iFree 新興国株式インデックス・・・若干、異色のインデックスファンド

iFree 新興国株式インデックスは、FTSE RAFI エマージング インデックスをベンチマークとする、ファンダメンタル新興国株式インデックスファンドです。

大和証券投資信託の超低コストインデックスシリーズ、「iFreeインデックスシリーズ」の中の新興国株式ファンドとして、2016年9月8日に設定されました。

iFree 新興国株式インデックス


ベンチマークであるFTSE RAFI エマージング インデックスは、MSCIエマージング・マーケット・インデックスのような浮動株時価総額加重平均ウェイトではなく、企業の財務データである売上高、キャッシュフロー、株主資本、配当を元に算出するファンダメンタル・インデックスと呼ばれる指数です。

初心者の方にはファンダメンタルインデックスなどと言っても「???」となるので、超簡単に一言で表現しますと、「ややアクティブなインデックス」になります。

したがって信託報酬は年0.34%(税抜)と低いのですが、通常の新興国株式インデックスファンドでないことには注意が必要です。(あまり期待できません。後述。)

(2016年10月18日更新)


 


iFree 新興国株式インデックスの特徴や基本情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.34%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(7月5日)
・資産配分比率:新興国株式339銘柄、ETF1銘柄、新興国リート3銘柄の計343銘柄に投資(2016年9月30日時点)

資産別構成と通貨別構成比率はそれぞれ以下の通りです。

iFree 新興国株式インデックス 資産別構成と通貨別構成比率


国別構成比率と業種別構成比率はそれぞれ以下の通りです。

iFree 新興国株式インデックス 国別構成比率と業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。
組入1位は、FTSE-RAFI ETFの4.4%比率です。

iFree 新興国株式インデックス 組入上位10銘柄の構成比率

・償還日:無期限
・運用会社:大和証券投資信託
・為替ヘッジ:なし

ダイワ新興国株式ファンダメンタル・インデックス・マザーファンドファミリーファンド方式で投資します。

iFree 新興国株式インデックス ファミリーファンド方式構造


iFree 新興国株式インデックス、管理人の感想や評価

2016年9月8日より運用が始まったiFreeインデックスシリーズは、後発のインデックスシリーズだけあり、各ファンドの信託報酬はいずれも従来のライバルである低コストインデックスファンドと同等レベルか、それを下回るレベルに設定されています。

その中で、このiFree 新興国株式インデックスは、(同じ大和証券投資信託が運用する)D-I’s 新興国株式インデックスと同様に、FTSE RAFI エマージング インデックスをベンチマークとしています。(マザーファンドも同一です。)

⇒参考:D-I’s インデックスシリーズ・評価とまとめ


FTSE RAFI エマージング インデックスは、MSCIエマージング・マーケット・インデックスのような浮動株時価総額加重平均指数ではなく、企業の財務データである売上高、キャッシュフロー、株主資本、配当を元に算出するファンダメンタル・インデックスです。

指数自体がアクティブな要素を持っているため、本ファンドもアクティブな指数に投資するインデックスファンドという位置づけになります。

どうしても時価総額型指数よりも指数追随の際の売買が多くなるため、実質コストが上がる可能性があることには注意が必要です 。

実際にD-I’s 新興国株式インデックスのページを見て頂き、ベンチマークとの対比表をご覧いただくと、コストが予想外にかさんでいる事で、ファンドの運用成績がベンチマークよりも相当程度下回ってしまっている事が分かります。期待しすぎるようなものではありません。

とはいえ、今まで主要ネット証券では購入できなかった同じベンチマークのD-I’s 新興国株式インデックス(信託報酬0.60%)より、iFree 新興国株式インデックスは信託報酬0.34%と低く、その意味においてのみ評価に値すると言えるでしょう。

アセットアロケーションの新興国株式部分は、たわらノーロード 新興国株式のような市場全体に幅広く投資できるインデックスファンドをメインとし、本ファンドのようなファンダメンタルインデックスファンドに投資したい場合は、一部の投資にとどめる程度が無難です。

今後当サイトでは、たわらノーロード 新興国株式とiFree 新興国株式インデックスの両方の基準価額の推移をチェックして、果たしてファンダメンタルインデックスなるものが長期的にメリットのあるものかどうか、チェックをしていきたいと思います。


iFree 新興国株式インデックスの購入先

iFree 新興国株式インデックスは、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券マネックス証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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