eMAXIS 全世界株式インデックスの評価

eMAXIS 全世界株式インデックスは、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとする、全世界株式インデックスファンドです。

三菱UFJ投信のアンケート結果での個人投資家の要望に答えたインデックスファンドとして、eMAXISインデックスシリーズに2010年8月より新しく追加されました。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)は、MSCIコクサイインデックスと、MSCIエマージング・マーケット・インデックスの両指数から構成されています。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)


先進国と新興国比率の割合は、構成銘柄の時価総額比に合わせて変動します。2015年9月末時点では概ね90:10です。

そのため本ファンドも、eMAXIS 先進国株式インデックスeMAXIS 新興国株式インデックスそれぞれのマザーファンドに、ファミリーファンド形式で概ね90:10の比率で投資しています。

ファンド1本で、(日本を除く)先進国21ヶ国と新興国株式23ヶ国の計44か国の時価総額比率上位85%の株式に幅広く投資できるお勧めのインデックスファンドです。

⇒参考:SMTインデックスとeMAXISシリーズを比較

(2015年10月18日更新)



 


eMAXIS 全世界株式インデックスの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率0.60%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(1月26日)。設定来の分配金はゼロと効率よく運用されています。
・資産配分比率:先進国株式、新興国株式銘柄2183銘柄に分散投資(2015年9月30日時点)

先進国株式と新興国株式の比率は89.57%:10.61%です。
国別構成比率は以下の通りです。

eMAXIS全世界株式インデックスの先進国株式と新興国株式の国別構成比率


業種別の構成比率は以下の通りです。

eMAXIS全世界株式インデックスの業種別構成比率


先進国株式、新興国株式それぞれの組入上位5銘柄は以下の通りです。

eMAXIS全世界株式インデックスの先進国株式と新興国株式それぞれの組入上位5銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:三菱UFJ投信株式会社
・為替ヘッジ:なし



eMAXIS 全世界株式インデックス・管理人の感想

低コストのオールカントリーインデックスファンド

これ1本で、日本を除く世界各国(先進国と新興国)の大型株式(時価総額上位85%)に、低コストで幅広く分散投資できる、文字通り「オールカントリー」インデックスファンドとして大変評価できます。

 
 (写真は、凄いな!という気持ちのイメージです)


信託報酬も年0.60%(税抜)と低コストで、eMAXISインデックスシリーズeMAXIS先進国株式インデックスeMAXIS新興国株式インデックスの各マザーファンドに同時に投資できます。

先進国株式と新興国株式比率は現在は約90:10ですが、今後の各銘柄の値動きによって、時価総額比で自動調整されます。

また、以下が運用報告書記載の費用明細です。実質コストを計算すると、信託報酬0.60%×(140円/126円)=約0.67%(税抜)となります。信託報酬以外のその他費用も低く抑えられており、安定運用されています。




国際分散投資のコアとして利用可能

信託報酬の低い国内株式型ファンドとeMAXIS 全世界株式インデックスの2つを購入すれば、日本株式、先進国株式、新興国株式への理想的な国際分散投資が実現できます。

新興国株式が、先進国株式の約10%程度では少ないと考える方は、eMAXIS新興国株式インデックスや、野村インデックスファンド・新興国株式(愛称:Funds-i新興国株式)のような新興国株式インデックスファンドを、先進国株式と新興国株式が好みの比率になるように金額を調整して購入すれば、オリジナルな資産配分比率のアセットアロケーションが実現できます。

少ないファンド本数で、国際分散投資したい方には有力候補となるファンドです。

2015年9月よりライバルファンドが新登場

オールカントリーインデックスファンドは、他の低コストインデックスシリーズにもない貴重なインデックスファンドでした。

2015年9月18日より、元確定拠出年金(DC)専用ファンドである三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの一般販売がスタートしました。

eMAXIS 全世界株式インデックスと同じMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとする、信託報酬0.25%の超低コストファンドです。

eMAXIS 全世界株式インデックスと三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの過去3年のリターン比較は以下の通りです。

eMAXIS 全世界株式インデックスと三井住友・DC全海外株式インデックスファンドの過去3年のリターン比較


過去3年のリターンは、eMAXIS 全世界株式インデックスが+93.91%、三井住友・DC全海外株式インデックスファンドが+93.30%と、信託報酬の高いeMAXIS 全世界株式インデックスの方がリターンが良いです。

両ファンドとも配当込みのベンチマークには劣るリターンなので、インデックスファンドとして配当込みベンチマークに近いリターン(この場合は高いリターン)の方が優秀です。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、今までDC専用ファンドだったこともあり、純資産総額が低く、新興国株式部分で先物運用をするなど、非効率な運用をしてきたことが影響していると考えられます。

一般販売が開始されたことにより、今後状況は改善することも考えられます。現在はeMAXIS 全世界株式インデックスの方がうまくインデックス運用できていますが、今後の状況は継続して確認します。

他のバランスファンドも有力候補

株式だけでなく債券、REITも含めた国際分散投資を1本のファンドで行いたい方は、下記のような低コストのバランスファンドを活用する手もあります。

 ・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
 ・世界経済インデックスファンド
 ・SMT インデックスバランス・オープンなど


ご自分のアセットアロケーションに合わせたファンドを選択するようにしましょう。


eMAXIS 全世界株式インデックスの購入先

eMAXIS 全世界株式インデックスをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)立花証券ストックハウス、岡三オンライン証券、野村ネット&コール、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱東京UFJ銀行、ジャパンネット銀行ソニー銀行、荘内銀行、北都銀行

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。



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