eMAXIS日経225インデックス・・・地方銀行の主力インデックスファンド

eMAXIS日経225インデックスは、日経平均株価(日経225)をベンチマークとする日本株式インデックスファンドです。eMAXISシリーズの1つとして、2009年10月28日より運用が開始されました。




信託報酬は0.40%(税抜)となり、今では低コストインデックスファンドとは言えない水準です。全く同じ品質で、コストが半分以下のファンドが登場していますから、そちらへの切り替えを図るほうが合理的です。


(2018年9月19日更新) ・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。


 


eMAXIS 日経225インデックスの基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券にて100円より購入可能。
信託報酬年率0.40%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(1月26日)。設定来1度も分配金を出しておらず、無駄な税金も取られずに効率的に運用されています。
償還日:無期限
運用:三菱UFJ投信株式会社
為替ヘッジ:なし(投資対象の日本株式に為替リスクはありません。)


このファンドのポートフォリオ

2018年8月31日現在で、日経平均225銘柄に分散投資。組入上位10業種と15銘柄の構成比率は以下の通りです。業種で見ると、きっちりとベンチマークとファンドが同じ比率で並んでおり、いかにもインデックスファンドという感じです。

eMAXIS 日経225インデックスのポートフォリオ



eMAXIS 日経225インデックス、管理人の感想と評価

現在は、更にコストが半分以下のインデックスファンドが存在

日経平均株価をベンチマークとするインデックスファンドとして、信託報酬が年0.40%と低めであり、マザーファンドも十分な規模で長期間運用されているため、安定運用にも問題ありません。

しかし、本ファンドが設定された2009年から約10年近い月日が流れ、今では本ファンドよりもはるかに低コストとなる、以下の日経平均インデックスファンドが登場しています。

0.4%も0.159%も、ほとんど変わりは無いと思う人もおられると思いますが、このコスト差の分だけあなたの受け取るリターンが変わってきますので、より緻密に投資をする場合は、インデックスファンドの場合はとにかくコストを重視したいところです。

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)(信託報酬0.159%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド(同0.159%)


分かりやすくするために、少々非現実的な1億円という数字で説明しますと、eMAXIS 日経225インデックスでは年間に40万円のコストがかかります。一方で信託報酬が0.159%だと、この金額は15万9000円になります。

その差は24万1000円にもなる訳で、何もしないで24万円も差が付くのであれば、コストが安い方が良いに決まっています。インデックスファンドの場合は、まずコストから見てゆく事を心掛けましょう。


eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)というファンドに乗り換えましょう

ところで、上の項で、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)というファンド名を出しました。eMAXIS 日経225インデックスと同様に、「eMAXIS」という名称が付いています。

実はこれらは、中身が全く同一の姉妹ファンドと言っても良いもの同士です。eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、日本一の超低コストであるeMAXIS Slimインデックスシリーズのラインナップの1つです。そして、eMAXIS Slimインデックスシリーズは、eMAXISシリーズの派生商品なのです。非常に紛らわしいですね。

今後、「eMAXIS」という名前を見かけたら、必ずその後ろに「Slim」という文字が付け加えられているものを買うようにして下さい。

eMAXIS 日経225インデックスのマザーファンド


ご覧のように、赤枠のベビーファンドの名称に違いはあるものの、その投資先の青枠のマザーファンドは同一ですから、リターンが同一になります。

しかし、両者のコストは異なりますので、コストの高い本ファンドは、超低コストのeMAXIS Slimには必ず敗北する事になります。

であれば、最初からeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)に投資するか、あるいは既に本ファンドに投資している人ならば、利益が出ている場合は本ファンドは放置して、次の購入時より、eMAXIS Slimに切り替えましょう。

これは、売却益に税金がかかるのを防ぐためであり、仮にeMAXIS 日経225インデックスが含み損失を抱えていた場合は、売却しても税金はかかりませんから、その場合は一括で売却をして、ただちにeMAXIS Slimに乗り換えましょう。


eMAXIS 日経225インデックスは、何のために存在するのか?

ここまでご覧になると、「では何のために、高コストのeMAXIS 日経225インデックスなど残しておくのか?」と疑問を持たれるかもしれません。

eMAXIS Slimインデックスシリーズは店頭では売られておらず、事実上、ネット証券でしか購入できません。それに対して、eMAXISシリーズは銀行や地方の証券会社などの店頭で販売するためのインデックスファンドという位置づけになっているからです。

eMAXIS 日経225インデックスの販売会社


eMAXISシリーズは、現在、上記の販売会社経由で広く売られており、一部の金融機関では、インデックスファンドを売るときの主力商品となっています。

本来ならばeMAXIS Slimシリーズを売ってくれれば良いのですが、コスト的に信託報酬が0.1%台まで下がると、店頭で人件費をかけてまで売るような事は到底無理で、信託報酬0.4%のeMAXIS 日経225インデックスが精一杯といったところだと思います。

当サイトでは、ネット証券を活用できることが大前提となりますので、eMAXIS 日経225インデックスではなく、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)をお勧めします。

ただし、ネット証券を使いたくない人については、eMAXIS 日経225インデックスであっても無茶苦茶な高コストと言う事は全くありませんので、引き続いての利用でも、特段の問題がある訳ではありません。


分散投資の観点からはTOPIXが望ましい

日本株式クラスのファンドを選ぶ際に、日経平均型が良いのか、TOPIX型が良いのか悩むところだと思います。

投資信託が「1つの器にたくさんのおかずを盛る事の出来る道具」である事を考えると、よりたくさんの銘柄に分散投資が出来る(東証1部上場の約1800銘柄全てに投資できる)TOPIX型の方がより望ましいと言えます。

日経平均株価は、組み入れられている、値がさ株(価格が高い株式)の影響を強く受け、必要以上に指数が上下する事が有ります。その意味からもTOPIX型の方が望ましいでしょう。

TOPIX(東証株価指数)をベンチマークとするインデックスファンドであれば、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドが、共に信託報酬が年0.159%(税抜)と最も低いです。どちらかを選べば問題ないでしょう。

参考日経平均連動型とTOPIX連動型ファンド、日本株式としてはどちらが有利?



eMAXIS 日経225インデックスの購入先

eMAXIS 日経225インデックスをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券 SMBC日興証券岡三オンライン証券ジャパンネット銀行 野村證券、その他の全国の証券会社や地方銀行


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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