iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)の評価

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)は、LBMA金価格(円換算ベース)をベンチマークとするゴールドインデックスファンドです。

ブラックロック・ジャパンが運用するiシェアーズインデックスシリーズ(旧i-mizuhoインデックスシリーズ)のうちの1つで、 iシェアーズ 先進国リートインデックス・ファンドなどのREITクラスのファンドと同様に2013年9月26日より運用が開始されました。

金画像


海外ETFであるiシェアーズ ゴールド・トラスト (IAU)信託報酬0.25%)にファンドオブファンズ形式で投資しています。

当初はみずほ銀行、みずほ証券のインターネット専用ファンドでしたが、現在はSBI証券など主要ネット証券で購入可能となりました。2016年2月3日より信託期限も撤廃され、無期限に改善されました。

ファンド自体の運用管理費用は0.40%(税抜)でトータルの信託報酬は年0.65%(税抜)でしたが、2018年2月3日に運用管理費用ファンド名が「i-mizuho ゴールドインデックス」から「iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)」に変更され、この際に運用管理費用は0.235%に引き下げられ、トータルの信託報酬は0.485%に下げられました。

(2018年2月12日更新)


 


iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)の基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.485%(税抜)(=運用管理費用0.235%+投資対象ETFの信託報酬0.25%)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(11月2日)。設定来の分配金はなく、効率的に運用されています。
資産配分比率: iShares ゴールド・トラスト(IAU)に以下比率で投資(2017年12月29日時点)

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)の資産組入比率              
投資対象 比率
iシェアーズ ゴールド・トラスト (IAU) 99.5%
キャッシュ等 0.5%


償還日:無期限
運用:ブラックロック・ジャパン
為替ヘッジ:なし



iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)、管理人の感想と評価

ゴールド(金)を投資対象とするETFとしては、SPDRゴールド・シェア(1326)(信託報酬0.40%・税抜)や純金上場信託「金の果実」(1540)(信託報酬0.40%・税抜)があります。

本ファンドの登場前は、投資信託としては、販売手数料がかかり、かつ信託報酬も1%近い高コストなものしかありませんでした。

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)は、ゴールド現物の裏付けのある海外ETF 、iShares ゴールド・トラスト(IAU)(信託報酬0.25%)に投資しています。

トータルの信託報酬は、IAUの信託報酬0.25%とファンドの運用管理費用費用0.235%を合わせ、トータルで年0.485%とゴールドに投資するファンドの中では信託報酬最安です。

また投資信託なのでETFと異なり、金額買付できることでドルコスト平均法での投資も可能です。

ただし、そもそもゴールドへの投資が必要なのかという問題があります。安全資産で価値はゼロにならない&無国籍通貨とも呼ばれるゴールドですが、米ドル建てで価格が決まるため、日本からの投資には当然米ドル円の為替リスクがあります。

ゴールド自体の値動きも激しく、株式や債券と異なり保有しているだけでは価値を生まないゼロサムの資産です。むしろ、信託報酬の分だけ費用がかかります。

あくまで需要と供給のバランスでゴールドの価格が決定されますので、リスクとコストに見合ったリターンが得られるかは非常に疑問です。

米ドルの価値が下落する時は逆にゴールドの価格が上がる傾向がありますが、日本から投資する場合はドル安円高の形で結局相殺されることも理解する必要があります。

どうしてもゴールドに投資したい場合も、ご自分のアセットアロケーションのほんの一部の「趣味」に近い範囲で購入したほうが良いでしょう。本サイトでは、コモディティ、ゴールドの投資は特段、不要と考えています。

また、設定から約4年3ヵ月でベンチマークから4.53%もリターンが下方かい離しており、1年で約1.1%以上の下方乖離ですので、トラッキングエラー(指数と基準価額のずれ)が大きいことが気になります。まだ純資産総額が約9億円と少ないことも影響していると考えられます。今後の運用情報は継続して確認が必要です。

なお、ブラックロックから今後、為替ヘッジ付きのゴールドインデックスファンドを新規設定すると発表されており、ファンド名称も未発表ですが、おそらく「iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジあり)」という名称になるかと思います。正式発表されましたら追記します。

コモディティに投資するのであれば、需要は有れども年々供給が減るので、常に価格は上がってゆくと称されるワイン投資でもした方が良いでしょう。

「・・・という悪い冗談は、内藤忍氏に任せまして」と書いていたら、内藤氏推奨のワインファンドが自転車操業であることがばれてしまい、一撃で金融商品取引業者の登録取り消し処分を食らってしまいました、笑。いずれにしても金は安全資産だとばかりに、集中投資なされない方が良いと思います。



iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし) の購入先

iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は、下記の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券 マネックス証券松井証券、GMOクリック証券、みずほ証券(インターネット)、ソニー銀行、スルガ銀行、高木証券、みずほ銀行(インターネット)


 


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