eMAXIS 新興国リートインデックスの評価

eMAXIS 新興国リートインデックスは、S&P新興国リートインデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとするノーロードの新興国REITインデックスファンドです。

日本初の新興国REIT(不動産投資信託)に投資する低コストのインデックスファンドとして、2013年11月18日よりeMAXISインデックスシリーズに新たに追加されました。

(2016年3月9日更新)



 


eMAXIS 新興国リートインデックスの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.60%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(1月26日)。設定来一度も分配金を出さず運用できています。

・資産配分比率: ベンチマークであるS&P新興国リートインデックスを構成する南アフリカ、メキシコ、マレーシア、タイ、トルコ、台湾、ギリシャの7ヶ国のREIT計37銘柄に投資(2016年2月29日時点)

eMAXIS新興国リートインデックス 国別組入比率
投資国 比率
 南アフリカ  41.25%
 メキシコ  32.97%
 マレーシア  7.63%
 タイ  7.56%
 トルコ  6.80%
 台湾  2.80%
 ギリシャ  0.99%


eMAXIS新興国リートインデックス 業種別構成比率
投資国 比率
 各種・分散投資型  55.20%
 店舗用  25.04%
 工業用  8.01%
 住宅用  5.45%
 ホテル・リゾート  2.50%
 専門・その他投資型  2.31%
 オフィス  1.49%


組入上位15銘柄の構成比率は以下の通りです。

eMAXIS 新興国リートインデックス 組入上位15銘柄の構成比率

・償還日:無期限
・運用:三菱UFJ国際投信株式会社
・為替ヘッジ:なし


eMAXIS 新興国リートインデックス・管理人の感想と評価

最初に設定された新興国リートインデックスファンドとして高く評価できます。

株式や債券は、国内、先進国、新興国にそれぞれ投資できるインデックスファンドがあるにも関わらず、リートについては国内リートや先進国リートファンドしかなく、新興国リートには投資できませんでした。

eMAXIS 新興国リートインデックスは新興国リート市場全体にこれ1本で分散投資でき、信託報酬も年0.60%(税抜)と低コストです。

2014年11月に運用が開始された(ベンチマーク、信託報酬とも同一の)SMT 新興国REITインデックス・オープンと共に貴重な新興国リートインデックスファンドです。

もちろん、南アフリカに約41%、メキシコが約33%と大変偏った国別配分になっているため、特にこの2ヶ国の為替レートや政治、地政学リスクの影響を受けることには注意が必要です。新興国のリートの市場規模も、世界全体のリート市場の約4%程度しかなく、流動性も低いです。

eMAXIS 新興国リートインデックスのベンチマークである、S&P新興国リートインデックスが対象とするREITは、わずか37銘柄とまだまだ少ないです。

また、2014年1月決算時の当ファンド初の運用報告書記載の費用明細は、以下の通りです。これより実質コストは、1.498%(税込)と、信託報酬の2倍以上になっています。やはり新興国は、先進国よりも取引コストがかかることがわかります。

eMAXIS新興国リートインデックス 1万口あたりの費用明細


ただ、ライバルのSMT 新興国REITインデックス・オープンの実質コストは年2.41%(税込)と高く、新興国リートインデックスファンドであれば、本ファンドの方が低コストです。

このように新興国リートファンドはまだまだコストが高めですが、例えば内藤忍氏がワインファンドと共にビジネスとして勧めているインドネシアやマレーシアの、いわゆる「海外不動産投資」ツアーに出かけて行って、ろくに現物も見ずに実物不動産を買い付けるよりはよほど低コストかつリスクも小さいです。

 内藤忍と行くフィリピン不動産視察ツアーの画像
 (画像は旅行会社HISより拝借しています)


しかもファンドなのでいつでも購入、売却でき、流動性も抜群です。アジアの現物不動産投資を素人が無理に行う必要性は、このファンドの登場で無くなったとさえ言えるでしょう。

さらに言えば、eMAXIS 新興国リートインデックスはノーロード投資信託です。怪しげな不動産投資物件に高額な手数料を支払って買い付ける愚を犯すことなく、販売手数料無料でいつでもアジア不動産を好きな時に好きなように売買できるというのは、本当に素晴らしい事です。

ファンドとして保有した場合、値動き自体は新興国株式クラスよりも激しい(リスクが高い)ことが予想されます。アセットアロケーションに組み込む場合も、ほんの一部にとどめておく方が良いでしょう。

また、<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドであれば、先進国リートはもちろん、eMAXIS 新興国リートインデックスが投資対象とする新興国のリートも幅広く投資対象としています。

従って、先進国と新興国リートには、信託報酬も年0.45%(税抜)と低い<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド1本でまとめて投資するのも良いですね。



eMAXIS 新興国リートインデックスの購入先

eMAXIS 新興国リートインデックスは、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

フィデリティ証券SBI証券カブドットコム証券マネックス証券楽天証券野村ネット&コールSMBC日興証券(ダイレクトコース)立花証券ストックハウス、東洋証券、エース証券、ひろぎんウツミ屋証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ソニー銀行、親和銀行、横浜銀行、武蔵野銀行、北海道銀行、熊本銀行、福岡銀行

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