eMAXISプラス コモディティインデックスの評価

eMAXISプラス コモディティインデックスは、ブルームバーグ商品指数トータルリターンをベンチマークとする信託報酬0.85%(税抜)のコモディティインデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズに、2015年6月18日より新規に追加/運用開始された低コストインデックスシリーズ初のコモディティファンドです。

eMAXISプラス コモディティインデックスの投資スキーム


ファミリーファンド形式
で投資する「コモディティインデックスマザーファンド」は、ユーロ建ての海外ETFであるiShares Diversified Commodity Swap UCITS ETF (DE)(信託報酬0.45%)に投資するスキームです。

そのため、実質はファンドオブファンズ形式であり、本ファンド自体の信託報酬0.40%(税抜)と投資対象のETFの信託報酬0.45%の合わせて年0.85%(税抜)の信託報酬がかかります。

また、投資対象ETFの発行体の信用リスクを取るため、純粋にコモディティ先物に投資しているわけではなく、あくまで信用リスクのある指数連動ETFに投資していることには注意する必要があります。

(2015年9月12日更新)



eMAXISプラス コモディティインデックスの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では投信積立で最低500円より購入可能。
信託報酬年率0.85%(税抜)(=ファンド信託報酬0.4%(税抜)+投資対象ETFの信託報酬0.45%)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(1月26日)
・資産配分比率: ブルームバーグ商品指数トータルリターンをベンチマークとするiShares Diversified Commodity Swap UCITS ETF (DE)に99.24%投資(2015年8月31日時点)

ブルームバーグ商品指数のセクター別構成比率と各コモディティ構成比率は以下の通りです。

ブルームバーグ商品指数のセクター別構成比率と各コモディティ構成比率


・償還日:無期限
・運用:三菱UFJ国際投信
・為替ヘッジ:なし

 


eMAXISプラス コモディティインデックス・管理人の感想と評価

三菱UFJ国際投信が「資産運用のベーシックツール」と謳う従来のeMAXISインデックスシリーズとは違い、「資産形成の次のステップ」、「投資機会の拡大と高度な分散投資の運用ツール」と位置づける、新たなeMAXISプラスシリーズの第一弾としてコモディティインデックスファンドを出してきました。

しかしながら、i-mizuho コモディティインデックス同様に、発行体の信用リスクを取る海外ETFにファンドオブファンズ形式で投資する形態であり、特別な目新しさはありません。

また低コストインデックスファンドのラインアップでありながら、従来のSMTAMコモディティ・オープンと同じ信託報酬0.85%(税抜)と、コストが低いわけでもありません。

また、コモディティファンドは、

・商品先物に直接投資した場合、コンタンゴの影響でベンチマークより下方かい離する問題。
・指数連動債券やETFに投資する場合、それらの発行会社の信用リスクを取る問題。


のどちらかの欠点を抱える問題があります。eMAXISプラス コモディティインデックスは、(後者の)発行体の信用リスクを抱える問題があります。

コモディティ価格とは無関係に、ETFの発行体の信用リスクを取っています。発行体の企業の信用不安時や、金融危機で会社の経営が危なくなると、ETFの流動性自体がなくなるリスクがあります。

コモディティは、株式や債券、リートと異なり、長期保有してもその本質的価値は増大しないゼロサム(期待リターンがコストを引く前でもゼロ)の資産クラスであり、その意味では資産形成に不向きです。

コモディティ自体は配当も利息も生まず、それ自身の成長もないゼロサムの資産クラスです。分散効果があるという謳い文句には騙されないようにしましょう。



eMAXISプラス コモディティインデックス の購入先

eMAXISプラス コモディティインデックスをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券オンライントレード立花証券ストックハウス東海東京証券、浜銀TT証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(インターネット専用)、ソニー銀行

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