eMAXIS Neo 自動運転・・・少数銘柄に集中投資するテーマ型ファンド

eMAXIS Neo 自動運転は、S&P Kensho Autonomous Vehicles Index(配当込み)をベンチマークとする、米国を中心とした自動運転関連企業の株式に投資するインデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズの中のeMAXIS Neoシリーズの1ファンドとして、2018年5月28日に追加されます。

eMAXIS Neo 自動運転


米国の金融商品取引所に上場している株式(DR(預託証書)含む)の中から、AI(人工知能)が有価証券報告書などの企業の開示している大量の資料を読み込み、「自動運転」に関連する言葉の出現頻度や出現場所などを基に、投資対象銘柄が選ばれます。


(2019年5月17日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


eMAXIS Neo 自動運転の基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 設定後に、楽天証券SBI証券にて100円より購入可能。
信託報酬 年率0.72%(税抜)(受益者還元型信託報酬として、純資産500億円以上の部分は年0.71%)
信託財産留保額 なし
運用期間 無期限
決算 年1回(8月17日)
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ なし

「自動運転関連株式インデックスマザーファンド」に、ファミリーファンド方式で投資しています。

eMAXIS Neo 自動運転 ファミリーファンド方式構造


このファンドのポートフォリオなど

運用開始前なので、月報発行後に追記します。



eMAXIS Neo 自動運転、管理人の感想と評価

米国上場の自動運転関連株式に集中投資するファンド

三菱UFJ国際投信が、「革新的なテーマを対象とする様々な特徴ある指数に連動することをめざす、新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズ」 とするeMAXIS Neoシリーズの1つとして、自動運転関連企業の株式に集中投資する、eMAXIS Neo 自動運転が新たに設定されます。

自動運転については、昔から多くの企業で実現に向けた研究が進められており、多くの製品やサービスがあります。一言で自動運転と言っても、以下のように多くのレベルの制御方式があります。

・運転は運転手が主体で、車自体は自動ブレーキや歩行者検知など異常時に運転手を支援する制御。
・運転は車が主体で、運転手はハンドルを握っておき、異常時に手動で運転手が制御。
・(多くの人が思い浮かぶ)運転は完全に車が行う完全自動制御。



車主体の自動運転には、車両自体の制御だけではなく、道路や信号にもセンサーを埋め込み、車からは死角となる箇所の他の車や歩行者の情報を車両に送るなど、インフラにも手を加える必要があり、都会はまだしも、車が無いと暮らしていけないような田舎には、予算の関係からまだまだ難しいのが現状です。

本ファンドのベンチマークであるS&P Kensho Autonomous Vehicles Index(配当込み)は、米国株式市場に上場している、日本を含む世界各国の自動運転関連銘柄を投資対象としており、それらの中から、人工知能(AI)が銘柄を選別する配当込み指数です。
現時点では、8ヶ国の銘柄に投資しており、8ヶ国の国別構成比率は、米国73.8%、イタリア6.0%、ケイマン諸島3.9%、ロシア3.8%、オランダ3.8%、インド3.4%、日本2.9%、中国2.4%となっています。(2019年4月30日時点)

各銘柄の投資比率も人工知能が決めるため、MSCI コクサイ・インデックスのような浮動株調整時価総額でも、NYダウのような株価平均型の指数でもない独自の指数となります。

とはいえ、人工知能と言っても人が書いたアルゴリズム通りに動く単なるプログラムです。人工知能が運用するからといって万能ではなく、人間のファンドマネージャができないような高いリターンを出すことができる訳ではありません。

これについては、AIが運用を行うGSグローバル・ビッグデータ投資戦略(愛称:AIブレイン)の運用成績がダメすぎるのを見ても、あまり期待しない方が良い事を示唆しています。




銘柄選択方法としては、「大量の企業の開示資料を読み込み、「自動運転」に関連する言葉の出現頻度、出現場所などを基に投資対象銘柄が選ばれる」とのこと。

しかし、「自動運転」に関連する言葉が出現した資料を見つけたり、その資料を発行している企業が自動運転関連の事業を行っている事が分かったとしても、本当に投資に値するかの判断は、普通に考えるとAIにはできないはずです。

そのため、eMAXIS Neo 自動運転は一応インデックスファンドに分類されてはいますが、実態としては「自動運転」というテーマ型アクティブファンドに近い性質を持っている考えてよいでしょう


信託報酬も割高のインデックスファンド

リターンに確実にマイナスの影響を与えるコストという観点でも、米国株式を中心とするインデックスファンドで信託報酬が年0.72%と高いことは、大きなデメリットです。

今では、米国の大型株約500銘柄に投資できる信託報酬0.16%(税抜)の、はるかに低コストのeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)があります。

その4倍以上の信託報酬をかけて自動運転関連銘柄に集中投資するというのは、分散と低コストを基本とする資産形成の観点からは疑問を感じます。

アクティブファンドの要素の強い本ファンドに投資をするという事は、自動運転関連銘柄への投資でS&P500を上回る大きなリターンを上げる事が出来ないと、ほとんど意味が無いという事になりますね。果たして、期待通りになるのかどうか、今後チェックしたいと思います。

個々のアセットアロケーションを決定した後の、先進国株式部分に組み入れるファンドとしては、資産形成という観点では特定の分野にこだわることは捨て、(もちろん、相場感のある人は自由にやって頂いて構いません)、お勧めの先進国株式インデックスファンドにあるような、本ファンドよりはるかに低コストかつ各国に幅広く分散された株式に投資するファンドをメインとすべきでしょう。



eMAXIS Neo 自動運転の購入先

eMAXIS Neo 自動運転は、購入先に関係なくノーロードです。設定後に購入できる証券会社・銀行は下記の通りです。

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