AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)はどうか?

AI(人工知能)を用いて、日本を除く先進国と新興国より投資対象銘柄を選定して運用を行うという、いかにも「今風」な設計の投資信託が、AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)です。運用は、2017年9月29日から開始されています。

AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)


AIだったりフィンテックだったり、流行している単語をファンドに使えば、さも優れたリターンを得られるような錯覚に陥りますね。ベンチマークや参考指数も無いようなアクティブファンドですが、今後の運用成績をしっかりと見定めたいと思います。

(2018年4月2日追加)


 


AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)の特徴や基本情報

コストも含めた基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.44%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年1回(9月23日)
償還日:2027年9月24日
運用会社:アセットマネジメントone株式会社
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

2018年2月28日時点での、AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)のポートフォリオは以下の通りです。組み入れ銘柄数は90と、かなり集中投資していますね。

AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)のポートフォリオ



AI(人工知能)活用型世界株ファンド(ディープAI)、管理人の感想や評価

人工知能が銘柄選びを行うようだが、果たして上手くいくのかどうか

本ファンドは一見するとテーマ型投信に見えますが、実際はそうではなく、ファンドマネージャーの代わりに銘柄選定をAIが行う、というものです。下記の説明では、最終的にファンドマネージャーが決定すると書いてありますが、あくまでAIが主役に見えます。

AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)の銘柄選定プロセス


機械に銘柄選定をさせて投資が上手くいくなら苦労はありませんが、ファンドマネージャーが選ぶよりも、何となく本ファンドの方が信用できるような気がするのは、当サイト管理人がアクティブファンドを信用していないからかもしれません。

ま、銘柄選びをAIにやらせても、実際にその銘柄を買ったり売ったりして相場と対峙するのはファンドマネージャーという事なのでしょう。

どうせなら、人間の意志を全く介さないような、完全なるAI活用型ファンドを作っていただくと面白いのですが。これでファンドマネージャーを打ち負かしたら、運用業界はかなりヤバい事になるので、そのようなファンドは作られないかもしれませんが。


運用の優劣は、全世界株式(日本を除く)と比較すると良い

冒頭に記した通り、本ファンドにはベンチマークが存在しません。しかし、マンスリーレポートを見ると、MSCI AC ワールドインデックス(除く日本、税引前配当込)のグラフを記載しており、これを意識しているように見えます。

また、運用先ポートフォリオを見て頂くと分かる通り、MSCI AC ワールドインデックスと同様に、先進国中心に投資しながらも新興国にも一定の投資をしています。

となれば、本ファンドの購入を検討している投資家は、同指数をベンチマークとする下記の2つのインデックスファンドとリターンを比べてみて、それを長期間上回るようならば、資金の一定額を振り向けても良いかなと判断できます。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(信託報酬0.142%)
野村つみたて外国株投信(信託報酬0.19%)

AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)と全世界株式のインデックスファンドとのリターン比較
(2018年4月時点では、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の運用期間が短すぎるので、上の図からは省いています。将来的には図に含めます。)


半年間の比較にしかなりませんが、今のところはAI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)のほうが、リターンが良い傾向にあるようです。

ただし、アクティブファンドの実力を見るには、最低でも1年は経過を見ない事には何とも言えません。できれば、3年程度経過後に判断するほうが良いでしょう。

しかも、本ファンドは年間の信託報酬が1.44%と、かなりの高コストです。今後、このような高コストが運用の足を引っ張る形の本ファンドが、全世界株式の平均的な数値に勝利する事ができるのかどうか、見ものですね。



AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)の購入先

AI(人工知能)活用型世界株ファンド(愛称:ディープAI)は、以下の証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券フィデリティ証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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