バランスファンドの選び方

これから投資信託の購入をして、いよいよ投資デビューを考えていらっしゃる方からのご質問です。初心者の方にありがちな質問となりますので、他の方も参考にして下さいね。

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バランスファンドをどれに決めたらよいのか分からない

2015年2月:robi100様(男性・20代)よりのご質問

資産形成に投信を始めようと思い、貴HPを参考にさせて頂いています。

積立額最大を月2万として、ひとつは投資理念に共感できそうで、そもそも投信に興味をもったきっかけとなった本の著者の中野社長のセゾン投信からセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに1万円をと考えております。

しかし、年齢的に債券が多すぎると感じもう少しリスクを取りたいと考えています。

そこで新興国株式比率が多いバランスタイプの世界経済インデックスファンド(株式シフト型)か、アクティブファンドのセゾン資産形成の達人ファンドどちらかに5000円積立を行うか、単一のEXE-i 新興国株式ファンドに5000円積立を行うか悩んでおります。

まだ調べはじめたばかりということもあり、決めかねています。こういう場合どう決めていけばいいのでしょうか?

(残り5、000円はニッセイ外国株式等といった、信託報酬の安い投信や、eワラント等に回そうと考えていますが、まだ決めかねています上記3つの投信2つに5000円ずつというのもよさそうなので。リートはローンを組んでいる持ち家が不動産資産としてあるため考えていません。)

また、最近景気が上向きになり、どの投信もかなり成績がいいです。おそらく数年の間にある程度の下落は確実にあるのでは無いかと思うのですが、それを待ち投信を始めるか、早めにはじめ、ドルコスト平均法でコツコツつみたてていくのがいいのかこちらも悩んでおります。

何かアドバイス等いただければと思います。よろしくお願いいたします。

 


ご回答:アセットアロケーションが決まれば、すぐに解決

最初に、ご自身のアセットアロケーションを決定しましょう

これから投資の世界に入っていかれるという事で、実に素晴らしいですね。管理人は20代の頃はフィナンシャルリテラシー皆無でしたから、投資の世界に入るまで、20年くらい無駄な時間を過ごしました。複利効果は時間を味方につけるほど最強ですから、robi100さまが実に羨ましいです!

さて今回の質問ですが、投資に入る時は、どなたも共通して迷うところです。なぜ投資信託選びが難航するのかと言うと、投資の設計図が無いからです。図面を起こさないで、マイホームを建築するようなものなんですね。


アセットアロケーション


投資信託を使った長期分散投資における設計図、それはアセットアロケーションです。

ご自身の年収、現在の貯蓄、資産がどの程度目減りしても動揺しないでいられるかなどのリスク許容度(←ここ、超大事)、年齢などなどを総合的に考えていただいて、決定します。

こちらをお読み下さいアセットアロケーションの決め方は?


アセットアロケーションが決まってしまえば、信託報酬の安いバランス型ファンドを1本選び、足りない部分を低コストのインデックスファンドで補充してやればOKです。

もちろん、理念に共感したセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを選んで、足りない部分を個別の投資信託で補足するのもOKです。

セゾンのファンドを2つ保有するのは、一企業に対して全面的にご自身の投資をゆだねる事になり、もしもセゾン投信が倒産でもしたら大変な事になりますので、個人的には投資信託の購入先を分けたほうが良いと思います。

(セゾンの倒産リスクは極めて少ないでしょうが、30年40年の投資人生は長く、途中で何が起こるか分からないので。仮に倒産しても、資産は信託銀行で管理されますので、お金が消失することはありません。)

なお、バランスファンドを複数所有することについては、アセットアロケーションの計算が面倒ですし、ここに個別の投資信託を入れたりすると年に1回のリバランスが非常に面倒な事になり、投資が趣味の人以外はやる気を失いますので、避けたほうが良いでしょう。

アセットアロケーションに関しては、本当に1人1人、全く違うものになります。他の人がどのようなアセットアロケーションになっているのか気になる場合は、下記コンテンツをご参考ください。

⇒参考:有名人のアセットアロケーション


ところで、投資信託の積み立て投資は良いとして、投資初心者の方がいきなりeワラントのような賭博の世界に足を踏み入れるのは、賛成しかねます。

投資ではなくて投機の世界で勝ち残るのは、投資の初心者の方が考える以上に、とてつもなく難しい世界です。

どんなものか一度試して頂くくらいならば良いでしょうが、もしも本格的になさるのであれば、今までの自分の人生ではかつてなかったくらいの勉強をしていただいて、かつ、マインドに関する本も10冊くらいは最低限読んでいただいた上で、チャレンジされることをおススメします。


 


投資時期は、・・・思い立ったその瞬間に行いましょう

投資を始める時期につきましては、ドルコスト平均法を用いて積み立て投資をする時点で、タイミングを一切読まない投資をなさるという事ですから、思い立ったら吉日で、すぐに投資を開始していただいて問題はありません

実は理屈的には、ドルコスト平均法を使った投資でも、例えば100万円を今すぐ投資するのでも、理論的に投資成果に違いがあるわけではありません。

⇒参考:月に何回積み立て投資をするのが良いのか?


でも、robi100さまは今の相場が高すぎると予想しているから、どうしようか迷っているわけです。迷う場合はドルコスト平均法で対応する以外、他に方法は有りません。

テクニカル分析をして、相場の底を読むという手段もありますが、30年などの長期に渡って投資をする事を前提とすると、目先の相場の底などと言うのはほとんどどうでもよいレベルになります。

コツコツと積み立て投資をなさりつつ、もしも今後ガッツリと相場が下げた場合、その時は余剰資金を投入して、余裕で追加投資をするくらいのスタンスが良いでしょう。


 


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