HSBC ニューフロンティア株式オープン・・・全く買う必要なし

HSBC ニューフロンティア株式オープンは、ニューフロンティア株式に投資するアクティブファンドです。2013年12月12日より運用されています。

新興国の中でも未発展の、「中東からアフリカ、アジア、中南米などフロンティア諸国の企業および、フロンティア諸国における事業活動がかなりの部分を占める企業の株式」を投資対象としています。

HSBC ニューフロンティア株式オープン


HSBC投信が乱立させている、超高コストかつベンチマークも参考指数も設定していないファンドの1つです。購入の必要は全く無いような投資信託です。


(2019年7月3日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


HSBC ニューフロンティア株式オープンの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券などでは100円より購入可能。
信託報酬 年率1.99%(税抜)(運用管理費用0.99%(税抜)+投資対象ファンドの信託報酬1.00%)
信託財産留保額 0.5%
運用期間 2023年11月20日(運用期間10年の予定)
決算 年1回(11月20日)。
ファンド運用方式 ルクセンブルグ籍の米ドル建ての「HSBC グローバル・インベストメント・ファンド - フロンティア・マーケッツ -クラスXC」(略称:HSBC GIF フロンティア)(信託報酬1.00%)に、ファンドオブファンズ形式で投資しています。また、ETFとして、iシェアーズ MSCI フロンティア 100 ETFにも投資します。

HSBC ニューフロンティア株式オープン ファンドオブファンズ形式構造
運用会社 HSBC投信株式会社
為替ヘッジ なし


このファンドのポートフォリオなど

フロンティア株式52銘柄に投資(2019年5月31日時点)。業種別構成比率、国別構成比率はそれぞれ以下の通りです。業種は金融の占める割合が約50%とフロンティア諸国だけあって高く、金融危機の時は本ファンドの基準価額の下落も大きいことには注意です。

HSBC ニューフロンティア株式オープン 業種別構成比率、国別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

HSBC ニューフロンティア株式オープン 組入上位10銘柄の構成比率



HSBC ニューフロンティア株式オープンの感想と評価

フロンティア市場に特段、投資する必要なし

HSBC ニューフロンティア株式オープンは、HSBC メキシコ株式オープンHSBC チャイナ オープン等と同様に、HSBCが運用するぼったくり高コストファンドの1つで、本ファンドは新興国や、新興国と呼ばれる手前のフロンティア市場の国の株式を投資対象としています。

ファンドオブファンズ形式ということで信託報酬が二重にかかり、トータルの信託報酬が年1.99%(税抜)と驚きの超高コストファンドです。

今では、新興国株式全体の幅広い銘柄に、以下のように信託報酬が本ファンドの1/10以下の、わずか年0.189%(税抜)で投資できる時代です。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬0.189%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド(信託報酬0.189%)


わざわざ上記ファンドの10倍以上のコストを払って、フロンティア株式銘柄を無理に購入する必要は全くありません。

本ファンドに限らず、HSBC投信のファンドは超高コストなものばかりです。さらに本ファンドの運用期限も2023年2月27日までと有限で、資産運用には完全に不向きです。


ベンチマークも参考指数もない、投資家を馬鹿にしているファンド

第一、ベンチマークも参考指数もない欠陥アクティブファンドです。アクティブファンドは、配当や利子込みのベンチマークを上回るリターンを上げなくては、投資する意味がありません。

そのベンチマークが設定されておらず、ただ基準価額の推移を月報や運用報告書に書くだけでは、何のためのアクティブファンドなのかということになります。

フロンティア株式市場の代表的な指数としては、本ファンドも投資しているiシェアーズ MSCI フロンティア 100 ETFのベンチマークである、MSCI フロンティア・マーケット指数があります。本ファンドの月報でも、同指数の値動きを参考として記載しています。

であるならば、HSBC ニューフロンティア株式オープンのベンチマークをMSCI フロンティア・マーケット指数(配当込み)とし、それを上回るリターンを目標に運用すべきでしょう。

リターンがその指数を上回っていれば、必ずどや顔でレポートにリターン比較図を載せるはずです。そのグラフがない時点で、成績の悪さを隠そうとしていることが想像できます。

フロンティア市場はもちろん、新興国は特に国ごとの地政学的リスクが大きく、とりわけ分散投資の必要性が増します。

アセットアロケーションの新興国株式部分は、前述したeMAXIS Slim 新興国株式インデックスなどの低コストで新興国株式全体に投資できる、お勧めの新興国株式インデックスファンドをメインにするべきです。

とんでもない高コストをかけてまでも、ニューフロンティア市場と言われる地域に投資をしなくてはならないような奇特な事情を抱えた人以外は、近寄る必要は全くありません。



HSBC ニューフロンティア株式オープンの購入先

HSBC ニューフロンティア株式オープンをノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

SBI証券楽天証券 マネックス証券


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管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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