eMAXIS Slim 新興国株式インデックス・・・コスト最安の本命ファンド

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、MSCIエマージング・マーケット・インデックスベンチマークとする新興国株式インデックスファンドです。2017年7月31日より運用が始まりました。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス


eMAXISインデックスシリーズに加わった、超低コストファンドシリーズのeMAXIS Slimインデックスシリーズの中の新興国株式インデックスファンドです。(この部分、ややこしいですね・笑)

低コストのライバルファンドに対抗して、以下のように3度の信託報酬引下げを行い、信託報酬最安の新興国株式インデックスファンドとなっています。

・2017年11月10日に信託報酬を当初の0.34%(税抜)から0.339%に引下げ。
・2017年12月13日に信託報酬を0.19%に大きく引下げ。
・2018年7月25日に信託報酬を0.189%に引下げ。


(2019年7月11日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券など主要ネット証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率0.189%(税抜)(純資産が500億円未満時)・・・受益者還元型信託報酬として、純資産500億円以上1000億円未満部分は年率0.184%、1000億円以上部分は年率0.179%。
信託財産留保額 なし
運用期間 無期限
決算 年1回(4月25日)。設定来、分配金は一度も出さず効率的に運用されています。
ファンド運用方式 「新興国株式インデックスマザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス ファミリーファンド方式構造
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ なし


このファンドのポートフォリオなど

新興国株式計1164銘柄に投資(2019年6月28日時点)。組入上位10ヶ国と10業種の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 組入上位10ヶ国と10業種の構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 組入上位10銘柄の構成比率



eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、管理人の感想と評価

信託報酬最安の新興国株式インデックスファンド

本ファンド設定時の信託報酬は当初0.34%でしたが、2017年10月に新規に登場した信託報酬最安の新興国株式インデックスファンドの<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドに対抗して、2017年11月10日に信託報酬が0.339%に引き下げられました。

さらにその後、新規設定されたベンチマークが異なるSBI・新興国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(新興国株式))(信託報酬0.19%)に対抗、2017年12月13日に信託報酬を同じ0.19%と大きく引下げました。

そして三度、2018年7月13日に信託報酬を0.189%に引下げた<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンドに対抗して、2018年7月25日に本ファンドも信託報酬を0.189%に引下げてきました。

eMAXIS Silmインデックスシリーズは、「業界最低水準の運用コストをめざす」をコンセプトを謳っており、宣言通りに、同じ資産クラスの最も信託報酬の低いファンドと同一の信託報酬に設定しています。

結果として、本ファンドは、ニッセイ新興国株式インデックスファンドと並び、信託報酬が最安の新興国株式インデックスファンドとなっています。


既存ファンドと同一のマザーファンドに投資する低コストファンド

本ファンドは、同じ三菱UFJ国際投信のeMAXIS 新興国株式インデックス(信託報酬0.60%)が投資対象とする、「新興国株式インデックスマザーファンド」に投資しています。

eMAXISインデックスシリーズ内に、信託報酬が異なる同一のマザーファンドに投資する新興国株式インデックスファンドが、2つできてしまいました。その結果、信託報酬0.60%のeMAXIS 新興国株式インデックスは、一気に利用価値が減少しています。

今までeMAXIS 新興国株式インデックスを保有されている人は、今後は本ファンドを購入するということで良いでしょう。

(eMAXIS 新興国株式インデックスを売却すると多額の税金がかかるという人は、従来のものはそのまま保有しておいて、今後の買い付け分をeMAXIS Slim 新興国株式インデックスにするという方針で良いかと思います。)

新興国株式ファンドと言えば、かつてはインデックスファンドも無く、販売手数料のかかる高コストのアクティブファンドを仕方なく買うしかありませんでした。

今では国際分散投資の一環として、わずか信託報酬0.189%で新興国株式にこれ一本で幅広く投資できる時代になりました。ここまでの低信託報酬だと、もはや先進国株式クラスへの投資とのコスト差がほぼなくなり、個人投資家には本当に良い時代になりました。


ライバル投信より、トラッキングエラーが小さくリターンが高いファンド

以下が、信託報酬が0.189%と同一の、下記の2つのファンドの2017年10月13日以降の、約1年10ヵ月のリターンを比較したグラフです。(緑色の線はベンチマークであるMSCIエマージング・マーケット・インデックスの配当込み指数を参考記載)

・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス: -5.47%
・ニッセイ新興国株式インデックスファンド:-7.3%

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスとニッセイ新興国株式インデックスファンドの2017年10月からのリターン比較グラフ


ご覧のように、ニッセイ新興国株式インデックスファンドよりトラッキングエラーが小さく、リターンが高いファンドです。短期間で、差があり過ぎます。ニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズは、どうも時折トラッキングエラーを起こす印象があります。

指数との乖離は、上記のように下方に乖離する場合もありますし、場合によっては上方に乖離してリターンが良好に出るケースもあるかもしれません。しかし、指数にキッチリと連動するからこそ、信頼のおけるインデックス投資が可能になる訳です。

同じ信託報酬でも、ニッセイ新興国株式インデックスファンドではなく、運用精度の高いeMAXIS Slim 新興国株式インデックスを選ぶべきでしょう。

ご自身のアセットアロケーションの決定後、新興国株式に投資する部分には、本ファンドをメインにして問題ないでしょう。もちろんこれは、お勧めの新興国株式ファンドの1つです。



eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの購入先

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは販売先に無関係にノーロードです。購入できる証券会社・銀行は、下記の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)岡三オンライン証券岩井コスモ証券、GMOクリック証券、三菱UFJ銀行ジャパンネット銀行


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