eMAXIS Neo ロボットの評価・・・米国ロボット関連企業を中心に集中投資

eMAXIS Neo ロボットは、Kensho Robotics Index(配当込み)をベンチマークとする、米国を中心としたロボット関連企業の株式に投資するインデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズの中のeMAXIS Neoシリーズとして、2018年8月6日に追加された3つのファンドの1つです。

eMAXIS Neo ロボット


米国の金融商品取引所に上場している株式(DR(預託証書)含む)の中から、AI(人工知能)が有価証券報告書など、大量の企業の開示資料を読み込み、「ロボット」に関連する言葉の出現頻度、出現場所などを基に投資対象銘柄が選ばれます。


(2018年9月23日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


eMAXIS Neo ロボットの基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.72%(税抜)(純資産500億円以上の部分は年0.71%)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(8月17日)
償還日:無期限
運用:三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

米国を中心に5ヶ国の株式計34銘柄に投資(2018年8月31日時点)。

組入上位業種と組入上位国の構成比率はそれぞれ以下の通りです。米国比率が約84%を占めており、他の約16%は(米国市場に上場している)イスラエル、オランダ、スイス、イギリス、スペインの銘柄に投資しています。

eMAXIS Neo ロボット 組入上位業種と組入上位国の構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

eMAXIS Neo ロボット 組入上位10銘柄の構成比率


「ロボット関連株式インデックスマザーファンド」に、ファミリーファンド方式で投資しています。

eMAXIS Neo ロボット ファミリーファンド方式構造



eMAXIS Neo ロボット、管理人の感想と評価

米国上場のロボット関連の株式に集中投資するインデックスファンド

三菱UFJ国際投信が、「革新的なテーマを対象とする様々な特徴ある指数に連動することをめざす、新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズ」 と謡うeMAXIS Neoシリーズの1つとしてeMAXIS Neo ロボットが登場しました。

本ファンドのベンチマークであるKensho Robotics Index(配当込み)は、米国株式市場に上場している、日本を含む世界各国のロボット関連銘柄を投資対象としており、その中から、人工知能(AI)が銘柄選別や投資比率を決めている配当込み指数です。

MSCI コクサイ・インデックスのような浮動株調整時価総額でも、NYダウのような株価平均型の指数でもなく、各銘柄の投資比率も人工知能が決定します。

とはいえ、人工知能と言っても人間が決めたアルゴリズム通りに書いたプログラムです。人工知能だからと言って、何か凄いリターンを出すような銘柄選択ができる訳ではなく、単純にプログラム通りに動作するだけです。

人工知能のメリットとして、人間にはできない「大量の企業の開示資料を読み込み、「ロボット」に関連する言葉の出現頻度、出現場所などを基に投資対象銘柄が選ばれる」との事ですが、ロボットに関連する言葉を読み込んだりすると何故リターンが上がるのか、疑問が残ります。

そのため、eMAXIS Neo ロボットはインデックスファンドに分類されてはいますが、実質的には「ロボット」というテーマに特化したアクティブファンドと考えてよいでしょう

比較対象となる指数をどうするか悩むところですが、今後の運用実績をきちんと見ておく必要があり、過度な期待は禁物です。

しかも、現状は、米国が84%を占めるロボット関連銘柄のわずか34銘柄に集中投資するテーマ型のファンドです。せっかくの投資信託の利点である分散投資を生かせておらず、値動きは上下どちらにも大きく動きやすいリスクの高いファンドです。

本ファンドと同じようにロボット関連企業の株式に投資するテーマ型のファンドとしては、アクティブファンドであるiTrustロボ(信託報酬1.33%) がありますが、いずれにしろ、特定のテーマ型のファンドはできるだけ避けるべきでしょう。


信託報酬も割高のインデックスファンド

また、重要なコストの観点でも、米国株式を中心とするインデックスファンドとしては信託報酬が年0.72%では高いですね。コストはその分確実にリターンを落としますから、この水準で良好なリターンを出せるのかどうかも疑問です。

(時折、「高いリターンが出ているではないか」と言ってくる人もおられますが、その場合はかなりのハイリスクを引き受ける事になる可能性が大だと考えてください。)

個々のアセットアロケーション決定後の、先進国株式部分に組み入れるファンドとしては、資産形成という観点では、お勧めの先進国株式インデックスファンドにあるような、本ファンドよりはるかに低コストかつ各国に幅広く分散された株式に投資するファンドをメインとすべきです。

このような、インデックスファンドに分類されていても、実際にはアクティブファンドもどきである商品には適度に距離を置いておくのが無難です。



eMAXIS Neo ロボットの購入先

eMAXIS Neo ロボットをノーロードで購入できる証券会社・銀行は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券 、水戸証券、丸三証券、ジャパンネット銀行


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