EXE-i つみたて新興国株式ファンド・・・超低コストが大きな魅力

EXE-i つみたて新興国株式ファンドは、FTSE・エマージング・インデックスベンチマークとする、新興国株式に投資できるインデックスファンドです。

2017年12月6日にEXE-iシリーズに追加され、運用が始まりました。信託報酬が、新興国株式ファンドとしては最安レベルの、0.19%程度であるのが大きなメリットです。

EXE-i つみたて新興国株式ファンド


EXE-iシリーズには、従来から、同じ指数を参考指数とするEXE-i 新興国株式ファンド(信託報酬0.361%程度)がありますが、今後はそれを買う必要は無く、EXE-i つみたて新興国株式ファンドに切り替える事で、投資家のリターンが向上する「筈」です。


(2018年3月19日追加)・・・以降、気が付いたら本ページを更新しますが、最新情報を確認したいという人がおられたら、管理人までお知らせください。更新作業を致します。



 


EXE-i つみたて新興国株式ファンドの基本情報

購入単位SBI証券楽天証券では100円から積立購入可能。
信託報酬年率0.19%(税抜・運用管理費用も含む)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(11月12日)
基本資産配分比率:シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティ ETFを通じて、新興国株式に分散投資します。2018年2月28日時点のポートフォリオは、以下の通りとなります。

EXE-i つみたて新興国株式ファンドのポートフォリオ


償還日:無期限
運用:SBIアセットマネジメント
為替ヘッジ:なし



EXE-i つみたて新興国株式ファンド、管理人の感想と評価

EXE-iシリーズには「同類」の2つの新興国株式ファンドが存在する事に

冒頭にも記した通り、本ファンドの登場により、EXE-iシリーズにFTSE・エマージング・インデックスを運用目標にする2つのインデックスファンドが登場する事になります。投資信託に馴染みの無い人は、非常に混乱すると思います。違いは以下の通りです。

EXE-i つみたて新興国株式ファンド EXE-i 新興国株式ファンド
運用目標 FTSE・エマージング・インデックスがベンチマーク FTSE・エマージング・インデックスが参考指数
信託報酬 0.19% 0.361%
つみたてNISA口座 SBI証券のみ可能 取り扱いなし
一般の証券口座(積み立て投資) SBI証券のみ可能 複数のネット証券で可能
一般の証券口座(積立以外での投資) SBI証券のみ可能 複数のネット証券で可能
iDeCo口座 取り扱いなし SBI証券のみ可能
ファンドの仕組み(次の項参照) ファミリーファンド方式 ファンドオブファンズ方式


見て頂くと、信託報酬が大きく異なるのが「違い」になりますね。

基本的には旧来のEXE-i 新興国株式ファンドは使う必要は無く、新興国株式クラスにEXE-iシリーズを充てるのであれば、EXE-i つみたて新興国株式ファンドに決まりです。

ただし、iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用する場合には、EXE-i つみたて新興国株式ファンドのラインナップが存在しない事は問題です(SBI証券のiDeCo口座)。

この場合は、コストが高いほうのEXE-i 新興国株式ファンドを使うしかありません。当サイト管理人も、SBI証券のiDeCoではEXE-i 新興国株式ファンドを利用しています。


ファンドの運用形式の違いとリターンの違い

EXE-i つみたて新興国株式ファンドがファミリーファンド方式なのに対し、EXE-i 新興国株式ファンドはファンドオブファンズ方式となっています。

これは、複数のETFに資産を分けて投資するファンドはファンドオブファンズ方式にしなければならないという決まりがあるからで、実際には両者ともに海外ETFを通じて新興国株式に投資していますから、実態的には同じ形式だと言って良いでしょう。

EXE-i つみたて新興国株式ファンドとEXE-i 新興国株式ファンドのファンドの仕組み


しかし、2つのETFに投資するよりも、1つのETFに投資しているEXE-i つみたて新興国株式ファンドのほうが、ベンチマーク(あるいは参考指数)との乖離は穏やかになる可能性もあります。この点は、今後追って確認していきたいと思います。

EXE-i つみたて新興国株式ファンドとEXE-i 新興国株式ファンドのリターンの比較


EXE-i つみたて新興国株式ファンドの運用期間が4か月程度しかない今現在の状況としては、2つのファンドのリターンの差は上記の通りとなっています。今のところ、EXE-i つみたて新興国株式ファンドを選ぶ方が良いという結果になりそうな予感です。


EXE-i つみたて新興国株式ファンドの、ベンチマークとの乖離の問題

上の項で、「ベンチマークや参考指数に対しての乖離」などと書きましたが、それについて、もうちょっと見ていきます。下記は、旧来品のEXE-i 新興国株式ファンドの、参考指数に対してのリターンの推移です。

EXE-i 新興国株式ファンドと参考指数とのリターン比較


ファンドの運用成績には、投資先株式からの配当が含まれています。それに対して参考指数には配当が含まれていません。その指数に対して設定来(約5年)で8.6%もの下方乖離(要はマイナス)を出しているのですから、非常に大きな乖離があって問題だと言えます。

この問題が、EXE-i つみたて新興国株式ファンドでも発生しないかどうかを危惧しています。今のところは、下記のような状況です。まだ2か月分の月報を見るしかない状況ですが、何となく、「嫌な感じ」はしますね・苦笑。

EXE-i つみたて新興国株式ファンドとベンチマークとのリターン比較


今後、本ページの更新の際に、乖離の問題が顕著にならないか、注意深く観察しようと思っています。ETFに投資する形のファンドについては、今人気の楽天バンガードシリーズも同様の問題を抱えていそうであり、困った問題と言えます。

ただし、この問題についてはだいぶマニアックな話しですから、ごく一般の投資家はこの部分は無視してしまっても、何ら生活に支障が出るような話しではありません・笑。


新興国株式ファンドの戦国時代を制するファンドはどれ?

本ページでは、非常に低コスト化されたEXE-i つみたて新興国株式ファンドについて評価している訳ですが、新興国株式に投資する場合は、それ以外の選択肢も考えましょう。

今ならば、以下のような超低コストの新興国株式インデックスファンドが豊富に存在する時代です。第一にコストに着目して、ご自身の利用する金融機関やつみたてNISA、iDeCo口座で取り扱っているファンドを選ぶと良いでしょう。

ファンドの名称 信託報酬
(税抜)
ベンチマーク、他
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.19% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
EXE-i つみたて新興国株式ファンド 0.19% FTSE・エマージング・インデックス
楽天・新興国株式インデックス・ファンド 0.2696%
(税込)
FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス(円換算ベース)
i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロード) 0.33% MSCI エマージング・マーケット・インデックス
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド 0.339% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)


ベンチマークとの乖離などのマニアックな現象も考慮するのであれば、当サイト管理人としてはeMAXIS Slim 新興国株式インデックスがベストに近いと考えています。



EXE-i つみたて新興国株式ファンドの購入先

EXE-i つみたて新興国株式ファンドは、以下の証券会社等でノーロードで購入できます。

SBI証券(今のところ、SBI証券のみでの販売となります)


あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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