フィデリティ・グローバル株式ファンド(愛称:グローバル・パスポート)・・・ベンチマークもなく、高コストの全世界株式アクティブファンド

フィデリティ・グローバル株式ファンド(愛称:グローバル・パスポート)は、日本を含む世界の株式に投資する全世界株式アクティブファンドです。2018年4月27日より運用が始まりました。

フィデリティ・グローバル株式ファンド(愛称:グローバル・パスポート)


以下のように、為替ヘッジなしと為替ヘッジありの2ファンドがありますが、本質的に投資対象は同じですので、1ページにまとめています。

・フィデリティ・グローバル株式ファンド (為替ヘッジなし)
・フィデリティ・グローバル株式ファンド (為替ヘッジあり)



運用手腕を判断する際のベンチマークもなく、さらに信託報酬もバカ高いため、全く投資対象に値しないファンドと言えます。

(2018年5月19日追加)


 


フィデリティ・グローバル株式ファンド(グローバル・パスポート)の基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:販売会社により異なりますが、SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.50%(税抜)(=運用管理費用0.77%+投資対象ファンドの信託報酬0.73%)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(2月15日)
償還日:2028年2月15日
運用:フィデリティ投信
為替ヘッジ:なしタイプとありタイプの2種類です。


このファンドのポートフォリオなど

月報発行後、追記します。以下2つのファンドにファンドオブファンズ形式で投資しています。

・フィデリティ・ファンズ-ワールド・ファンド(ルクセンブルグ籍)
・フィデリティ・ファンズ-USドル・キャッシュ・ファンド(ルクセンブルグ籍)

フィデリティ・グローバル株式ファンド (為替ヘッジなし)(為替ヘッジあり)のファンドオブファンズ形式構造



フィデリティ・グローバル株式ファンドの評価は?

ベンチマークもない欠陥アクティブファンド

本ファンドの目論見書には「株価上昇の3大要因(企業の変化、評価の変化、企業の成長)に注目した3つの切り口で銘柄選択を行います。」というアクティブファンドであればごくごく当たり前の運用方針しか書かれていません。

フィデリティ・グローバル株式ファンド 銘柄選択方法


アクティブファンドは、ベンチマークをきっちり決めておき、ファンドマネージャが銘柄選択を行うことによってそのベンチマークを中長期的に上回るリターンを上げることが唯一の目的と言って良いでしょう。

しかし、本ファンドにはベンチマークもなく、単に「投資信託財産の成長を図ることを目的として運用」と書いてあるだけです。今後の本ファンドの運用手腕を測定することができない、言わば「欠陥アクティブファンド」と言えます。

無理やりベンチマークを考えると、本ファンドの投資対象が日本を含む全世界株式ということから、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI-ACWI)をベンチマークとする、全世界株式インデックス・ファンドとリターンを比較し、本ファンドのリターンが上回らないと本ファンドの存在価値はありません。




今後、上記の2つのファンドの運用リターンを、本ページの更新の際に最新のものに変えていきたいと思います。果たしてアクティファンドらしいリターンの上乗せができるのかどうか、それが見ものですね。



高コストであることも問題

本ファンドは、外国籍のファンドにファンドオブファンズ形式で投資しているため、投資対象ファンドと本ファンドの信託報酬が両方かかり、年1.50%と高コストのアクティブファンドとなっていることも問題です。

前述の全世界株式インデックス・ファンドは信託報酬年0.48%とはるかに低いですから、運用内容が不透明で高コストの、フィデリティ・グローバル株式ファンド(愛称:グローバル・パスポート)などに投資する必要はありません。

アセットアロケーションを決めた後の外国株式部分は、お勧めのインデックスファンドの中の先進国株式ファンドをメインに選べばよいでしょう。



フィデリティ・グローバル株式ファンド(グローバル・パスポート)の購入先

フィデリティ・グローバル株式ファンド(愛称:グローバル・パスポート)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券

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