eMAXIS 国内リートインデックス・・・低コスト化に遅れを取るファンド

eMAXIS 国内リートインデックスは、東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとする日本リートインデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズの1つとして、2009年10月28日より運用が開始されました。これ1本で、東証に上場しているJ-REIT全てに浮動株調整時価総額比率で分散投資できます。

eMAXIS 国内リートインデックス


設定当時は信託報酬の低い日本リートインデックスファンドでしたが、今でははるかに信託報酬の低いファンドがあり、完全に時代遅れの高コストファンドとなっています。


(2019年2月16日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 

eMAXIS 国内リートインデックスの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券など主要ネット証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率0.40%(税抜)(“受益者還元型”信託報酬率として、純資産が500億円以上1000億円未満部分は年率0.38%、1000億円以上部分は年率0.36%。)
信託財産留保額 0.3%
運用期間 無期限
決算 年1回(1月26日)。設定来一度も分配金を出さず、効率的に運用されています。
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ なし(投資対象に為替リスクはありません)


「東証REIT指数マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

eMAXIS 国内リートインデックス ファミリーファンド方式構造


このファンドのポートフォリオなど

J-REIT計61銘柄に分散投資(2019年1月31日時点)。組入上位10銘柄、用途別組入比率のそれぞれの構成比率は以下の通りです。

eMAXIS 国内リートインデックス 組入上位10銘柄、用途別組入比率のそれぞれの構成比率



eMAXIS 国内リートインデックス、管理人の感想と評価

「時代遅れ」的に信託報酬の高いファンド

本ファンドは、2015年夏ごろまでは、ライバルのインデックスファンドである、SMT J-REITインデックス・オープン野村インデックスファンド・J-REITと信託報酬0.40%(税抜)で並び、信託報酬が最安の日本リートインデックスファンドでした。

ただ、その後、2015年秋ごろから始まったインデックスファンドの超低コスト化競争により、後発の新設ファンドが続々と登場し、今では以下のようなずっと低信託報酬のファンドがあります。

Smart-i Jリートインデックス(信託報酬0.17%)
<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンド(信託報酬0.25%)
たわらノーロード 国内リート(信託報酬0.25%)


0.4%でもまずまずの信託報酬だとは思いますが、流石にライバルがあまりにも圧倒的に低コストなため、相対的にeMAXIS 国内リートインデックスはコストが高く感じてしまい、魅力が少なくなったと言えます。


後発の低コストインデックスファンドよりも高いリターン

ただし、eMAXIS 国内リートインデックスは上記の信託報酬の低い3つのファンドよりも高いリターンを上げています。以下が各ファンドの過去約1年6ヵ月のリターンです。

・eMAXIS 国内リートインデックス(信託報酬0.40%):+15.54%(グラフオレンジ線
・たわらノーロード 国内リート(信託報酬0.25%): +15.43%(グラフ緑線
・Smart-i Jリートインデックス(信託報酬0.17%): +15.27%(グラフ青線
・<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンド(信託報酬0.25%): +15.21%(グラフ赤線

eMAXIS 国内リートインデックスのSmart-i Jリートインデックス、<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンド、たわらノーロード 国内リートとの過去のリターン比較グラフ


意外にも4ファンドの中では、最も信託報酬の高いeMAXIS 国内リートインデックスが、いちばん高いリターンを出しています。

他のファンドは途中で信託報酬を段階的に引き下げているものもあり、過去1年半程度では信託報酬の低さがリターンに反映されにくいですが、今後は運用期間が長くなるほど、信託報酬の低さはリターンの高さに現れてくると考えられます。

そのため、ご自分のアセットアロケーションの中の日本リートクラスには、お勧めの日本リートインデックスファンドにあるような、本ファンドより低コストのファンドを選ぶべきです。

ただし、日本のリート市場は株式や債券に比べ規模が小さいため、値動きも激しいです。利回りだけに惑わされることなく、日本のリートへの投資比率はリスク資産の部分の、多くても10%未満にとどめておいた方が良いでしょう。



eMAXIS 国内リートインデックスの購入先

eMAXIS 国内リートインデックスは販売先に無関係にノーロードです。購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)松井証券岡三オンライン証券立花証券ストックハウス野村證券岩井コスモ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ銀行ジャパンネット銀行ソニー銀行荘内銀行北都銀行ゆうちょ銀行


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