eMAXIS Neo 遺伝子工学・・・米国遺伝子工学関連企業を中心に集中投資

eMAXIS Neo 遺伝子工学は、Kensho Genetic Engineering Index(配当込み)をベンチマークとする、米国を中心とした遺伝子工学関連企業の株式に投資するインデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズの中のeMAXIS Neoシリーズとして、2018年8月6日に追加された3つのファンドの1つです。

eMAXIS Neo 遺伝子工学


米国の金融商品取引所に上場している株式(DR(預託証書)含む)の中から、AI(人工知能)が有価証券報告書などの大量の企業の開示資料を読み込み、「遺伝子工学」に関連する言葉の出現頻度、出現場所などを基に投資対象銘柄が選ばれます。


(2018年9月29日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


eMAXIS Neo 遺伝子工学の基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.72%(税抜)(純資産500億円以上の部分は年0.71%)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(8月17日)
償還日:無期限
運用:三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

米国を中心に7ヶ国の株式計44銘柄に投資(2018年8月31日時点)。組入上位業種と組入上位国の構成比率はそれぞれ以下の通りです。業種は当然ながら、医薬品・バイオテクノ・ライフが100%を占めます。

国別構成比率は、米国が約82%を占めており、他の約18%は(米国市場に上場している)フランス、スイス、アイルランド、オランダ、シンガポール、イギリスの銘柄に投資しています。

eMAXIS Neo 遺伝子工学 組入上位業種と組入上位国の構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

eMAXIS Neo 遺伝子工学 組入上位10銘柄の構成比率


「遺伝子工学関連株式インデックスマザーファンド」に、ファミリーファンド方式で投資しています。

eMAXIS Neo 遺伝子工学 ファミリーファンド方式構造



eMAXIS Neo 遺伝子工学、管理人の感想と評価

米国上場の遺伝子工学関連の株式に集中投資するインデックスファンド

三菱UFJ国際投信が、「革新的なテーマを対象とする様々な特徴ある指数に連動することをめざす、新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズ」 と謡うeMAXIS Neoシリーズの1つとしてeMAXIS Neo 遺伝子工学が設定されました。

本ファンドのベンチマークであるKensho Genetic Engineering Index(配当込み)は、米国株式市場に上場している、日本を含む世界各国の遺伝子工学関連銘柄を投資対象としており、それらの中から、人工知能(AI)が銘柄を選別し、各銘柄毎の投資比率を決める、配当込み指数です。

MSCI コクサイ・インデックスのような浮動株調整時価総額でも、NYダウのような株価平均型の指数でもなく、各銘柄の投資比率も人工知能が決定します。

とはいえ、人工知能と言っても人間が決めたアルゴリズム通りに動くただのプログラムです。人工知能が運用するからと言って、人間のファンドマネージャができないような素晴らしいリターンを出すような銘柄選択ができる訳ではありません。

交付目論見書には、人工知能のメリットとして、人間にはできない「大量の企業の開示資料を読み込み、「遺伝子工学」に関連する言葉の出現頻度、出現場所などを基に投資対象銘柄が選ばれる」との書かれています。

ただ、「遺伝子工学」に関連する言葉が出現した資料を見つけても、その企業が遺伝子工学関連の事業をしていることはわかっても、投資対象にするべきかは全く判断はできないはずです。何故リターンが良さそうな銘柄だとわかるのか詳細はわからず、疑問が残ります。

そのため、eMAXIS Neo 遺伝子工学はインデックスファンドに分類されてはいますが、実情としては、「遺伝子工学」というテーマに特化したアクティブファンドと考えてよいでしょう

しかも現状は、米国が82%を占める遺伝子工学関連銘柄の中の、わずか44銘柄に集中投資するテーマ型のファンドです。多数の銘柄に分散投資できるという投資信託の利点を活かせておらず、値動きは上下どちらにも大きく動きやすいリスクの高いファンドです。

本ファンドと同じように遺伝子工学関連企業の株式に投資するファンドはありませんが、遺伝子工学よりは幅広いテーマとなる、バイオテクノロジー関連銘柄に投資するファンドは以下のようなものがあります。

iFreeNEXT NASDAQ バイオテクノロジー・インデックス(信託報酬0.725%)
iTrustバイオ(信託報酬1.33%)
グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド(愛称:健次)(信託報酬2.20%)


iFreeNEXT NASDAQ バイオテクノロジー・インデックスのみインデックスファンドであり、その他の2ファンドは信託報酬も高いアクティブファンドです。よほど「相場を当てたい」人以外は、スルーで問題ありません。


信託報酬も割高のインデックスファンド

また、リターンに大きく影響を与えるコストという観点でも、米国株式を中心とするインデックスファンドとしては信託報酬が年0.72%と高いです。コストはその分確実にリターンを落としますから、この水準で良好なリターンを出せるのかどうかも疑問です。

個々のアセットアロケーションを決定した後の、先進国株式部分に組み入れるファンドとしては、資産形成という観点では、お勧めの先進国株式インデックスファンドにあるような、本ファンドよりはるかに低コストかつ各国に幅広く分散された株式に投資するファンドをメインとすべきです。

インデックス投資を志向する場合は、このようなアクティブファンドもどきのインデックスファンドには、適度に距離を置いておくのが無難でしょう。

とはいえ、グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド(愛称:健次)のような、腰が抜けるほどの高コストアクティブファンドよりもコストが低廉化されているのは事実であり、テーマ型投信にもコスト競争の波が押し寄せてきているのかもしれません。

今後の純資産総額の増え方や、肝心のリターンなども含めて、長期的にウォッチしていきたいなと思います。・・・忘れていなければ・笑。



eMAXIS Neo 遺伝子工学の購入先

eMAXIS Neo 遺伝子工学をノーロードで購入できる証券会社・銀行は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券岡三オンライン証券、水戸証券、丸三証券、ジャパンネット銀行


あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る