eMAXIS 豪州債券インデックス・・・まあ、投資マニア向けの商品か

eMAXIS 豪州債券インデックスは、 オーストラリア国債の値動きを示すシティ・オーストラリア国債インデックスベンチマークとするオーストラリア国債インデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズに、eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)と共に2016年7月1日より追加されました。




「豪州債券インデックスマザーファンド」にファミリーファンド形式で投資します。オーストラリア国債インデックスファンドとしては、本ファンドが初になります。

⇒参考:eMAXISインデックスシリーズの評価とまとめ

(2016年10月10日更新)



 


eMAXIS 豪州債券インデックスの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.60%(税抜)(純資産が500億円未満時)
 純資産が500億円以上1000億円未満部分は年率0.58%、1000億円以上部分は年率0.56%。
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(1月26日)。
・資産配分比率: オーストラリア国債16銘柄に投資(2016年8月31日時点)

残存期間別組入比率は以下の通りです。

eMAXIS 豪州債券インデックス 残存期間別組入比率


最終利回りは年1.66%、デュレーションは6.23年です。

・償還日:無期限
・運用:三菱UFJ国際投信
・為替ヘッジ:なし



eMAXIS 豪州債券インデックス、管理人の感想と評価

初のオーストラリア国債インデックスファンド

オーストラリア債券インデックスファンドとしては既に、UBSオーストラリア債券(総合)インデックスをベンチマークとするi-mizuho オーストラリア債券インデックス(信託報酬0.57%)があります。

i-mizuho オーストラリア債券インデックス は、オーストラリアの国債だけでなく、政府機関債や社債も投資対象としていますが、eMAXIS 豪州債券インデックスはオーストラリアの国債のみに投資しています。初のオーストラリア国債インデックスファンドになります。

ただし、そんな微妙な違いに注目して投資する個人投資家がどれほどいるのか、微妙なところだなと思いますね。完全に、投資マニア向けの商品に思えてきます。


“受益者還元型”信託報酬率の導入

信託報酬0.60%(税抜)と先進国債券インデックスファンドとして平凡なコストですが、三菱UFJ国際投信がeMAXISインデックスシリーズに適用する“受益者還元型”信託報酬率が初導入されるファンドとなります。

具体的には、以下のように純資産額に応じて信託報酬が下がる箇所を出すという仕組みです。

eMAXIS 豪州債券インデックス 受益者還元型”信託報酬率


とはいえ、受益者がコスト低減の恩恵を受けるのは、最低でも1ファンドの純資産が500億円以上になる必要があり、eMAXISインデックスシリーズの中で最も純資産の大きいeMAXIS 先進国株式インデックスでも、純資産は312億円程度です。

本ファンドのようなオーストラリア国債のみに投資するファンドは特にコストが低いわけでもなく、投資のメインの資産でないため、純資産500億円はほぼないと考えてよいでしょう。


あくまで必要に応じてサテライト用に利用するファンド

ただ、オーストラリア国債のみの投資となるのため、一般的な先進国債券指数であるをベンチマークとするファンドより為替変動も値動きも当然大きいです。

投資の基本は低コスト&分散投資です。個々のアセットアロケーション決定後、その中の先進国債券クラスには、オーストラリアだけでなく、日本を除く先進国の国債に広く投資できる、本ファンドよりよほど低コストの下記を割り当てるのが基本です。

iFree 外国債券インデックス(信託報酬0.18%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド(信託報酬0.20%)
たわらノーロード 先進国債券(信託報酬0.20%)


「オーストラリア国債を多めにしておきたい、国別比率を微調整したい」という人が、本ファンドをサテライトとして使うのはありでしょう

ただし、国内債券も外国債券も理論上の期待リターンは同一です。外国債券の方がコストが高めのため、コストも加味すると国内債券よりも期待リターンは低いとも言えます。そのため、外国債券への投資比率は控えめにしておくのが無難です。


eMAXIS 豪州債券インデックスの購入先

eMAXIS 豪州債券インデックスをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下になります。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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