エマージング株式オープン・・・ベンチマークに大敗しているアクティブファンド、全く投資する意味が無いので完全スルーで良し

エマージング株式オープンは、MSCI エマージング・インデックスベンチマークとする新興国株式アクティブファンドです。2007年12月14日より運用されています。

ベンチマークの事を「MSCI エマージング・インデックス」と表記していますが、本来はMSCI エマージング・マーケット・インデックスのことを指していると思われます。本ファンドの月報や交付目論見書に合わせて、そのまま記しています。

エマージング株式オープン


アクティブファンドとしての運用方針は、「トップダウンとボトムアップの2つのアプローチを融合し、ポートフォリオを構築」としていますが、そんなものは当たり前だろと突っ込みたい気分になります。

そして、肝心のリターンは配当抜きのベンチマークにすら大きく負けており、投資価値はありません。余りに酷すぎる運用成績ですから、いちいち本ページを下までスクロールして見て頂かなくても良いと思います。


(2019年9月1日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


エマージング株式オープンの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 楽天証券SBI証券にて100円より購入可能。
信託報酬 年率1.87%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
運用期間 2027年12月13日まで(20年間)
決算 年2回(6月13日、12月13日)。設定来、分配金を出さずに効率的に運用されています。
ファンド運用方式 「エマージング株式オープン マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

エマージング株式オープン ファミリーファンド方式構造
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
為替ヘッジ なし


このファンドのポートフォリオなど

新興国株式計93銘柄に投資(2019年7月31日時点)。国別構成比率と組入上位10通貨、業種別構成比率はそれぞれ以下の通りです。

エマージング株式オープン 国別構成比率と組入上位10通貨、業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下です。

エマージング株式オープン 組入上位10銘柄の構成比率



エマージング株式オープン、管理人の感想と評価

配当抜きのベンチマークにリターンが大負け

エマージング株式オープンの、設定来のリターンとベンチマークの騰落率グラフは以下となります。設定来のリターンは-13.3%と、配当抜きのベンチマークの騰落率+11.7%にはるかに劣っています。

エマージング株式オープン 設定来のリターンとベンチマークの騰落率グラフ


さらに、ベンチマークのMSCI エマージング・インデックスは配当抜き指数であり、本ファンドは配当込みの騰落率であることから、正確には配当込みのベンチマークの騰落率と比較すべきです。その場合、年2%超の配当を加えると、両者のリターン差はさらに広がります。

アクティブファンドのエマージング株式オープンにとっては配当込みのベンチマークを上回るリターンを出すことが存在価値であり、その意味では本ファンドに価値はありません。



実質コストが年2.64%(税込)もの超高コストなのは問題

上述したリターンの悪さは、信託報酬が年1.87%もする超高コストファンドであることも大きく影響しています。以下が運用報告書記載の1万口当たりの費用明細(半年分)です。

エマージング株式オープン 運用報告書記載の1万口当たりの費用明細


上記は半年分のコストなので、年間の実質コストは1.32%×2 = 約2.64%(税込)と計算できます。コストはその分確実にリターンを引下げます。本ファンドは実質コストが高すぎて、今後についてもリターンを期待できそうにありません。



新興国株式全体にはるかに低コストで投資すべき

新興国株式への投資は、まだまだコストがかさみがちです。お勧めの新興国株式インデックスファンドにあるような、新興国全体に幅広く投資できて、信託報酬も年0.189%と非常に低コストのファンドを選ぶべきでしょう。



エマージング株式オープン購入先

エマージング株式オープンは、以下証券会社・銀行にてノーロードで購入できます。

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