう」というのが正解になります。

非課税で売却が可能だというiDeCoのメリットがあれば、万万が一にダイワつみたてインデックスシリーズが繰り上げ償還になったとしても、投資家は特段の税務上の不利益を被る事なく、従来品のDCダイワインデックスシリーズにスイッチングできるので、心配は不要とも言えますね。



iFreeインデックスシリーズを揃えれば良かったのに

ところで大和証券グループには、更にもっと超低コストのiFreeインデックスシリーズも存在します。しかも、iFreeインデックスシリーズもまた、マザーファンドは同一です。つまり、同一品質の投資信託になります。




だったらわざわざ大和のiDeCoだけのためにダイワつみたてインデックスシリーズなど作らないで、iFreeインデックスシリーズをラインナップすれば良いのに、意味が分かりません。

実際に、大和証券のつみたてNISA口座においては、iFreeインデックスシリーズをラインナップしており、余計に意味が分からないですね。

とは言え、大和のiDeCoでiFreeインデックスシリーズを買う事は出来ませんし、ダイワつみたてインデックスシリーズでも十分に満足できるレベルで超低コストです。

大和のiDeCoでは超低コストのバランス型ファンドが無く、初心者には意外と取っつきにくい部分もありますが、もしもきちんと低コストに向き合うつもりならば、例えばダイワつみたてインデックスシリーズの4つのファンドを均等に買い付けるなどしても良いでしょう。

もちろん、一人ひとりのリスク許容度に応じて比率を変える必要があります。価格変動のリスクに耐えられない性格の人は、ダイワつみたてインデックス日本債券の比率を相当に高めてやる必要があるでしょう。

参考アセットアロケーションの決め方


ダイワつみたてインデックスシリーズの購入先

ダイワつみたてインデックスシリーズでの積み立て投資を行う場合は、大和証券のiDeCo口座を開設する必要があります。(大和証券のiDeCo口座専用の商品となります))

大和証券のideco口座開設はコチラから可能です


なお、より低コストのインデックスファンドをセレクトする場合は、SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券イオン銀行もおすすめです。(当サイト管理人はSBI証券、管理人の妻は楽天証券のiDeCoを利用しています)


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