eMAXIS Neo フィンテック・・・フィンテックに投資するテーマ型ファンド

eMAXIS Neo フィンテックは、S&P Kensho Democratized Banking Index(配当込み)をベンチマークとする、米国を中心としたフィンテック関連企業の株式に投資するインデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズの中のeMAXIS Neoシリーズの1ファンドとして、2018年5月28日に追加されました。

eMAXIS Neo フィンテック


米国の金融商品取引所に上場している株式(DR(預託証書)含む)の中から、AI(人工知能)が有価証券報告書などの企業の開示している大量の資料を読み込み、「フィンテック」に関連する言葉の出現頻度や出現場所などを基に、投資対象銘柄が選ばれます。


(2019年7月10日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


eMAXIS Neo フィンテックの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、、楽天証券SBI証券など主要ネット証券にて100円より購入可能。
信託報酬 年率0.72%(税抜)(受益者還元型信託報酬として、純資産500億円以上の部分は年0.71%)
信託財産留保額 なし
運用期間 無期限
決算 年1回(8月17日)
ファンド運用方式 「フィンテック関連株式インデックスマザーファンド」に、ファミリーファンド方式で投資しています。

eMAXIS Neo フィンテック ファミリーファンド方式構造
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ なし


このファンドのポートフォリオなど

米国株式を中心に計銘柄に投資(2019年6月28日時点) 組入上位国、組入上位10業種、10銘柄の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

eMAXIS Neo フィンテック 組入上位国、組入上位10業種、10銘柄の構成比率


eMAXIS Neo フィンテック、管理人の感想と評価

米国上場のフィンテック関連株式に集中投資するファンド

三菱UFJ国際投信が、「革新的なテーマを対象とする様々な特徴ある指数に連動することをめざす、新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズ」と謳うeMAXIS Neoシリーズの1つとして、フィンテック関連企業の株式に集中投資するテーマ型ファンドのeMAXIS Neo フィンテックが新たに設定されます。

フィンテック関連企業とは、金融サービス業におけるイノベーション(例えば、ダイレクト・レンディング、クラウド・ファンディング、自動ウェルス・マネジメント、オンデマンド保険サービス、仮想通貨、ブロックチェーン技術関連サービス)を主に行う企業をさしています。

本ファンドのベンチマークであるS&P Kensho Democratized Banking Index(配当込み)は、米国株式市場に上場している、日本を含む世界各国のフィンテック関連銘柄を投資対象としており、それらの中から、人工知能(AI)が銘柄を選別する配当込み指数です。

2019年4月30日時点では、日本を含む世界15ヶ国のフィンテック関連企業の株式計60銘柄で構成されています。国別構成比率上位は、米国58.1%、中国12.5%、カナダ6.2%、オランダ4.3%、インド4.0%となっています。

各銘柄の投資比率も人工知能が決めるため、MSCI コクサイ・インデックスのような浮動株調整時価総額でも、NYダウのような株価平均型の指数でもない独自の指数となります。

とはいえ、人工知能と言っても人が書いたアルゴリズム通りに動く単なるプログラムにすぎません人工知能が運用するからと言って、特段、人間のファンドマネージャができないような高いリターンを出すことができる訳ではありません。

銘柄選択方法としては、「大量の企業の開示資料を読み込み、「フィンテック」に関連する言葉の出現頻度、出現場所などを基に投資対象銘柄が選ばれる」とのこと。

しかし、「フィンテック」に関連する言葉が出現した資料を見つけたり、その資料を発行している企業がフィンテック関連の事業を行っている事が分かったとしても、リターンがより高い銘柄がどれかの判断は、普通に考えるとAIにはできないはずです。

そのため、eMAXIS Neo フィンテックは一応インデックスファンドに分類されてはいますが、実態としては「フィンテック」というテーマ型アクティブファンドに近い性質を持っている考えてよいでしょう


信託報酬も割高のインデックスファンド

リターンに確実にマイナスの影響を与えるコストという観点でも、米国株式を中心とするインデックスファンドで信託報酬が年0.72%と高いことは、大きなデメリットです。

とは言え、他のeMAXIS Neoシリーズほど米国比率は高くなく、現時点で米国比率は約58%です。そのため、日本を含む世界の大型、中型株株式に幅広く投資できる信託報酬0.142%(税抜)の、全世界株式インデックスファンドであるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と今後のリターンを比較するのがよさそうです。

その4倍以上の信託報酬をかけて、わざわざフィンテック関連銘柄に集中投資するというのは、分散と低コストを基本とする資産形成の観点からは疑問を感じます。

アクティブファンドの要素の強い本ファンドに投資をするという事は、フィンテック関連銘柄への集中投資でMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)を上回るリターンを上げる事が出来ないと意味がありません。

個々のアセットアロケーションを決定した後の、先進国株式部分に組み入れるファンドとしては、お勧めの先進国株式インデックスファンドにあるような、本ファンドよりはるかに低コストかつ各国に幅広く分散された株式に投資するファンドをメインとすべきでしょう。



eMAXIS Neo フィンテックの購入先

eMAXIS Neo フィンテックは、購入先に関係なくノーロードです。購入できる証券会社・銀行は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券、丸三証券


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