ファイナンシャルスタンダード「投資信託選びの新常識セミナー」に参加

2018年10月、東京都の帝国ホテルを会場にして開催された、ファイナンシャルスタンダード社の「投資信託選びの新常識セミナー」に参加してきました。

ファイナンシャルスタンダードの帝国ホテルのセミナー会場


どうして参加をしたのかと言うと、当サイトにQ&Aコーナーに、以下のような複数の苦情のような相談が寄せられたからです。果たしてマトモな会社なのか不安に感じて、覗いてみる事にしました。

フィナンシャルスタンダードの評価を落とすような提案(2018年9月)
IFAは自分の手数料の事しか考えていないのか(2017年7月)


要は、ファイナンシャルスタンダードは、顧客に応じて細かく投資の提案をしているのかと思わせて、実際に紹介するファンドは以下のようなものばかりだったという事です。

みのりの投信
モルガンスタンレー グローバルプレミアム株式オープン(為替ヘッジなし)
AR国内バリュー株式ファンド(愛称:サムライバリュー)
・GCIエンダウメント
・米ドル社債(これだけは債券)
キャピタル世界株式ファンド
新興国中小型株ファンド


そして、これらがそれぞれ優れた運用成績であるならば良いのですが、当サイトで調べる限りは以下のような成績であり、投資するに値しません。(2018年9月のQ&A回答を再掲載しています)

資産クラス ファンドの名称
日本株式 みのりの投信 1年、3年、5年それぞれで判断すると、TOPIXインデックスファンドのほうが良好であり、左記は全くもって保有する意味は無し
AR国内バリュー株式ファンド(愛称:サムライバリュー)
先進国株式 モルガンスタンレー グローバルプレミアム株式オープン(為替ヘッジなし) 参考指数のMSCIワールド・インデックスに劣る成績で、保有する意味は無し
キャピタル世界株式ファンド ベンチマーク無しなので、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスと比較すると、購入する意味は有るとは思えない成績
新興国株式 新興国中小型株ファンド 参考指数に劣る成績であり、購入の意味なし。更には、普通に新興国株式インデックスファンドのほうがはるかにリターンが高い。
バランス型 GCIエンダウメント ベンチマークも参考指数も無し。資産の3分の1をオルタナティブ戦略に費やすが、それが長期で貢献しているのかさっぱり分からず、素人が使うようなファンドではない。


一体、ファイナンシャルスタンダードの言うところに「新常識」とな如何なるものなのか、それを明らかにしたいと思います。


追記:本ページでは、配布された資料をスマホで写真を撮った上で掲載、ご紹介しておりましたが、ファイナンシャルスタンダード社の取締役殿から、著作権侵害のため削除するように要請がありました。2018年11月に削除対応しましたので、ご了承の上、お読みください。



 


前半の、「預金・株式・債券について」は真っ当な内容で高評価

まず、セミナーの目次です。これを見る限り、特に悪いところは無いように思えます。

というか、株と債券、そこに金利が加わって、各資産クラスがどのような値動きになるのかが前半のテーマであり、理屈っぽい話しを分かりやすく表現しようと努力されている事が分かり、かなりこの辺りは好意的に受け止めました。


:この部分には、目次の写真がありました。目次は以下の通り。)

・第1章 預金・株式・債券について
・第2章 投資信託の現状
・第3章 なぜ投資信託で損をするのか
・第4章 投資信託の新常識



初心者にとっては眠くなるような、まるでインデックス投資の説明でもするかのような座学的な部分を、真剣に説明されていました。

要は、金利が下がるような景気が下向きの時は債券に投資をして、金利が上昇して景気が上向きの時は株式に投資をしましょうという話ですね。


:この部分には、景気と金利、株式と債券の関係の説明がありました。株かと債券価格は逆に動き、景気が上向きで金利が上がるときは株式投資が良く、景気が下向きで金利が下がる時代は格付けの高い債券投資が良いと言われる旨、記載がありました。)


日本において1000万円を1990年から10年間、日本株と日本の国債に投資をした場合のシミュレーション結果を具体例として提示しており、面白かったですね。債券の方が断然良い時期もあるし、投資のタイミングを間違えると失敗する事例として、分かりやすいです。

資産クラス 金額 結果 コメント
日本株式 1000万円が513万円に 49%の損失 株価が39000円から20000円に下落
日本債券 1000万円が1700万円に 1.7倍もの利益 金利7%の利金を10年間受け取り


そして、特に株式などは、世間に煽られる形でバブルの頂点を付けるようなタイミングは、ついどうしても買いたくなってしまって、逆に景気が悪化して株価の底のような状況の時は逃げたくなって底値で損切りするような行動になりがちだとの事。

人間の心理に逆らって投資するのは非常に難しいので、だったらファンドマネージャーに任せて、株と債券で適切な運用をしましょうという内容でした。



後半は、ファイナンシャルスタンダード節がところどころに炸裂

後半も、特段の問題があったとは思えませんでした。まず最初に説明を受けた点は、日本は現金や保険を利用している人が大半であり、米国や英国のように株式や投資信託を使う人が非常に少なく、欧米のように長期で正しいやり方をしなくてはならない、と言う事でした。


:この部分には、日米英の家計金融資産の推移が図示されていました。95年を1とした場合、2015年までの20年間で米国は3.11倍、英国は2.83倍になったのに対して、日本は1.47倍にしか増えていないという説明です。)


そして、数少ない日本の投資家も、その大半は銀行や証券会社の店頭で投資の相談をしていて、その運用結果については満足しない人が70%超だとの事で、欧米のように、独立系の資産運用のアドバイザーを使いましょうという流れで話が進みました。

さて、本題は、第3章の「なぜ投資信託で損をするのか」です。ここは、会場に来場した皆さんも、楽しく聞いていた印象です。私からすると当たり前のような話しではありますが、来場した定年前後の年齢層の客層の皆さんは、こういう話しは初めてだったかもしれません。

まず真っ先に説明したのは、テーマ型ファンドは止めましょうと言う事でした。毎年のように次々に設定されるテーマ型ファンドの歴史の中で、とりわけ2006年~2007年にかけて売れに売れた中国株ファンドの事例を熱く語っていました。


:この部分には、テーマ型は損をする話が書かれていました。価格の低迷時は誰も見向きもしないが、テーマが話題になって、価格が高くな手人気商品になるとそれが売れるが、テーマが旬な時は株価はすでにピークを過ぎている可能性があるという話です。)


最近の事例だと、米国のハイテク株などにも注意したほうが良いと言っていましたね。今は、雨後の筍の如くハイテク株関連ファンドが次々に設定されて大量に売りさばかれていますので、私も強く危惧したいと思いました。

続いて登場するのは、毎月分配型ファンドです。新光 US-REITオープンフィデリティ・USハイ・イールド・ファンドの例を挙げて、「配当の収益ではなくて元本取り崩しで分配しているようなものを詐欺と言わずして何という」と強く非難しておられました。同感です。


:この部分には、毎月分配型はタコ足分配だという事が図示されていました。新光US-REITオープンは25円の分配金に対して28%の7円、フィデリティ・USハイイールドファンドは46.7円に対して32%の15%しか、配当等の収益が無いという指摘です。)


ただし、これについては、正しい毎月分配型ファンドの選び方も開陳しておられて、「その投資分野が長期で右肩上がりの成長をする」場合においては、買っても良いとおっしゃっておられました。

当方としても、その判断には特に反対はしませんが、私は「タコ足分配を行わないファンド」こそがまず真っ先に必要だと思うので、その点はやや相違がありました。

もっとも、そんな分配方針の毎月分配型ファンドなどありませんので、そのような事を言いだしたら、一切選択できないという事になってしまいます。ファイナンシャルスタンダード社の顧客が「どうしても毎月分配型ファンド」と言ってきた場合には、対処不能になってしまい、困ってしまいますしね。

長期で右肩上がりの毎月分配型ファンドならば、現実的に分配金は普通分配金がメインでしょうから、タコ足分配になる可能性は、右肩上がりの最中には低くなると思います。

しかしながら、やはり長期で右肩上がりの分野をどう判断するのかが最大の問題であり、それが分からないから皆さん苦労をする訳で、一見正しい事を言っているようで、現実にはかなり困難が有るのではないでしょうか。

こちらのページに記したように、伸長する資産クラスは毎年のようにコロコロと変わりますから、結局プロでもそれを当てるのは至難の業なのです。

さて、最後が微妙だなと感じた部分です。投資信託は、常に保有する現金の大半(全て)を投資に回さなくてはならないというルールについてです。

この決まりがあるゆえに、下落相場でもフルインベストメントをしなくてはならず、結果として損をしてしまうという事を言いたいようです。

これを回避するには、機動的に現金の保有比率を大幅に高める事が出来るようなファンドを選ぶ事が重要だと言っていました。


:この部分には、「フル投資ルール」が損をする理由として書かれていました。投資信託協会のルールとして、総額の2分の1を超える額を投資として運用する事が義務付けられているが、多くのテーマ型投資信託は100%を投資しなければならないという独自のルールを作っているという話です。)


ところが、そのような資産の入れ替えは「言うがやすし」の世界であり、実際にはタイミングを図る事は非常に難しい問題です。先ほどの毎月分配型ファンドのところで、今後伸びる分野を当てるというのと、難易度は同じくらいの難しさだと思います。

それらを回避するために、当サイトでお勧めするようなインデックス投資の場合は、安全資産とリスク資産を組み合わせて、リスクに十分配慮したアセットアロケーションを作り、短期的(数年程度)には損をしてでも長期(10年単位)では着実に利益を期待するという方法を取ります。

それでは、ファイナンシャルスタンダード社が好ましいとする投資信託はどのようなものなのでしょうか。その説明が、最後に来ました。

ちょっと前後しますが、まずは以下のその②の、「実績のある投資信託あるいはファンドマネージャーが運用」と言う事。何となく、理解できますよね。要は、ひふみ投信あるいは藤野英人さんが運用するファンドならOKだと言っているようなものです。

日本の多くのアクティブファンドは、ファンドマネージャーがいったい誰なのか、全く分かりません。業界の裏事情に精通しているファイナンシャルスタンダード社が、ファンドマネージャーの成績を熟知ししているならば、これは期待して良いでしょう。


:この部分には、良い投資信託の条件とは、という話でした。書かれているのは以下の2点です。)

良い投資信託の条件その①:相場が下がりそうなときはファンドマネージャーが投資信託の中で株を売却して現金部分を増やし、上昇しそうな時は株を買ってくれる。
良い投資信託の条件その②:実績のあるファンドマネージャーが運用している。


続いて①の部分です。一言で言えば、機動的に現金比率を高める仕組みのあるファンドを選ぶ、と言う事ですね。これについては、下にのせた図のような説明まで添えています。

何故か、損をする代表格のテーマ型投信の説明の部分に「ベンチマーク運用」を行っているなどと、本来無関係な一文を付け加えています。それに対して、資産を増やすのが優秀な海外では、「絶対収益型投資信託」がシェアを伸ばしているという説明です。

まるで、ベンチマーク運用がダメで絶対収益型運用が非常に優れているように感じてしまいますが、いちおう、そのような事を言ってしまうのはよろしくありませんから、「ベンチマーク運用がダメと言っている訳ではありません、積み立て投資のような運用にはベンチマーク運用が向いています」とフォローを入れておられました。


:この部分には、テーマ型(相対収益型)投資信託と絶対収益型投資信託についての言及がありました。テーマ型はベンチマーク運用を行っており、市場が下がったらそれに連動して価格も下がるが、ベンチマークよりも少しでも上回れば、投資家のお金が減ったとしてもそれは良いファンドと判定される、そして日本の主流派それであるという説明です。

それに対して絶対収益型投資信託は海外でシェアを伸ばしており、市場の動きに関わりなく資産を増やしていく事を目指す投資信託だという説明です。)


私も、何度もこのような絶対収益型ファンドなるものの中身をチェックしてきましたが、結局のところは妙にリスクが低いだけであり、当然ながら低リスクは低リターンですから、いかにも儲かりそうな文言とは全く異なる実態だと思います。

でも、顧客層は定年退職者みたいな年齢層ですから、これから初めて投資をするような人たちでしょう。その人たちをターゲットにして数百万円を一括投資させる場合は、超低リスクの投資信託でないと、逆にダメなのかもしれませんね。

最後はの条件その③は、「分散しすぎず集中投資」です。もう完璧にお分かりだと思いますが、インデックスファンドではなくてアクティブファンドで運用するのが、投資信託選びの新常識と言う事になりますね。

図を見ると、TOPIXが34%下落する中でも、銘柄選びがきちんとできていれば、逆に資産を増やす事ができると言いたいようです。中には株価が2倍になった銘柄も30%もあり、そういう銘柄選定の出来る集中投資型のファンドが望ましいとの事です。


:この部分には、良い投資信託の条件が書いてありました。1999年末から2013年6月末までの期間で、東証株価指数は34%ほど下落したのに、この期間に株価が上昇した会社は65%もあり、更には株価が2倍以上に増えた会社も31%ある、つまりは銘柄を選別すれば良いという話でした。)


これは、当然と言えば当然のことではあります。しかしながら、その銘柄選びが出来ないから難しい訳で、世の中の多くのアクティブファンドは現実にはそれが出来ていません。ファイナンシャルスタンダード社が、銘柄選びに長けたアクティブファンド選びができるのかどうかが、最大の肝になってきますね。

そして、以上のような優れた投資信託を、以下のようなプロセスを経て、顧客に提案するそうです。目標配分を決めるという事は、アセットアロケーションを策定するのでしょうか。

ポートフォリオマネージャーの鈴木さんは、かつてGPIFの運用を担当していた事もあるそうで、そう説明されると、個人個人のアセットアロケーションの構築をしていると思わせます。


:この部分は「目標→戦略→実行→チェック」をする体制について書かれていました。)


お客様ごとにカルテを作り、投資信託の提案をする前に、担当者以外も交えて会議を開いて、適正な提案になっているのかどうかのチェックもしているそうです。


:この部分には、FSカルテの作成やカンファレンスのイメージ図が書かれていました。)


ここまで見て行くと、優れたアクティブファンドを選んで、(当然インデックスファンドを選ぶなど意味が無いという事ですね)、かつ絶対収益型運用も行って、常にリターンを上げられるような事につながると理解できます。実現できれば、素晴らしい事ですね。



そして提案内容がこれでは、言行不一致ではないか

以上をもってファイナンシャルスタンダード社のセミナーを後にしました。無料個別相談への誘導もそれなりに多かったものの、強制的な雰囲気が無いのは良かったです。今現在、1900名のお客さんがいるそうで、セミナーから契約に至る人も多いかもしれません。

しかし、私がどうも疑問に感じる、冒頭でも記した以下のような投資信託を複数人に推奨するような実態は、どうも解せません。

一括投資にはベンチマーク運用は向いていないと説明していて、それはそれで良いとは思いますが、現実的にベンチマークや参考指数、あるいはそれに類似するような指数に負けているようなファンドばかりをセレクトしているのは、全く意味が分かりません。

資産クラス ファンドの名称
日本株式 みのりの投信 1年、3年、5年それぞれで判断すると、TOPIXインデックスファンドのほうが良好であり、左記は全くもって保有する意味は無し
AR国内バリュー株式ファンド(愛称:サムライバリュー)
先進国株式 モルガンスタンレー グローバルプレミアム株式オープン(為替ヘッジなし) 参考指数のMSCIワールド・インデックスに劣る成績で、保有する意味は無し
キャピタル世界株式ファンド ベンチマーク無しなので、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスと比較すると、購入する意味は有るとは思えない成績
新興国株式 新興国中小型株ファンド 参考指数に劣る成績であり、購入の意味なし。更には、普通に新興国株式インデックスファンドのほうがはるかにリターンが高い。
バランス型 GCIエンダウメント ベンチマークも参考指数も無し。資産の3分の1をオルタナティブ戦略に費やすが、それが長期で貢献しているのかさっぱり分からず、素人が使うようなファンドではない。


セミナーでは、ファイナンシャルスタンダード社が「リーマンショック直後の2008年9月30日設定のAファンド」の事を「良いファンド」紹介しており、恐らくこれは10月1日に運用開始となったひふみ投信の事だと思われますが(会場では名称を開示しない)、

・ファンドマネージャーの力量がある
・現金比率を柔軟に変更できる
・分散しすぎず集中している



という3つの条件を満たしたアクティブファンドなど、現実的には皆無に等しいのではないかと思いますので、おっしゃっている事は大層立派な事ではありますが、全く現実が伴っていないのだなと想像できます。

それにしても、どうしてひふみ投信をお客さんに買わせていないのか、ちょっとよく分かりませんね。ひふみ投信を紹介せずにみのりの投信などを推奨するなどと言う事が現実に有るとするならば、運用会社からバックマージンでも貰っているのかもしれないなと、邪推したくもなってしまいます(これは管理人の勝手な推測です)。



ファイナンシャルスタンダード社のサービスを受けるのも良いが

そうは言っても、定年退職後に、どうやって老後の資産を増やせば良いのか、全く分からない人も大勢いらっしゃることでしょう。

分からなかったら自力で本を30冊くらい読んで、ご自身で勉強をするのが一番だと思いますが、そういう手間を一切省略して楽をしようとした場合には、ファイナンシャルスタンダード社のようなところに駆け込んで、高コストの投資信託の「お世話」になるしかありませんね。

そして、お世話になる場合は、提案された投資信託に関して、なぜそれを選んだのか、十分に説明を求めるようにしたほうが良いと思います。

既に記したように、ほとんどがインデックスファンドで代替え可能なものばかりであり、それだったら妙にコストばかりが高いアクティブファンドを選ぶのではなくて、「インデックスファンドでお願いします」と言ってみましょう。そこでそれを強硬に拒むようならば、アクティブファンドでないと困る事情があるのかもしれません。

もしも提案された投資信託に疑問があり、ご自身では判断がつかない場合は、引き続き当サイトのQ&Aコーナーを活用いただいて、当サイト管理人までご質問ください。

基本的には、老後に近づいた段階で、「今から投資で金を増やしてやろう」と思っても、時すでに遅しですから、その現実を認めたほうが良いと思います。

楽して金を増やす手段など、そんなものはこの世の中にはありません。あなたにだけはそれが出来るなどと過信すると、様々な金融関連の会社からの餌食になります。カモネギとはまさにあなたの事ですから、十分に注意したほうが良いでしょう。

帝国ホテルのコーヒーとチョコレート


それにしても、帝国ホテルの豪華な会場で出されたコーヒーは美味しかったなあ。このような、場所代が高価な会場を使ってセミナーを開き、そこで本来は1杯1350円もするような高額なコーヒーをタダで頂く・・・。

これらの高いコストは、一体誰が負担しているのかを想像するのが、お金を増やす事に強い関心があるあなたが、まず真っ先に考えなくてはならない点です。

ファイナンシャルスタンダード社が負担していると思う人は、典型的なカモですね。投資など、止めておいた方が良いでしょう。

ファイナンシャルスタンダード社が提案した非常に高コストの投資信託を買って、その購入手数料や信託報酬をたくさん支払った投資家が、それらの会場費などを間接的に負担しているのです。そう考える事ができる人だけが、投資の検討をすると良いでしょう。

今回のセミナーは、「投資信託選びの新常識セミナー」などと銘打っていますが、結局のところ、投資信託などは単なる投資の道具にしか過ぎません。道具を使いこなす人類なのか、あるいは道具を使えないサルなのか、そこをまず考えると良いでしょう。

ヒトの言うがままに投資をするとしたら、それはあなたが動物園の飼育係に餌付けされたサルだという事になりますので、猿知恵を使って、色々とよく考えるべきではないでしょうか。


 


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