eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)の評価

eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)は、JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(円ヘッジ)をベンチマークとする為替ヘッジ付きの米ドル建て新興国債券インデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズに、eMAXIS 豪州債券インデックスeMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)と共に、2016年7月1日より運用が始まりました。

為替ヘッジ付きの米ドル建ての新興国債券インデックスファンドは、既にベンチマークも信託報酬も全く同一の野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型(Funds-i 新興国債券・為替ヘッジ型)があります。後発にも関わらず、既存ファンドと同じ信託報酬で今頃なぜ設定されるのか不明なファンドです

参考:eMAXISインデックスシリーズの評価とまとめ

(2016年10月15日更新)


 


eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)の基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.60%(税抜)(純資産が500億円未満時)
 純資産が500億円以上1000億円未満部分は年率0.58%、1000億円以上部分は年率0.56%。
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(1月26日)。
・資産配分比率: 米ドル建て新興国国債75銘柄に投資(2016年9月30日時点)

投資対象国債の格付け分布は以下の通りです。
投資不適格債(ジャンク債)である格付けBB格以下の国債が約45%(32銘柄)と半数近いことには注意が必要です。

eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)債券格付け分布


投資対象国債(米ドル建て)の国別構成比率は以下の通りです。

eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり) 国別構成比率

最終利回りは年4.70%、平均残存年数は13.15年です。

・償還日:無期限
・運用:三菱UFJ国際投信
・為替ヘッジ:あり

eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり) ファミリーファンド形式

「ヘッジ付き新興国債券インデックスマザーファンド」にファミリーファンド形式で投資します。



eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)、管理人の感想と評価

平凡な信託報酬のインデックスファンドで魅力なし

為替ヘッジ付きの米ドル建ての新興国債券インデックスファンドとしては、既に同じ信託報酬0.60%(税抜)でベンチマークも同一の野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型があります。

野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型は、既に2010年から運用されており、本ファンドをこれからわざわざ選ぶ理由は特にありません。

eMAXISインデックスシリーズには、本ファンドを含むeMAXIS 豪州債券インデックス、eMAXIS先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)の計3ファンドが2016年7月1日より追加され、計31ファンドとなりました。

ラインナップ数を揃えるという戦略に出ていますが、投資家にとってはメインとなるべき資産クラスの低コストインデックスファンドがあればラインナップ数は特に重要ではありません。


“受益者還元型”信託報酬率を導入したが、実質的には下げる気なし

三菱UFJ国際投信が「eMAXISインデックスシリーズ」に適用する、“受益者還元型”信託報酬率が初導入されるファンドとなります。具体的には、以下のように純資産額に応じて信託報酬が下がるという仕組みです。

eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり) 受益者還元型”信託報酬率


とはいえ、受益者がコスト低減の恩恵を受けるのは、最低でも1ファンドの純資産が500億円以上になる必要があり、eMAXISインデックスシリーズとしてはまだまだはるか先です。

本ファンドのような為替ヘッジ付きの新興国債券に投資するファンドは為替ヘッジコスト分だけ期待リターンも下がり、投資のメインとなる資産ではありません。
純資産500億円はほぼない(=信託報酬は下げる気はない)と考えてよいでしょう。

参考:アセットアロケーションに為替ヘッジ付きの投資信託を入れるのはアリ?

eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)の購入先

eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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