iFreeインデックスシリーズ・評価とまとめ

iFreeインデックスシリーズは、大和証券投資信託が2016年9月8日に設定したノーロードのインデックスファンドシリーズです。

「iFree」というネーミングは、「「投資、もっと自由に」をコンセプトに、投資者の皆さま(investors)が自由(Free)に選べるファンドシリーズであること、購入・換金時の手数料が無料(Free)でインターネット (internet)でもご購入いただける」ということで名付けられたとのことです。

2017年8月31日には、それぞれS&P500、MSCIコクサイ指数(円ヘッジ)をベンチマークとする2つのファンドも、新たに追加されました。


(管理人から言わせていただくと、カモネギ投資家からフリーになるファンドと言えます)


さて、iFreeインデックスシリーズの特徴は、何といってもニッセイインデックスシリーズたわらノーロードシリーズ並みに信託報酬が低いインデックスファンドを揃えていることです。

さらなる低コスト化へ取り組んでおり、2017年10月2日に6ファンドの信託報酬が引き下げられ、それら6ファンドとも各資産クラス別で信託報酬最安のファンドとなっています。

iFreeインデックスファンドシリーズ計14ファンドのラインナップと信託報酬、ベンチマークをまとめます。

(2017年10月14日更新)


 


iFreeインデックスシリーズ 全14ファンドのラインナップ

iFreeインデックスシリーズのラインナップと各ファンドのコスト一覧です。2017年10月2日に引き下げられた6ファンドの信託報酬を赤字で記載しています。

なお、信託財産留保額は全ファンドともありません。

ファンド  信託報酬(税抜)  連動をめざすベンチマーク 
 2017年10月1日まで 2017年10月2日以降
iFree 日経225インデックス 0.19% 0.17% 日経平均株価(日経225)
iFree TOPIXインデックス 0.19% 0.17% 東証株価指数(TOPIX)
iFree JPX日経400インデックス 0.205% 0.195% JPX日経インデックス400
iFree 日本債券インデックス 0.14%(注)  NOMURA-BPI総合指数
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 0.21% 0.19% MSCIコクサイ指数
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり) 0.21% 0.19% MSCIコクサイ指数(円ヘッジ)
iFree NYダウ・インデックス 0.225%  ダウ・ジョーンズ工業株価平均
iFree S&P500インデックス 0.225%  S&P500指数
iFree 外国債券インデックス 0.18%  シティ世界国債インデックス(除く日本)
iFree 新興国株式インデックス 0.34%  FTSE RAFI エマージング インデックス
iFree 新興国債券インデックス 0.22%  JPモルガンGBI-EMグローバルダイバーシファイド
iFree J-REITインデックス 0.29%  東証REIT指数(配当込み)
iFree 外国REITインデックス 0.31%  S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み)
iFree 8資産バランス 0.23% 0.22%  日本株式、先進国株式、新興国株式、日本債券、先進国債券、新興国債券、日本REIT、外国REITの8資産を12.5%ずつ合わせた合成ベンチマーク
(注)新発10年国債の利回りが1%未満の時は信託報酬0.14%。同利回りが1%以上の時は信託報酬0.22%。



iFreeインデックスシリーズ・・・コスト最安レベルのインデックスファンド

iFreeインデックスシリーズは、後発の低コストインデックスファンドだけあって、いずれも従来のライバルのインデックスファンドと同等レベルか、下回る信託報酬レベルに設定されています。以下、特に、特徴的な3ファンドについて取り上げます。


iFree新興国株式インデックスはファンダメンタル・インデックス

iFreeインデックスシリーズの中で、他の11本と異なり、iFree 新興国株式インデックスのベンチマークは一般的な指数ではありません。

同じ大和証券投資信託が運用するD-I’s 新興国株式インデックスと同様、FTSE RAFIエマージング インデックスをベンチマークとしています。

⇒参考:D-I’s インデックスシリーズの評価とまとめ


FTSE RAFIエマージング インデックスは、MSCIエマージング・マーケット・インデックスのような浮動株時価総額加重平均ウェイトではなく、企業の財務データである売上高、キャッシュフロー、株主資本、配当を元に算出するファンダメンタル・インデックスやスマートベータと呼ばれる指数です。

時価総額型指数よりも指数追随の際の売買が多くなるため、コストが上がる可能性があることには注意が必要です。


iFree日本債券インデックスは10年利回りにより2段階の信託報酬設定

iFree 日本債券インデックスの信託報酬は、2段階に分かれており、

・新発10年国債の利回りが1%未満の時:信託報酬0.14%
・新発10年国債の利回りが1%以上の時:信託報酬0.22%


となっています。


(汚い二段ベッド。本ファンドとは関係はございません。)


現在は10年国債利回りがマイナスのため(マイナス金利政策の影響)、信託報酬は0.14%と、<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドたわらノーロード 国内債券(共に信託報酬0.15%)よりも0.01%低く、信託報酬最安の国内債券インデックスファンドとして注目の存在です。


iFree8資産バランスはeMAXISバランス(8資産均等)の半分以下の信託報酬

iFree 8資産バランスは、iFreeインデックスシリーズ唯一のバランスファンドです。日本株式、先進国株式、新興国株式、日本債券、先進国債券、新興国債券、日本REIT、外国REITの8資産に12.5%ずつの均等比率で投資します。

(新興国株式部分のベンチマークは異なりますが)、eMAXIS バランス(8資産均等型)(信託報酬0.50%)と同一の配分比率で、iFree8資産バランスは信託報酬が0.22%と大幅に低いことには注目です。



iFreeインデックスシリーズが超低コストインデックスファンド競争に参戦

iFreeインデックスシリーズは、たわらノーロードシリーズやニッセイインデックスシリーズの信託報酬を強く意識し、全ファンドとも同一か、さらに低い信託報酬に設定されています。

インデックスファンドシリーズの超低コスト競争の激化は、投資家にとってうれしい限りです。iFreeインデックスシリーズの、今後のラインナップ拡充にも期待しています。



iFreeインデックスシリーズの販売会社

以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。



 


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