デジタル情報通信革命(愛称:0101)・・・日本でIT分野に投資したところで、全く報われないという事を実証してしまった投資信託

デジタル情報通信革命(愛称:0101)は、TOPIX参考指数とし、情報通信関連の日本株に投資するテーマ型アクティブファンドです。1991年9月1日より運用されています。アクティブファンドとしての運用方針は以下となっています。

「次世代の情報・デジタル通信・マルチメディア等に関連する銘柄に投資」
「情報通信機器、情報関連サービス、情報ソフト、通信・放送等に関連する事業を営む企業およびこれらを利用することによって、経営の効率化が図られると期待される企業の中から、銘柄の選定を行なう」

デジタル情報通信革命(愛称:0101)


しかしながら、設定来のリターンは参考指数を大きく下回っている残念なアクティブファンドです。デジタル情報通信革命などと言っていないで、まずはご自身のファンド運用に革命を起こして頂きたい気分になります。


(2019年8月28日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


デジタル情報通信革命(愛称:0101)の基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券など主要ネット証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率1.52%(税抜)
信託財産留保額 なし
運用期間 2024年8月20日まで(25年間)
決算 年1回(8月20日)。
ファンド運用方式 デジタル情報通信革命が直接、日本の株式に投資しています。
運用会社 大和投資信託
為替ヘッジ なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオなど

2019年7月31日時点で日本株計101銘柄に投資。市場別組入比率、業種別組入比率、組入上位10銘柄の構成比率はそれぞれ以下の通りです。情報・通信業が65.6%と多いことが特徴です。

デジタル情報通信革命 市場別組入比率、業種別組入比率、組入上位10銘柄の構成比率



デジタル情報通信革命(愛称:0101)、管理人の感想や評価

参考指数を大きく下回るリターンしか出せていないアクティブファンド

デジタル情報通信革命は、情報通信関連の日本株式に投資しています。ただ、設定来(1991年9月1日以降の過去約28年)のリターンは、参考指数であるTOPIXを以下のように大きく下回っています。

デジタル情報通信革命(愛称:0101) 設定来のリターンとTOPIXとの比較グラフ


設定来のファンドのリターンは-39.1%であるのに対し、TOPIXの騰落率は+7.4%とプラスであり、大敗しています。

しかもTOPIXは配当抜き指数のため、実際は年1.5%~2.0%程度の毎年の配当を加えたTOPIX(配当込み)と比較する必要があり、その場合はこの差はもっと大きくなります。

設定来だけでなく、過去1年、3年、5年でもリターンはTOPIXより悪く、正直、どうやるとここまでTOPIXにリターンが負けられるのか疑問です。上のグラフにあるように、純資産総額も右肩下がりで減っており、繰上償還も心配されるレベルです。

アクティブファンドの存在価値はベンチマークや参考指数を上回るリターンを上げることですから、その意味では、本ファンドはアクティブファンドとしての存在価値は全くありません。

であれば、最初から本ファンドのような信託報酬が1.52%もする高コストファンドではなく、最初から信託報酬がはるかに低いTOPIXインデックスファンドを選択すれば良いだけです。

・・・と、このような事を書いておりますが、日本のIT関連銘柄に投資したところで全く報われないという実証実験をして頂いているようでもあり、どうも、投資家としてテンションが下がる感じがしてきます。ハイテク関連は、やはり米国ですかね。



インデックスファンドにもリターンが大きく負けているアクティブファンド

本ファンドと、TOPIXインデックスファンドの1つである<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.14%)との過去3年のリターンを比較したものが以下になります。

・デジタル情報通信革命(愛称:0101): +9.07%
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド: +22.45%

デジタル情報通信革命(愛称:0101)と<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドとの過去3年のリターン比較グラフ


ニッセイTOPIXインデックスファンドの方が本ファンドよりはるかにリターンが高く、本ファンドのリターンの酷さがわかります。

そもそも投資対象を情報通信関連銘柄に絞る必要もなく、この運用手腕の悪さと信託報酬の高さから考えると、今後のリターン改良も期待薄です。

資産形成は低コストと幅広い分散が基本です。個々のアセットアロケーションの決定後の日本株式部分には、お勧めの日本株式インデックスファンドにあるような、投資対象に十分分散が効いた、低コストのファンドをメインとすべきでしょう。



デジタル情報通信革命(愛称:0101)の購入先

デジタル情報通信革命(愛称:0101)をノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券松井証券岩井コスモ証券など多数


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