iTrust世界株式(愛称:世界代表~勝ち組企業厳選~)・・・期待外れの成果しか得られず

iTrust世界株式(愛称:世界代表~勝ち組企業厳選~)は、MSCIワールド指数(ネット配当込み)を参考指数とする全世界株式アクティブファンドです。2016年2月19日より運用が始まりました。

ピクテ投信投資顧問が「低コストアクティブファンドシリーズ」と謡う、ノーロードiTrustシリーズ(アイトラストシリーズ) のうちの1本です。

iTrust世界株式


「主に高い競争優位性をもつグローバル優良企業の株式に投資する」という運用方針ですが、肝心のリターンは参考指数を下回っていて、残念なアクティブファンドです。


(2019年5月25日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


iTrust世界株式(愛称:世界代表~勝ち組企業厳選~)の基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券など主要ネット証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率0.89%(税抜)
信託財産留保額 なし
運用期間 無期限
決算 年1回(4月10日)。
運用会社 ピクテ投信投資顧問
為替ヘッジ なし

「ピクテ・メジャー・プレイヤーズ・マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

iTrust世界株式 ファミリーファンド方式構造


このファンドのポートフォリオなど

日本含む世界の株式計69銘柄に投資(2019年4月26日時点)。国別構成比率、地域別構成比率、通貨別構成比率、地域別構成比率はそれぞれ以下の通りです。

iTrust世界株式 国別構成比率、地域別構成比率、通貨別構成比率、地域別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

iTrust世界株式 組入上位10銘柄の構成比率



iTrust世界株式(愛称:世界代表~勝ち組企業厳選~)の評価は?

ピクテ・メジャー・プレイヤーズ・ファンドの単なる低コスト版ファンド

ぼったくりレベルの、高コストアクティブファンドばかり出すことで有名なピクテ投信投資顧問が、「低コストアクティブファンドシリーズ」として打ち出した、iTrustシリーズのうちの1本です。(下記のようなコンセプトムービーまで出してます。こんなの必要か??)




インターネット専用とすることでノーロードとしており、全世界株式アクティブファンドにしては、信託報酬0.89%は比較的低コストのファンドと言えます。

本ファンドが投資対象としているマザーファンドは、「ピクテ・メジャー・プレイヤーズ・マザーファンド」であり、ノーロードでは購入できず信託報酬が年1.50%(税抜)もかかるピクテ・メジャー・プレイヤーズ・ファンド(3ヵ月決算型)のマザーファンドと同一です。

そのため、iTrust世界株式は「ピクテ・メジャー・プレイヤーズ・ファンド(3ヵ月決算型)」をノーロード化&低コスト化したものと言えます。

ピクテ・メジャー・プレイヤーズ・マザーファンドの純資産が、投資信託としては「賞味期限切れ」を迎えて非常に少なくなっており、パッケージを変えて使い回ししてきたと言って良いでしょう。


肝心のリターンは参考指数に劣る残念なファンド

本ファンドの設定来(2016年2月19日から約2年2か月)のリターンは、以下のように、参考指数のMSCIワールド指数(ネット配当込み)に負けている残念なファンドです。

iTrust世界株式 設定来のリターンと参考指数との騰落率比較グラフ


アクティブファンドの使命は、ベンチマークや参考指数をきっちりと上回ること、その1点のみです。そうでなければ、わざわざ信託報酬0.89%ものコストを払わずにずっと低コストのインデックスファンドを購入したほうがましということになります。

アセットアロケーションの外国株式部分は、幅広い国々や銘柄に分散され、はるかに低コストのお勧めの先進国株式インデックスファンドをメインにし、本ファンドのようなアクティブファンドがどうしても欲しい場合も、あくまでサテライトとして一部にとどめておくのが無難です。

あいにくMSCIワールド指数に連動するインデックスファンドが存在しないので、それならば新興国も含んで全世界に株式投資できる、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとするインデックスファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(信託報酬0.142%)でも買っておけば宜しいのではないかと思います。



iTrust世界株式(愛称:世界代表~勝ち組企業厳選~)の購入先

iTrust世界株式(愛称:世界代表~勝ち組企業厳選~)は販売先に無関係にノーロードです。購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券松井証券岡三オンライン証券SMBC日興証券(ダイレクトコース 、GMOクリック証券、四国アライアンス証券、FFG証券、西日本シティTT証券、東洋証券、北洋証券、ソニー銀行、静岡銀行(インターネット専用)、伊予銀行


あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る