DIAMベトナム株式ファンド(愛称:ベトナムでフォー)・・・よほどベトナムへ集中投資して「フォー!」と叫びたい人だけの投資信託

DIAMベトナム株式ファンドは、ベトナムVN指数を参考指数とする、ベトナム1国の株式のみに投資するアクティブファンドです。2015年6月15日より運用されています。

ファンドの愛称が「ベトナムでフォー」であり、馬鹿馬鹿しい名称だなと思うと同時に、こいつの姿を連想してしまいますね・笑。ちなみにベトナムでフォーと言っても、レーザーラモンHGがベトナムで闇営業している訳ではありませんので、吉本興業、ご心配なく。




肝心のDIAMベトナム株式ファンドの評価としては、配当抜きの参考指数に劣る運用成績のくせに超高コストであり、購入の必要は全くありません。レーザーラモンHGが「フォー!」と雄叫びを上げる以外には、魅力はありません。


(2019年8月29日追加)・・・以降、気が付いたら本ページを更新しますが、最新情報を確認したいという人がおられたら、管理人までお知らせください。更新作業を致します。



 


DIAMベトナム株式ファンドの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 マネックス証券にて100円より購入可能。
信託報酬 年率1.73%(税抜)
信託財産留保額 0.5%
運用期間 2025年6月2日まで(10年間)
決算 年1回(6月1日)。設定来、分配金は一度も出さず効率的に運用されています。
ファンド運用方式 DIAMベトナム株式ファンドが、直接ベトナム株式に投資しています。

DIAMベトナム株式ファンド ベトナム株式に直接投資
運用会社 アセットマネジメントONE株式会社
為替ヘッジ なし


このファンドのポートフォリオなど

2019年7月31日時点でベトナム株式計36銘柄に投資しています。組入上位10業種と組入上位10銘柄の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

DIAMベトナム株式ファンド(愛称:ベトナムでフォー) 組入上位10業種と組入上位10銘柄の構成比率



DIAMベトナム株式ファンド、管理人の感想や評価

配当抜きの参考指数に対しても劣るリターンしか出せていない

DIAMベトナム株式ファンドの運用方針は、目論見書に以下の図が記されていますが、この程度の事はアクティブファンドの運用としてはごく当たり前の内容です。

DIAMベトナム株式ファンド 運用方針イメージ


当たり前の事をやっていながら、アクティブファンドとして肝心なリターンは、参考指数であるベトナムVN指数に劣っており、購入価値は全くありません。

以下が、運用報告書記載のファンドと参考指数の年毎の騰落率比較表です。4回の決算のうち、一番右端の2019年6月決算以外はファンドのリターンは参考指数に大負けしています。

DIAMベトナム株式ファンドと参考指数の年毎の騰落率比較表


更に、ファンドには配当分が含まれているのに対し、参考指数は配当抜き指数です。そのため、本来は配当込み参考指数と比較する必要があり、リターン差はもっと大きくなります。

アクティブファンドが参考指数よりもリターンが良い場合は、運用報告書や月報でそれを熱心にアピールしてきます。

本ファンドのように、基準価額と参考指数を比較したグラフも無く、分かりにくい表でのみ勝敗が表されている場合は、まず間違いなくリターンが悪いと判断できます。



実質コストが年2.3%(税込)の超高コストファンド

また、運用報告書記載の1万口当たりの費用明細は以下です。これより実質コスト2.273%(税込)だと分かります。極めて高コストですね。

DIAMベトナム株式ファンド 運用報告書記載の1万口当たりの費用明細


本ファンドのリターンが悪いのは、ファンドとしての運用手腕の下手さもありますが、ここまでの高コストのせいで、その分のリターンを削っている事も大きいです。長期で保有すればするほどリターンを削るため、長期投資には全く不向きです。

資産形成の基本は、分散と低コストです。アセットアロケーション決定後の新興国株式部分には、新興国全体に徹底して分散投資でき、本ファンドよりはるかに信託報酬の低い、お勧めの新興国株式インデックスファンドを割り当てるのが基本です。



集中投資した人はどうだったのか

投資の基本は分散投資にありと言っても、どうしても集中投資が良いという人も沢山いると思います。では、ベトナム一国に投資した場合と、新興国全体に分散投資した場合は、どんな成果の違いが有ったのでしょうか。

以下のいくつかのインデックスと共に、DIAMベトナム株式ファンド(愛称:ベトナムでフォー)を見てみます。

MSCIエマージング・マーケット・アジア・インデックス(配当込み)
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)
・MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本・配当込み)

ベトナムへの集中投資と国際分散投資の比較


結果は、新興国に分散投資するよりも、かなり良好なリターンを出しています。「集中投資の方が良いではないか」と言われてしまいそうですね。

ただ、もっと全世界(先進国+新興国)に広く分散投資をするMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本・配当込み)と比べると、ベトナムへの集中投資のほうがわずかですが負けています。

また、新興国全体との比較においても、ここ最近の2年は大きく勝っているものの、その前の2017年は大きく負けていますし、結局のところ、ベトナムへの集中投資が上手く行くのかそうでないのか、単に運不運に左右されるだけの様です。

おまけに、ベトナムへの集中投資は価格変動リスクが非常に高いですから、普通はそれに耐えるのは容易ではありません。結局のところ、「全世界に分散投資をしておけば良いのではないですか?」という話しに落ち着きそうです。

こういったコストの高い投資信託を買うくらいなら、ベトナムのフォーでも食っていたほうがコスパが良いのではないでしょうか?

ベトナムのフォー



DIAMベトナム株式ファンド(愛称:ベトナムでフォー)の購入先

DIAMベトナム株式ファンド(愛称:ベトナムでフォー)をノーロードで購入できる証券会社は以下の通りです。

マネックス証券


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