eMAXIS Neo ドローン・・・ニッチな分野に集中投資で魅力薄

eMAXIS Neo ドローンは、S&P Kensho Drones Index(配当込み)をベンチマークとする、米国を中心としたドローン関連企業の株式に投資するインデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズの中のeMAXIS Neoシリーズの1ファンドとして2018年12月3日に追加されました。

eMAXIS Neo ドローン


米国の金融商品取引所に上場している株式(DR(預託証書)含む)の中から、AI(人工知能)が有価証券報告書などの企業の開示している大量の資料を読み込み、「ドローン」に関連する言葉の出現頻度や出現場所などを基に、投資対象銘柄が選ばれます。


(2019年2月9日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


eMAXIS Neo ドローンの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率0.72%(税抜)
信託財産留保額 なし
運用期間 無期限
決算 年1回(8月17日)
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ なし

「ドローン関連株式インデックスマザーファンド」に、ファミリーファンド方式で投資しています。

eMAXIS Neo ドローン  ファミリーファンド方式構造


このファンドのポートフォリオなど

2018年12月28日時点で、米国株を中心に計23銘柄に集中投資しています。組入上位10ヶ国、10業種、組入上位10銘柄のそれぞれの構成比率は以下の通りです。

eMAXIS Neo ドローン 組入上位10ヶ国、10業種、組入上位10銘柄のそれぞれの構成比率



eMAXIS Neo ドローン、管理人の感想と評価

米国上場のドローン関連株式に集中投資するファンド

三菱UFJ国際投信が、「革新的なテーマを対象とする様々な特徴ある指数に連動することをめざす、新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズ」 とするeMAXIS Neoシリーズの1つとして、ドローン関連企業の株式に集中投資するeMAXIS Neo ドローンが設定されました。

ドローン(Drone)とは人間が搭乗しない無人飛行機のことで、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)やUAS(Unmanned Aircraft System)とも呼ばれています。

もともと、ドローンは無人偵察機や無人爆撃機など、高価な軍事用途で普及しました。現在は娯楽や商業の分野での空中映像撮影や設備点検、農業、物流(荷物の目的地への運搬)、レース競技など、多くの分野で活用が始まっています。

本ファンドのベンチマークであるS&P Kensho Drones Index(配当込み)は、米国株式市場に上場している、日本を含む世界各国のドローン関連銘柄を投資対象としており、それらの中から、人工知能(AI)が銘柄を選別し、各銘柄毎の投資比率を決める、配当込み指数です。

各銘柄の投資比率も人工知能が決めるため、MSCI コクサイ・インデックスのような浮動株調整時価総額でも、NYダウのような株価平均型の指数でもない独自指数となります。

とはいえ、人工知能と大層なことを言っても人が書いたアルゴリズム通りに動くただのプログラムです。人工知能が運用するからといって万能ではなく、人間のファンドマネージャができないような高いリターンを出すことができる訳ではありません。

銘柄選択方法としては、「大量の企業の開示資料を読み込み、「ドローン」に関連する言葉の出現頻度、出現場所などを基に投資対象銘柄が選ばれる」とのこと。

しかし、「ドローン」に関連する言葉が出現した資料を見つけても、あるいはその資料を発行している企業がドローン関連の事業を行っている事が分かっても、投資対象に値するかの判断は全くできないはずです。

そのため、eMAXIS Neo ドローンは一応インデックスファンドに分類されてはいますが、実情としては、「ドローン」というテーマ型アクティブファンドに近い性質を持っている考えてよいでしょう

ただし、ドローン関連企業の株式に特化して投資するファンドはなく、その点は珍しい存在と言えます。ドローンが気になって夜も寝られないというような奇特な人は、資金の一定程度を振り向けて買ってみても良いでしょう。


信託報酬も割高のインデックスファンド

リターンに確実にマイナスの影響を与えるコストという観点でも、米国株式を中心とするインデックスファンドとしては、信託報酬が年0.72%と高いことは大きなデメリットです。

今では、信託報酬0.16%(税抜)のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)があり、米国の大型株式500銘柄に低コストで投資できます。敢えて本ファンドのようなその4倍以上の信託報酬をかけてドローン関連銘柄に集中投資する意味がわかりません。

本ファンドの今後の運用において、このコスト水準で良好なリターンを出せるのかどうかは、疑問です。特にテーマ型ファンドの場合、「旬」が過ぎると、目も当てられないような成績に低迷する事も多いですから、注意してください。

個々のアセットアロケーションを決定した後の、先進国株式部分に組み入れるファンドとしては、資産形成という観点では、特定の分野にこだわることは捨て、お勧めの先進国株式インデックスファンドにあるような、本ファンドよりはるかに低コストかつ各国に幅広く分散された株式に投資するファンドをメインとすべきです。

本ファンドのようなアクティブファンドに近い性質のインデックスファンドには、よほどの興味がない限り、特に購入する必要はないと言えます。



eMAXIS Neo ドローンの購入先

eMAXIS Neo ドローンは、購入先に関係なくノーロードです。購入できる証券会社・銀行は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券、丸三証券、ジャパンネット銀行


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