SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))・・・超絶低コストが魅力的

EXE-i 先進国株式ファンドは、先進国株式指数の1つである、FTSE ディベロップド・オールキャップ・インデックスをベンチマークとする、先進国株式インデックスファンドです。

SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))


2018年1月12日より、つみたてNISA制度をにらんだ形で運用が開始された雪だるま投資信託シリーズの3本のラインナップのうちの1つになります。信託報酬が0.1095%(税抜き)と、先進国株式に投資するファンドの中でも最低水準となっており、この点で高く評価できます。

販売開始時はEXE-i シリーズに属していましたが、2018年9月5日に名称変更が行われ、より低コストのラインナップは「雪だるま投資信託」となりました。


(2018年11月12日更新)・・・以降、気が付いたら本ページを更新しますが、最新情報を確認したいという人がおられたら、管理人までお知らせください。更新作業を致します。



 


SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))の基本的情報

購入単位SBI証券ではわずか100円より積立購入が可能です。
信託報酬年率0.1095%(税抜)(=運用管理費用+投資対象ETFの信託報酬)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(11月12日)
基本資産配分比率:以下の比率で2つの海外ETFにファミリーファンド形式で投資(2018年2月28日時点)

海外ETF 対象 ETFのベンチマーク 比率  基本配分比率
シュワブU.S. ブロードマーケットETF (SCHB) 米国大型株式 ダウジョーンズ U.S.ブロード・ストック・マーケット・インデックス 55.4% 55%
SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETF 先進国株式 Pディベロップド(除く米国)・ブロード・マーケット・インデックス 44.6% 45%


ファンドの仕組み:以下の通りファミリーファンド形式となっていますが、実質的には2つの海外ETFに投資するファンドオブファンズ方式と言って良いでしょう。

SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))のファンド運用方式


投資先ETFのポートフォリオ(2018年2月28日時点)

シュワブU.S. ブロードマーケットETF(SCHB)のポートフォリオ


SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETFのポートフォリオ


償還日:無期限
運用:SBIアセットマネジメント
為替ヘッジ:なし



SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))、管理人の感想と評価

極めて低コスト、このカテゴリーで最低水準なのが高評価

信託報酬が年0.1095%(税抜)と超低コストであることが評価できます

SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))が0.1095%という数字を打ち出したことで、同一カテゴリーで業界最安値を目指す販売方針のインデックスファンド、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも同様の信託報酬に改訂を行いました。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは純資産残高が膨らむと、更に一定のコスト低減となる仕組みがあるファンドですから、実質的にはこれが先進国株式の最低コストインデックスファンドと言えます。SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))の強敵となります。

項目 SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式)) eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
純資産総額 5.54億円 260.65億円
税抜き信託報酬 0.1095% 0.109%


と言っても、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの純資産は260億円を突破しており、雪だるま(先進国株式)の5億円台とは比較になりません。強敵とかそういうものではなく、もう相手にもされ無いような状況ですね。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの運用開始は2017年2月であり、雪だるま(先進国株式)よりもちょうど1年ほど運用歴がありますが、それでもこの純資産総額の差異は大きく、雪だるま(先進国株式)が不人気なのが分かります。


運用目標がマイナーな指数である事もイマイチ

不人気な理由はいくつか挙げられます。そのうちの1つが、ベンチマークや参考指数がマイナーである事も、問題とまでは言いませんが、ちょっと残念です。

普通の投資家にとっては、先進国株式指数でメジャーなものは、日本を除く先進各国をカバーするMSCI コクサイインデックスです。ベンチマークがメジャーだと、他の投資信託に変更したい時に、比較検討がしやすくなります。

本来は異なるベンチマークのファンドを比較しても、あまり意味のある事とは言えなくなる側面があります。投資のマニア以外はメジャーな指数のファンドを選びたいところです。

SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))は特に、日本株を含んでしまっていますから、他のファンドに乗り換えをしようとする際には、保有中の別のファンドまで一気に変更しなくてはならない状況にならないとも限りません。

また、本ファンドの投資対象国の割合が分かりにくく、(1つ上の項の投資先ETFのポートフォリオを見て下さい)、例えばファンド全体で日本への投資割合が一体どの程度になるのか、見て一瞬で分からないのも問題です。

これでは、アセットアロケーションを考えて投資する際に、余計に面倒な事になりますので、目論見書などをもっと分かりやすくして頂きたいなと思います。

というか、SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))は日本株まで含んでしまっていますから、アセットアロケーションを組み立てる時に、かなり面倒な事になりますね。


ベンチマークに対してリターンが乖離する問題を改善できるか

ここでは、雪だるま(先進国株式)がかつて属していた旧来タイプのEXE-i シリーズの中の、EXE-i 先進国株式ファンドの事例で見て行きます。EXE-i 先進国株式ファンドは、参考指標であるFTSE Kaigaiインデックスにリターンが劣っているのが問題です。

以下が、設定来のファンドと参考指数の騰落率比較です。参考指数に含まれている配当分を全て失った上、設定来で配当抜き指数より7.61%劣ったリターンしか得られません。

EXE-i 先進国株式ファンドの参考指数と基準価額の乖離


低コストのETFに投資するパッシブ運用というアイデア自体は良いのですが、ここまで参考指数に連動できていない(=トラッキングエラーが大きい)のは、何か仕組みに問題があると考えてよさそうです。

このファンドと、SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))では、ファンドの運用形式は異なるとはいえ、実態的には非常に似たような仕組みですから、同様の問題が発生する可能性も高いのではないかと思います

SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))とベンチマークとの乖離


今後当サイトでは、上記のように、SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))とベンチマークとの乖離の有無を追っかけていきたいと思います。

現在は運用から1年も経っていないので何とも言えませんが、ここが乖離するようなら、以下の通り、「普通」の先進国株式インデックスファンドを買っているのが無難だと言えます。


シンプルなインデックスファンドへの投資が無難

すでに記したように、今では先進国株式ファンドでも、本ファンドの信託報酬と同等以下のeMAXIS Slim 先進国株式インデックスが登場しています。ベンチマークもメジャーな指数ですし、その指数との乖離の問題も発生しないファンドとなっています。

アセットアロケーションの先進国株式部分には、お勧めのインデックスファンドにあるような、シンプルなインデックスファンドを選択すれば十分でしょう。



SBI・先進国株式インデックス・ファンド(雪だるま(先進国株式))の購入先

SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))は、以下の証券会社でノーロードで購入できます。

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