eMAXIS 全世界株式インデックス・・・同一品質で低コスト化が可能です

eMAXIS 全世界株式インデックスは、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとする、全世界株式インデックスファンドです。

このファンドの運用を行っている三菱UFJ国際投信が、アンケートで個人投資家の要望を募り、それに応える形で設定したものであり、eMAXISインデックスシリーズの中の全世界株式インデックスファンドとして、2010年7月20日より運用されています。

eMAXIS 全世界株式インデックス


ただし、今では本ファンドと同じeMAXISインデックスシリーズに、全く同じマザーファンドに投資するeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)があり、そちらのほうがはるかに信託報酬が低いです。これから投資する人はeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を選びましょう。


(2018年10月13日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


eMAXIS 全世界株式インデックスの基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.60%(税抜) (純資産が500億円未満時)・・・純資産が500億円以上1000億円未満部分は0.58%、1000億円以上の部分は0.56%です。
信託財産留保額:0.05%
決算:年1回(1月26日)。設定来の分配金は0円と効率よく運用されています。
償還日:無期限
運用:三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

日本を除く先進国株式1318銘柄+新興国株式銘柄1152銘柄の計2470銘柄に投資(2018年9月28日時点)。先進国株式と新興国株式の比率は88.26%:11.97%です。双方の組入上位各5ヶ国の国別構成比率は以下の通りです。

eMAXIS全世界株式インデックスの先進国株式と新興国株式の国別構成比率


業種別構成比率は以下の通りです。

eMAXIS全世界株式インデックスの業種別構成比率


先進国株式、新興国株式それぞれの組入上位5銘柄は以下の通りです。

eMAXIS全世界株式インデックスの先進国株式と新興国株式それぞれの組入上位5銘柄の構成比率



eMAXIS 全世界株式インデックス、管理人の感想と評価

1本で、先進国と新興国に幅広く分散投資が可能

eMAXIS 全世界株式インデックスのベンチマークである、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)は、日本を除く先進国株式指数であるMSCI コクサイ・インデックスと、新興国株式指数であるMSCI エマージング・マーケット・インデックスの両指数を組み合わせて構成されています。

先進国と新興国比率の割合は、構成銘柄の浮動株調整時価総額比(難しかったらこの言葉は無視してもOKです)に合わせて変動します。2018年8月末時点では概ね88:12です。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)の概要


このファンド1本で、日本を除く先進国22ヶ国と新興国株式24ヶ国の計46か国の浮動株調整時価総額比率の上位85%の大型、中型株式に幅広く投資できます(要は、世界の先進国と新興国に広く分散投資できるという事)。

その意味では、いちいち先進国や新興国のファンドを分けて購入する必要がありませんから、例えば日本株の投資経験がある人が、新たに海外株に投資するファンドを選ぶ時に本ファンドを選ぶ、などという使い方ができます。


超低コストのeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の劣化版ファンドに

eMAXIS 全世界株式インデックスは、2010年7月の設定当時は信託報酬0.60%(税抜)で幅広く海外株式に分散投資できる、当時としては数少ない低コストの貴重な「オールカントリー」インデックスファンドでした。

しかし、2015年9月から、同じベンチマークのはるかに信託報酬の低い三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド(信託報酬0.25%)が登場して、信託報酬が0.60%と高い本ファンドの魅力は急激に下がってしまいました。

その後、2017年10月には、同一ベンチマークの野村つみたて外国株投信(信託報酬0.19%)が登場し、インデックスファンドの超低コスト化競争が激化していきました。(野村つみたて外国株投信は当サイト管理人もつみたてNISAで積み立て投資しています)

さらには、eMAXISインデックスシリーズ内に新設された超低コストインデックスシリーズのeMAXIS Slimインデックスシリーズに、本ファンドと同一のマザーファンドに投資するeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(信託報酬0.142%)が登場し、本ファンドをわざわざこれから買う意味は全く無くなっています。

以下、 2018年3月19日設定されたeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)と、eMAXIS 全世界株式インデックスとのリターン比較グラフ(過去約6ヵ月)をご覧ください。

・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(信託報酬0.142%):+2.83%(オレンジ線
・eMAXIS 全世界株式インデックス(信託報酬0.60%):+2.61%(赤線

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)とeMAXIS 全世界株式インデックスとのリターン比較グラフ


低コストのeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)が(運用開始わずか6ヵ月程度なのであくまで参考程度ですが)、全く同一のマザーファンドに投資するeMAXIS 全世界株式インデックスよりリターンが高いです。

従って、これから全世界の株に投資をしようと考えている人は、本ファンドではなくてeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)に投資したほうが良い事になります。同一品質であれば、コストが低いという事はリターンに直結します。

今までeMAXIS 全世界株式インデックスに投資をしてきた人は、これを全売却して乗り換えたりしたら税金分が無駄ですから、eMAXIS 全世界株式インデックスは保有したまま、次回以降の投資先をeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)に変更すると良いでしょう。

(なお、これはインデックス投資の考え方であり、インデックス投資以外でeMAXIS 全世界株式インデックスに投資をする人については、税金分を支払ってでも全売却しようという判断があっても宜しいかと思います。投資手法によって考え方は変わります。)

インデックス投資をする人に関しては、ご自分のアセットアロケーションを決定した後、日本を除く先進国株式と新興国株式を8:1程度の比率で投資したい場合には、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)が最適でしょう。

なお、日本も含めた先進国、新興国株式に1本で投資できる、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとする全世界株式インデックス・ファンド(信託報酬0.48%)もあり、国際分散投資が1本でできます。

ご自分のアセットアロケーションを実現しやすいファンドを選択するようにしましょう。



eMAXIS 全世界株式インデックスの購入先

eMAXIS 全世界株式インデックスをノーロードで購入できる金融機関は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)立花証券ストックハウス岡三オンライン証券、GMOクリック証券、野村ネット&コール、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ銀行、ジャパンネット銀行ソニー銀行、荘内銀行、北都銀行


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