DCニッセイワールドセレクトファンド・低コストで長期投資にふさわしい

ここでは、確定拠出年金(iDeCo)でも購入できるバランス型ファンド、DCニッセイワールドセレクトファンドをご紹介します。資産配分比率の違いにより、債券重視型、標準型、株式重視型の3つのタイプがあります。ご自身に合ったものを選びましょう。

DCニッセイワールドセレクトファンド


基本的な信託報酬も0.2%前後と極めて良心的な低コストであり、運用歴も長く、バランス型ファンドを利用してiDeCo口座などを利用する際の有力候補となりえます。日本国への投資比率が高めなのは、注意が必要です。

ファンド名称に「DC」が付いている通り、以前は確定拠出年金の専用ファンドでしたが、現在は一般の証券口座でも購入可能です。また、証券会社によってはつみたてNISAでも買い付けする事が出来ます。


(2018年9月13日追加)・・・以降、気が付いたら本ページを更新しますが、最新情報を確認したいという人がおられたら、管理人までお知らせください。更新作業を致します。



 


DCニッセイワールドセレクトファンドの基本的な情報

購入単位:1円以上1円単位。一般の証券口座でも購入ができるようになっており、その場合は証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能

信託報酬:以下の通り
ファンドの名称 税抜き信託報酬
DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型) 0.18%
DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型) 0.20%
DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型) 0.22%


信託財産留保額:なし
決算:年1回決算(2月21日)
償還日:無期限(2003年1月10日から運用されています。)
運用:ニッセイアセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ:なし



DCニッセイワールドセレクトファンド、管理人の感想と評価

低コストでオーソドックスなバランス型ファンド

確定拠出年金も含めて、超長期の数十年にわたる投資を行う場合には、国際分散投資が基本中の基本になります。1つの「卵」だけに特化して投資をして、その卵が割れてしまったら、覆水盆に返らずです。卵を同じかごに盛らず、幅広く投資先資産を分散させる必要があります。

DCニッセイワールドセレクトファンドは、投資における基本となる4つの資産、日本株、日本債券、先進国株式、先進国債券に分散投資をする事ができるバランスファンドです。

投資に詳しい人ならば、1つ1つのファンドを自分なりに複数購入して、自分に相応しい資産配分にする事が簡単に出来ますが、投資が趣味ではない人にとっては面倒なことかもしれませんので、そんな時にはDCニッセイワールドセレクトファンドを活用しても良いでしょう。

冒頭に記した通り、信託報酬が非常に低廉であり、良心的なファンドとして評価できます。運用歴も純資産総額(純資産は3つのタイプの合計で約440億円)も申し分なく、安心して長期に資産を託せるファンドと言えます。

相場の状況に合わせて「機動的に資産配分比率を見直す」と謳うようなバランスファンドに、ロクなものはありません。本ファンドのような、オーソドックスな投資信託を選ぶようにしましょう。


資産配分比率の違いで選ぼう

さて、DCニッセイワールドセレクトファンドには、資産配分比率の違いにより、以下のような3つのタイプがあります。それぞれ、簡単に説明します。


●債券重視型の資産配分比率

DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)は、安全資産である国内債券の比率が45%と半分近くを占めており、価格変動が激しいと精神的にシンドイなと感じる、リスク許容度が低い人向けです。短期金融資産もあわせると、50%が安全資産です。

また、短期金融資産及び国内株式と合わせても、国内向けの投資比率が70%にもなり、為替の変動の影響も受けにくいです。

現在の純資産総額は95億円と、3つのDCニッセイワールドセレクトファンドの中では一番少なく、これを選んでいる人はやや少ない状況です。

DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)のポートフォリオ


●標準型の資産配分比率

DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)は、リスク許容度が低い人向けの債券重視型と、高い人向けの株式重視型の間の中間的な位置づけです。

言うなれば「普通の人」向けとなります。5割が日本株と先進国株になっており、株と債券の投資比率が半々になるところが特徴です。

現在の純資産総額は225億円で、DCニッセイワールドセレクトファンドの中ではいちばん人気が高いです。「とりあえずこれでいいか」と適当に選んでいる人も多いと思いますが・笑。

DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)のポートフォリオ


●株式重視型の資産配分比率

DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)は、リスク許容度が比較的高めの人向けです。株式への投資比率が7割に達するので、日々の価格変動は債券重視型と比べるとかなり大きくなります。

個人的には、株式への投資比率が多い方が将来の資産を増やす際には有効なので、投資に慣れてきたら、この程度の資産配分にも慣れて頂きたいなと思ったりもします。現在の純資産総額は239億円で、2番目に多いです。

DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)のポートフォリオ


日本への投資割合が少々多い事には注意

ところで、DCニッセイワールドセレクトファンドの資産配分を見ていると、それぞれのタイプに共通して、日本への投資の割合が高めなのに気づきます。典型的に、ホームカントリーバイアスがかかったファンドとも言えます。

世界経済の中で日本が占める割合は、たったの5%程度に過ぎません。それにもかかわらず、投資先を全世界に広く求めるのではなく、例えば株式重視型でさえも、日本株の投資比率が世界株より多いという、いびつな構造になっている点には、注意が必要です

投資の初心者にとっては外国株式(先進国株式)に投資できるだけでも「偉大な一歩」を踏み出したことにはなりますが、ホームカントリーバイアスが気になるという人は、DCニッセイワールドセレクトファンドとは別に、日本を除く先進国株式ファンドを追加で積み立てると良いでしょう。コストが安いものがあれば、新興国株式ファンドを積み立てても良いと思います。


参考までに、各タイプのリターンを表してみると

さて、DCニッセイワールドセレクトファンドの3つのタイプのリターンを、グラフで表してみましょう。資産配分比率を変えることで、引き受けるリスクが変わってくるわけですが、リスクとリターンは表裏一体で、リスクによってどの程度リターンに差がつくのか、イメージしてもらえればと思います。

DCニッセイワールドセレクトファンドの債券重視型、標準型、株式重視型のリスクとリターンの関係


ご覧のように、リスクの高いものは、価格変動が大きいのが分かると思います。リスクが低いものは、価格変動がマイルドです。債券重視型と株式重視型では、値動きが倍ほどの差になっていますね。この値動きの大きさとご自身のメンタルの平静度合いで、リスク許容度を考えるようにしましょう。

もちろん、リスク許容度が低いからダメという意味でもありません。いくらリスク許容度が低いといっても、確定拠出年金で保険や定期預金だけをやっているような人とは比べ物にならないほどの差が付きますので。

また、若い20代のうちはリスク許容度が高いので株式重視型を選び、30代40代で標準型にスイッチングをして積み立てを継続して、50代以降は安全性重視で債券重視型にスイッチングして更に継続、というような活用の仕方も良いと思います。

あるいは、スイッチングしないで、単に積み立てるタイプを切り替える、と言うだけでも良いですね。3つのタイプが存在すると、ライフステージに合わせて簡単に変更が効くのも、このファンドのメリットと言えます。



管理人おススメの口座

個人型のiDeCoで本ファンドを買い付ける場合

本ファンドを確定拠出年金口座で買い付ける場合、現在のところ、日本生命で取り扱いがあります。個人型のiDeCo口座は様々な金融機関で開くことができますが、ファンドラインナップや口座管理手数料を考えると、次の5社がベストです。

SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券イオン銀行(銀行を使いたい場合)

参考管理人神推しの証券口座(一般の証券口座ならばこちらをご覧ください)


一般の証券口座で買い付ける場合

一般の証券口座では、以下の通りとなります。本ファンドをつみたてNISA扱いで購入できるかどうかは、これらの証券会社のサイト内で確認ください。

楽天証券SBI証券松井証券カブドットコム証券マネックス証券


 


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