i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし)の評価・解説

i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし)は、 米ドル建ての高利回り社債市場の値動きを表すマークイット iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド・キャップト指数をベンチマークとする米ドル建てのハイイールド債券に投資するインデックスファンドです。

海外ETFであるiシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 UCITS ETF(SHYU)にファンドオブファンズ形式で投資しています。

ブラックロック・ジャパンが運用するi-mizuhoインデックスシリーズのうちの1つで、i-mizuho オーストラリア債券インデックスi-mizuho 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)などの債券クラスのファンドと同様に2013年9月12日より運用が開始されました。

当初はみずほ銀行とみずほ証券のインターネット専用ファンドでしたが、2015年から主要ネット証券で順次購入できるようになり、2016年2月3日より、有期限だった信託期間は無期限になりました。

(2016年3月13日更新)


 


i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし)の特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.90%(税抜)=(投資対象ETFの信託報酬0.50%+運用管理費用0.40%)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(8月2日)
・資産配分比率: 米ドル建てハイイールド債で構成されるiシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 UCITS ETF(SHYU)を通して989銘柄に投資。

i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし) の資産組入比率(2016年1月29日時点) 
投資対象 比率
iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 UCITS ETF (SHYU) 98.8%
現金 1.2%


i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし) 国別構成比率(2016年1月29日時点)   
組入国 比率
米国  88.3%
ルクセンブルグ  3.3%
 イギリス  2.6%
 カナダ  1.6%
 その他  4.1%


上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし) 上位構成銘柄比率(2016年1月29日時点)

平均残存年数は5.03年、修正デュレーションは4.07年です。

・償還日:無期限
・運用:ブラックロック・ジャパン
・為替ヘッジ:なし


i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし)  管理人の感想

最も信託報酬の低い米国ハイイールド債券インデックスファンド

米国ハイイールド債を投資対象とするファンドと言えば、以前は米国ハイイールド債券ファンド ブラジルレアルコースのように、販売手数料3%、信託報酬2%弱と超高コストかつ毎月分配型+ブラジルレアルなどの通貨選択型アクティブファンドが定番でした。

i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし)は、 米国ハイイールド債ファンドとして信託報酬が年0.90%(税抜)と最も低いインデックスファンドです。

ただ、ハイイールド債の見かけの高利回りには騙されてはいけないでお伝えしたように、ハイイールド債というと一見聞こえが良いですが、実態は投資適格の信用度が低く、その分利率が高いジャンク債と呼ばれる投資不適格債です。

上記の超高コストアクティブファンドのように、なんとなく分配金がたくさんもらえそうという、大して考えもしない人がホイホイ買うような商品の定番でしたが、ステート・ストリートUSハイ・イールド債券オープンや本ファンドの登場により、ようやくノーロードのハイイールド債券インデックスファンドが購入できるようになりました。

最も信託報酬の低い米国ハイイールド債券インデックスファンド

とは言え、信託報酬0.50%の海外ETFである「iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 UCITS ETF (SHYU)」に本ファンドの運用管理費用0.40%をかけてファンドオブファンズ形式で投資しており、信託報酬は二重にかかります。トータルの信託報酬は0.90% (税抜)と海外債券に投資するインデックスファンドとしてはコストはかなり高めです。

また、以下が本ファンドの運用報告書の1万口当たりの費用明細です。

i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし) 運用報告書の1万口当たりの費用明細

これより、信託報酬以外にかかるその他費用を合わせた実質コストは0.661%であることから、トータルの実質コストは、0.661%+0.50%=年約1.16%(税込)となります。年1%超のコストを毎年かかる債券ファンドはやはりコストが高いと言えます。


リスクの大きさにリターンが見合わないハイイールド債券ファンド

ハイイールド債は債券といっても値動きは株式同等に激しく、リーマンショックのような世界的な金融危機の時は半値以下になる大暴落を食らっています。
(信用度の低い社債なので不況時はデフォルト率が当然高くなってしまいます)

個人的には、株式インデックスファンドよりもコストがかかり、リスクにリターンが見合わないハイイールド債券ファンドを投資対象にする必要は全くないと考えています。

債券ファンドは、やはりアセットアロケーション全体のリスクを抑えるために組み入むのが王道です

i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし)をどうしても購入したい場合も、海外債券クラスのほんの一部にとどめておく方が無難です。

また、米ドル建て社債に投資するため、米ドル円の為替リスクもあります。

為替ヘッジ付のハイイールド債券インデックスファンドとして、i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジあり)もありますが、こちらも為替ヘッジコストがかかり長期になればなるほどコスト分期待リターンはさらに低くなり、購入する意味はないと考えます。


i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし) の購入先

i-mizuhoハイイールド債券インデックス(為替ヘッジなし) をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券ソニー銀行、みずほ証券(インターネット専用)、みずほ銀行(インターネット専用)

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。

 


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