iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンドはコスト面で中途半端

iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンドは、 日本を除く先進国の国債の値動きを示す代表的な指数である、FTSE世界国債インデックス(除く日本)ベンチマークとする先進国債券インデックスファンドです。

ブラックロック・ジャパンが運用している、iシェアーズインデックスシリーズ(旧i-mizuhoインデックスシリーズ)のうちの1つです。

i-mizuho オーストラリア債券インデックスi-mizuho 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)などの他の債券クラスのファンドと同様に、2013年9月12日より運用が開始されました。

iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンド


運用開始からしばらくはみずほ銀行、みずほ証券のインターネット専用ファンドでしたが、現在はSBI証券など主要ネット証券で購入可能となっています。2016年2月3日より信託期限も撤廃され、無期限となっています。

2018年2月3日には、ファンド名が「i-mizuho 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)」から「iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンド」に変更されました。また、同時に信託報酬も0.57%(税抜)から0.325%(税抜)に引き下げられています。

(2018年2月24日更新)


 


iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンドの基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.325%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(8月2日)
償還日:無期限
運用:ブラックロック・ジャパン
為替ヘッジ:なし
資産配分比率:海外の国債に分散投資(2018年1月31日時点)

ファンド全体の平均残存年数は9.01年、修正デュレーションは7.00年です。上位5ヶ国の国別の国債組入比率は以下の通りです。

iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンド 国別構成比率


通貨別構成比率は以下の通りです。
iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンド 通貨別構成比率


先進国債券インデックス・マザーファンドに、ファミリーファンド方式で投資しています。

iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンド ファミリーファンド方式構造



iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンド、管理人の感想や評価

信託報酬が時代遅れに高い先進国債券インデックスファンド

本ファンドの設定時(2013年9月)には、先進国債券インデックスファンドとして、信託報酬0.57%(税抜)は他ファンドと比べてもそん色ない低コストのインデックスファンドでした。

ただ、2015年秋ごろから、各社が超低コストインデックスファンド競争を活発化させ、より低コストのインデックスファンドが次々に登場しました。その結果、信託報酬0.57%の本ファンドは、今となっては平凡で、魅力が薄くなっていました。

2018年2月3日になって、ようやくファンド名を「iシェアーズ 先進国株式インデックス・ファンド」に変更するとともに、信託報酬を0.57%から0.325%まで引き下げてきました。

しかしながら、今では信託報酬が年0.17%(税抜)と、最安の以下3ファンドがあります。

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド
たわらノーロード 先進国債券



信託報酬が0.325%に引き下げられても、上記ファンドの約2倍のコスト水準では、純資産総額の増加は今後も難しそうです。

アセットアロケーションの先進国債券部分には、お勧めのインデックスファンドにもある、上記3ファンドから選ぶ事になるでしょう。

ただし、外国債券は理論的には日本債券と期待リターンは同一です。信託報酬が日本債券クラスより一般的に高いことを考えると、コスト考慮後は日本債券ファンドより期待リターンは低いとも言えます。

分散効果はありますが、期待リターンがゼロの為替リスクを負うことになるために、ご自分のアセットアロケーションに先進国債券クラスを過度に入れることのないよう注意が必要です。先進国債券クラスのファンドを、リスク資産に一切組み入れないという手段も十分ありです。


i-mizuho 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)は繰上償還へ

本ファンドと全く同一の投資先に投資する、為替ヘッジありの i-mizuho 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)(信託報酬0.57%)も存在しています。

円と外貨の短期金利差や需給により変化する為替ヘッジコストはかかりますが、ご自身のアセットアロケーション全体での為替変動リスクの大きさを考えて、為替ヘッジありファンドに投資したい場合に利用するのが為替ヘッジ付きのファンドの使い方です。

ただ、i-mizuho 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)は他の同インデックスシリーズ9ファンドと共に、2018年4月27日に繰上償還に向けた手続きに入っています。

ファンド名の変更も無く、ほぼ確実にこのまま繰上償還されると考えられますので、誤って今からうっかり購入しないようお気を付けください。

どうしても為替ヘッジ付きの先進国債券インデックスファンドを組み入れたい場合、より信託報酬の低いSmart-i先進国債券インデックス(信託報酬0.19%)を選ぶべきです。



iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンドの購入先

iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンドをノーロードで購入できる証券会社・銀行は、下記の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券松井証券、みずほ証券(インターネット専用)、みずほ銀行(インターネット専用)

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管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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