eMAXIS 新興国債券インデックスの評価

eMAXIS 新興国債券インデックスは、JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイドベンチマークとする新興国債券インデックスファンドです。

eMAXISインデックスシリーズの1つとして、2010年9月13日に設定されました。

その後長らく、SMT 新興国債券インデックス・オープン野村インデックスファンド・新興国債券と並んで信託報酬0.60%(税抜)の新興国債券インデックスファンドでした。

2016年9月に、信託報酬が約1/3と超低コストのiFree 新興国債券インデックス(信託報酬0.22%)の登場により、今では急激にコスト競争力がなくなってしまいました。


参考:eMAXISインデックスシリーズの評価とまとめ

(2016年10月14日更新)


 


eMAXIS 新興国債券インデックスの特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.60%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(1月26日)。設定来一度も分配金を出さず、無駄な分配金を取られずにすんでいます。

・資産配分比率:現地通貨建の新興国国債計179銘柄に投資(2016年9月30日時点)

債券の格付分布は以下の通りです。
約19.2%は格付けがBB格以下の投資不適格債(ジャンク債)であることには注意です。

eMAXIS 新興国債券インデックス 債券の格付分布


国別構成比率は以下の通りです。
eMAXIS 新興国債券インデックス 国別構成比率

ファンドの最終利回りは年5.89%、平均残存年数は7.47年です。

・償還日:無期限
・運用:三菱UFJ国際投信株式会社
・為替ヘッジ:なし

eMAXIS 新興国債券インデックス・管理人の感想

設定された2010年以降、長らく、信託報酬0.60%の低コストの新興国債券向けインデックスファンドとして、SMT 新興国債券インデックス・オープンや野村インデックスファンド・新興国債券と共に横並びの存在でした。

ところが2016年9月8日に超低コストのiFree 新興国債券インデックス(信託報酬0.22%)が登場し、本ファンド含む上記の既存新興国債券インデックスファンドはいずれも陳腐化してしまいました。

ここまで信託報酬に差があると、後日発行される運用報告書記載の実質コストを確認するまでもなく、新興国債券インデックスファンドとしては、iFree 新興国債券インデックスの一手でしょう。

ただ、そもそもアセットアロケーションに新興国債券クラスを組み入れるべきかどうかは微妙なところです。

新興国債券の場合、表面上は高金利ですが、その分の為替変動が大きく、インフレ分を考慮すると、理論上は新興国通貨は下落(円高)します。

参考:南アフリカ・ランド建て債券に関する相談とその回答

株式の期待リターンに比べると債券の期待リターンは低く、そのリターンの割にはリスクの大きい新興国債券クラスへの投資は特段不要と考えています。

いずれしろ新興国債券クラスは資産運用の主力にはならないため、分散投資の一環として投資したい場合も、投資比率を全体の5%未満にしておくなど少な目にしておいた方が無難です。

参考⇒:eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)



eMAXIS 新興国債券インデックスの購入先

eMAXIS 新興国債券インデックスをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。(全てインターネット専用です。窓口では取り扱っていません。)

証券会社で購入する場合

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)野村ネット&コール岩井コスモ証券立花証券ストックハウス


銀行で購入する場合

ソニー銀行、三菱東京UFJ銀行、ジャパンネット銀行、三菱UFJ信託銀行、武蔵野銀行、横浜銀行、あおぞら銀行、千葉銀行、荘内銀行、百十四銀行、親和銀行、北都銀行、南都銀行、北海道銀行、熊本銀行、福岡銀行、ゆうちょ銀行

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。

 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る