iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンドの評価

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンドは、LBMA金価格(円換算ベース)/LBMA金価格(円換算ベース、円ヘッジ)をベンチマークとするゴールドインデックスファンドです。

為替ヘッジの有無によって以下の2ファンドに分かれますが、投資対象は同一のため、合わせて本ページにて解説します。

・iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)
・iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジあり)





両ファンドとも、ブラックロック・ジャパンが運用するiシェアーズインデックスシリーズ(旧i-mizuhoインデックスシリーズ)の中のゴールドインデックスファンドとして、以下の日付より運用が開始されています。

為替ヘッジなし:2013年9月26日より
為替ヘッジあり:2018年4月18日より


両ファンドとも海外ETFであるiシェアーズ ゴールド・トラスト (IAU)(信託報酬0.25%)にファンドオブファンズ形式で投資しています。

ゴールドに投資するファンドの中では、SMT ゴールドインデックス・オープンを下回り、信託報酬が最安であることが特徴です。もしもどうしても金に投資したいという人がいたら、選択肢として最右翼になります。


(2018年11月11日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンドの基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.485%(税抜)(=運用管理費用0.235%+投資対象ETFの信託報酬0.25%)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(11月2日)。設定来の分配金はなく、効率的に運用されています。
償還日:無期限
運用:ブラックロック・ジャパン
為替ヘッジ:なしとありの両方のラインナップです。


このファンドのポートフォリオなど

iShares ゴールド・トラスト(IAU)に以下比率で投資しています。(2018年9月28日時点)

●iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)
投資対象 比率
iシェアーズ ゴールド・トラスト (IAU) 98.8%
キャッシュ等 1.2%


●iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジあり)
投資対象 比率
iシェアーズ ゴールド・トラスト (IAU) 99.9%
キャッシュ等 0.1%



iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド、管理人の感想と評価

信託報酬が最安のゴールドインデックスファンド

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンドは、ゴールド現物の裏付けのある海外ETF 、iShares ゴールド・トラスト(IAU)(信託報酬0.25%)に、ファンドオブファンズ形式で投資しています。為替ヘッジなし、為替ヘッジありの2ファンドに分かれています。

トータルの信託報酬は、投資対象であるIAUの信託報酬0.25%と、ファンド自体の運用管理費用費用0.235%を合わせて計0.485%となり、ゴールドに投資するファンドの中では信託報酬が最安です。


iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)について

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)は、2013年9月26日より運用されています。本ファンド登場前は、ゴールドを投資対象とする投資信託としては、販売手数料がかかり、信託報酬も1%近い高コストなものしかありませんでした。

本ファンドの運用開始当初は、みずほ銀行やみずほ証券のインターネット専用ファンドでしたが、現在はSBI証券などの主要ネット証券で購入可能となりました。また、2016年2月3日からは信託期限も撤廃され、無期限に改善されました。

2018年2月3日にファンド名が「i-mizuho ゴールドインデックス」から「iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド」に変更され、この際にファンド自体の運用管理費用も年0.40%から年0.235%に引き下げられました。このため、トータルの信託報酬も年0.65%から年0.485%に引き下げられています。


iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジあり)につてい

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジあり)は、2018年4月18日より運用されています。為替ヘッジ付きファンドは為替ヘッジなしのファンドに比べて変動幅は少なくなりますが、今度は為替ヘッジコストがかかり、期待リターンはその分低下します。


ゴールドへの投資は長期の資産形成には不向きのゼロサム

本ファンドは 投資信託なので、ETFと異なり、金額買付できることでドルコスト平均法での投資も可能です。

ただし、そもそもゴールドへの投資が資産形成に必要なのかという問題があります。「安全資産なので価値はゼロにならない」とか「無国籍通貨」とも呼ばれるゴールドですが、米ドル建てで価格が決まるため、日本からの投資には当然、米ドル円の為替リスクがあります。

ゴールド自体の値動きも激しく、株式や債券と異なり保有しているだけでは価値を生まないゼロサムの資産です。むしろ、信託報酬の分だけマイナス側に振れます。

あくまで需要と供給のバランスでゴールドの価格が決定されますので、リスクとコストに見合ったリターンが得られるかは非常に疑問です。

米ドルの価値が下落する時は逆にゴールドの価格が上がる傾向がありますが、日本から投資する場合はドル安円高の形で結局相殺されることも理解する必要があります。


ベンチマークに連動しないインデックスファンドに意味はあるのか

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)の場合、設定から約5年でベンチマークから4.93%もリターンが下方かい離しており、トラッキングエラー(指数と基準価額のずれ)が大きいことが気になります。

 iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなしの基準価額の推移及びベンチマークとの差異


まだ純資産総額が約10.75億円と少ないことも影響していると考えられますが、インデックスファンドはベンチマークに連動するからこそ意味がある存在な訳で、乖離が大きいものになど投資する意味がありません。今後の運用情報は、継続して確認が必要です。

以上より、どうしてもゴールドに投資したい場合も、ご自分のアセットアロケーションのほんの一部の「趣味」に近い範囲で購入したほうが良いでしょう。本サイトでは、コモディティやゴールドの投資は特段、不要と考えています。

当サイト管理人は、iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)に楽天証券のポイントを使って投資しておりますが、完全に遊びの範疇です。



iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド の購入先

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、下記の通りです。

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)


SBI証券楽天証券カブドットコム証券 マネックス証券松井証券、GMOクリック証券、みずほ証券(インターネット)、ソニー銀行、スルガ銀行、高木証券、みずほ銀行(インターネット)


iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジあり)


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