EXE-i つみたて先進国株式ファンド・・・超絶低コストが魅力的

EXE-i 先進国株式ファンドは、先進国株式指数の1つである、FTSE ディベロップド・オールキャップ・インデックスをベンチマークとする、先進国株式インデックスファンドです。

EXE-i つみたて先進国株式ファンド


2018?1月12日より、つみたてNISA制度をにらんだ形で運用が開始され、EXE-i つみたて新興国株式ファンドEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドと共に、新たなEXE-iシリーズの1つとなりました。

信託報酬が0.1095%(税抜き)と、先進国株式に投資するファンドの中でも最低水準となっており、この点で高く評価できます。



(2018年3月21日追加)・・・以降、気が付いたら本ページを更新しますが、最新情報を確認したいという人がおられたら、管理人までお知らせください。更新作業を致します。



 


EXE-i つみたて先進国株式ファンドの基本的情報

購入単位SBI証券ではわずか100円より積立購入が可能です。
信託報酬年率0.1095%(税抜)(=運用管理費用+投資対象ETFの信託報酬)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(11月12日)
基本資産配分比率:以下の比率で2つの海外ETFにファミリーファンド形式で投資(2018年2月28日時点)

海外ETF 対象 ETFのベンチマーク 比率  基本配分比率
シュワブU.S. ブロードマーケットETF (SCHB) 米国大型株式 ダウジョーンズ U.S.ブロード・ストック・マーケット・インデックス 55.4% 55%
SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETF 先進国株式 Pディベロップド(除く米国)・ブロード・マーケット・インデックス 44.6% 45%


ファンドの仕組み:以下の通りファミリーファンド形式となっていますが、実質的には2つの海外ETFに投資するファンドオブファンズ方式と言って良いでしょう。

EXE-i つみたて先進国株式ファンドのファンド運用方式


投資先ETFのポートフォリオ(2018年2月28日時点)

シュワブU.S. ブロードマーケットETF(SCHB)のポートフォリオ


SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETFのポートフォリオ


償還日:無期限
運用:SBIアセットマネジメント
為替ヘッジ:なし



EXE-i つみたて先進国株式ファンド、管理人の感想と評価

極めて低コスト、このカテゴリーで最低水準なのが高評価

信託報酬が年0.1095%(税抜)と超低コストであることが評価できます。低いコストの海外ETFに投資することで、低コストのパッシブファンドを作るという、EXE-i(エグゼアイ)シリーズの理念に沿ったものとなっていますね。

ただし、このEXE-i つみたて先進国株式ファンドが0.1095%という数字を打ち出したことで、同一カテゴリーで業界最安値を目指す販売方針のインデックスファンド、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも、同様の信託報酬に改訂を行いました。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは純資産残高が膨らむと、更に一定のコスト低減となる仕組みがあるファンドですから、実質的にはこれが先進国株式の最低コストインデックスファンドと言えます。EXE-i つみたて先進国株式ファンドの強敵となります。


EXE-iシリーズには、先進国株式に投資するファンドが2つ存在する事に

ところで、本ファンドの運用開始によって、EXE-iシリーズには先進国株式という同一カテゴリーに、2つのインデックスファンドが存在する状況になっています。

EXE-i つみたて新興国株式ファンドのように運用目標(ベンチマークや参考指数)が同じという訳ではなく、別々の指数を用いていますから、余計にややこしくて困ります。

EXE-i つみたて先進国株式ファンド EXE-i 先進国株式ファンド
運用目標 FTSE ディベロップド・オールキャップ・インデックスがベンチマーク FTSE Kaigai・インデックスが参考指数
信託報酬 0.1095% 0.3%
つみたてNISA口座 SBI証券のみ可能 取り扱いなし
一般の証券口座(積み立て投資) SBI証券のみ可能 複数のネット証券で可能
一般の証券口座(積立以外での投資) SBI証券のみ可能 複数のネット証券で可能
iDeCo口座 取り扱いなし SBI証券のみ可能
ファンドの仕組み(次の項参照) ファミリーファンド方式 ファンドオブファンズ方式


また、上記2つのファンドの投資対象国の割合が分かりにくく、(1つ上の項の投資先ETFのポートフォリオを見て下さい)、例えばファンド全体で日本への投資割合が一体どの程度になるのか、見て一瞬で分からないのも問題です。

これでは、アセットアロケーションを考えて投資する際に、余計に面倒な事になりますので、目論見書などをもっと分かりやすくして頂きたいなと思います。

というか、EXE-i つみたて先進国株式ファンドは日本株まで含んでしまっていますから、アセットアロケーションを組み立てる時に、かなり面倒な事になりますね。


運用目標がマイナーな指数である事もイマイチ

また、上記の2本ともに、ベンチマークや参考指数がマイナーな指数である事も、問題とまでは言いませんが、ちょっと残念ですよね。普通の投資家にとっては、先進国株式指数でメジャーなものは、日本を除く先進各国をカバーするMSCI コクサイインデックスです。

ベンチマークがメジャーだと、他の投資信託に変更したい時に比較検討がしやすくなります。

本来は異なるベンチマークのファンドを比較しても、あまり意味のある事とは言えなくなる側面があります。投資のマニア以外はメジャーな指数のファンドを選びたいところです。

EXE-i つみたて先進国株式ファンドは特に、日本株を含んでしまっていますから、他のファンドに乗り換えをしようとする際には、保有中の別のファンドまで一気に変更しなくてはならない状況にならないとも限りません。


ベンチマークに対してリターンが乖離する問題を改善できるか

旧来タイプのEXE-i 先進国株式ファンドの場合、参考指標であるFTSE Kaigaiインデックスにリターンが劣っているのが問題です。

以下が、設定来のファンドと参考指数の騰落率比較です。参考指数に含まれている配当分を全て失った上、設定来で配当抜き指数より7.61%劣ったリターンしか得られません。

EXE-i 先進国株式ファンドの参考指数と基準価額の乖離


低コストのETFに投資するパッシブ運用というアイデア自体は良いのですが、ここまで参考指数に連動できていない(=トラッキングエラーが大きい)のは、何か仕組みに問題があると考えてよさそうです。

このファンドと、EXE-i つみたて先進国株式ファンドでは、ファンドの運用形式は異なるとはいえ、実態的には非常に似たような仕組みですから、同様の問題が発生する可能性も高いのではないかと思います

EXE-i つみたて先進国株式ファンドとベンチマークとの乖離


今後当サイトでは、上記のように、EXE-i つみたて先進国株式ファンドとベンチマークとの乖離の有無を追っかけていきたいと思います。

現在は運用から3か月も経っていないので何とも言えませんが、ここが乖離するようなら、以下の通り、「普通」の先進国株式インデックスファンドを買っているのが無難だと言えます。


シンプルなインデックスファンドへの投資が無難

すでに記したように、今では先進国株式ファンドでも、本ファンドの信託報酬と同様のeMAXIS Slim 先進国株式インデックスが登場しています。ベンチマークもメジャーな指数ですし、その指数との乖離の問題も発生しないファンドとなっています。

アセットアロケーションの先進国株式部分には、お勧めのインデックスファンドにあるような、シンプルなインデックスファンドを選択すれば十分でしょう。



EXE-i つみたて先進国株式ファンドの購入先

EXE-i つみたて先進国株式ファンドは、以下の証券会社でノーロードで購入できます。ただしEXE-i つみたて先進国株式ファンドは、現在のところ1社でしか購入できない点も、今後の要改善ポイントだと思います。

SBI証券


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