i-mizuho コモディティインデックスの評価・解説

i-mizuho コモディティインデックスは、S&P GSCIトータルリターン指数(円換算ベース)をベンチマークとするコモディティインデックスファンドです。

ブラックロック・ジャパンが運用する i-mizuhoインデックスシリーズのうちの1つで、i-mizuho先進国リートインデックス(為替ヘッジなし)、i-mizuhoゴールドインデックスなどのREIT、ゴールドのファンドと同様、2013年9月より運用が開始されました。

海外ETFであるiシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト (GSG)(信託報酬0.75%)にファンドオブファンズ形式で投資するため、本ファンド自体の信託報酬0.40%(税抜)と合わせ、トータルで信託報酬1.15%のコモディティファンドです。

GSGは複数の米ドル建て指数連動債券(社債)に投資しており、発行体の信用リスクがある実質的な外国債券ファンドです。

(2016年2月9日更新)



 


i-mizuho コモディティインデックスの特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.15%(税抜)(=運用管理費用0.40%+投資対象ETF信託報酬0.75%)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(11月2日)
・資産配分比率: 商品先物に投資する海外ETF iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト (GSG)に投資

i-mizuho コモディティインデックス の資産組入比率(2015年12月30日時点)        
投資対象 比率
iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト (GSG) 98.6%
キャッシュ等 1.4%


・償還日:無期限
・運用:ブラックロック・ジャパン
・為替ヘッジ:なし


i-mizuho コモディティインデックス ・管理人の感想

コモディティ(エネルギー、貴金属、穀物など)の先物の値動きに概ね連動をめざすコモディティファンドノーロードファンドが少なく、販売手数料がかかるものが多いです。

信託報酬も年1%後半かかるものが多い中、i-mizuho コモディティインデックスは信託報酬1.15%の貴重なノーロードファンドであることが評価できます。

また、以前はみずほ証券とみずほ銀行のインターネット専用ファンドでしたが、現在はSBI証券他、主要ネット証券でも購入できるようになっています。また2016年2月3日より信託期間が(有期限から)無期限に変更されました。

ただし、コモディティファンドは、全般に以下の問題を抱えます。

・商品先物に直接投資する場合は、コンタンゴの影響でベンチマークより下方かい離する問題・指数連動債券やETFに投資する場合、それらの発行会社の信用リスクを取る問題


i-mizuho コモディティインデックスが投資する、iシェアーズS&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト (GSG)は、指数連動社債に投資しており、発行体の信用リスクを両方とも受けるのが問題です。

また、コモディティ自体は、ゴールド同様に保有するだけでは全く富を生みません。株式や債券は企業の成長により配当や利金を受け取ることができますが、コモディティの値動きはあくまで需要と供給のバランスのみで決まります。

これからは特に新興国の発展により穀物の価格は上がるに決まっているから、コモディティは有望」と書かれている本や記事を見かけますが、その思惑も織り込んだうえでコモディティ価格は動いています。

コモディティファンドはコストも高く、当ファンドもノーロードとはいえ信託報酬は1%超と、インデックスファンドとしてはコスト高です。安易な文句に騙されないようにしましょう。

株式や債券とは相関が低いとは言え、コモディティはリスクが非常に大きい割に、原理的には期待リターンゼロの資産クラスです。高いコストを考えると、割に合うとはとても思えません。

他資産との相関が低くても、期待リターンがゼロでは、資産形成には不向きであることを理解する必要があります。アセットアロケーションにコモディティを入れる合理的理由は、見当たりませんね。



i-mizuho コモディティインデックス の購入先

i-mizuho コモディティインデックスをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、下記の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券、みずほ証券(インターネット専用)、みずほ銀行(インターネット専用)



 


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