イノベーション・インデックス・フィンテック・・・世界のフィンテック関連株に投資する、テーマ型のインデックスファンド

イノベーション・インデックス・フィンテックは、STOXX グローバル フィンテック インデックス(ネット・リターン)をベンチマークとする、世界のフィンテック関連企業の株式に投資するテーマ型のインデックスファンドです。

三井住友DSアセットマネジメントが運用する「イノベーションインデックスシリーズ」の第2弾として2018年10月19日より運用されています。




インデックスファンドならば何でも良いのかというと決してそういう訳でもなく、敢えて一山当てに行くようなテーマ型の投資信託に投資を行う必要性などはありません。

相場観のあるセミプロ級の投資家が、どうしても比較的低コストでフィンテック関連銘柄に投資したいといった使い方があるくらいではないでしょうか。


(2019年8月26日追加)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


イノベーション・インデックス・フィンテックの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券など主要ネット証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率0.745%(税抜)
信託財産留保額 なし
運用期間 無期限
決算 年1回(6月20日)。2019年6月の初決算は分配金は0円でした。
ファンド運用方式 「イノベーション・インデックス・フィンテックマザーファンド」に、ファミリーファンド方式で投資しています。

イノベーション・インデックス・フィンテック ファミリーファンド方式構造
運用会社 三井住友DSアセットマネジメント
為替ヘッジ なし


このファンドのポートフォリオなど

2019年7月31日時点dで、 米国株式を中心に計119銘柄に投資しています。国別構成比率、通貨別構成比率、業種別構成比率をそれぞれ以下に記載します。米国が約77%を占め、ドイツ2.9%、日本2.1%、香港2.0%と続いています。

イノベーション・インデックス・フィンテック 国別構成比率、通貨別構成比率、業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。上位10銘柄まで全て米国銘柄で、ⅥSAやマスターカードなどクレジット決済系、CMEグループやS&Pグローバル、ムーディーズなど金融系企業が並びます。

イノベーション・インデックス・フィンテック 組入上位10銘柄の構成比率



イノベーション・インデックス・フィンテック、管理人の感想と評価

世界のフィンテック関連企業に投資するテーマ型のインデックスファンド

新たなイノベーションによって、社会を変化させるメガ・トレンドであるAI(人工知能)、ロボティクス、バイオテクノロジー、自動運転、フィンテックなどに着目する」と謡う「イノベーションインデックスシリーズ」の第2弾として、(第1弾であるイノベーション・インデックス・AIに続き)イノベーション・インデックス・フィンテックが登場しました。

フィンテック(FinTech)とは、「金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、「IT(情報技術)」を活用した革新的な金融サービス等をさす」とのこと。

本ファンドのベンチマーク、STOXXグローバルフィンテック インデックスは、世界のフィンテック関連株式を対象としていますが、現状は約77%が米国株式で占められています。更に投資対象はフィンテック関連企業ばかり119銘柄に投資する典型的テーマ型のファンドです

ベンチマークは異なりますが、同じくフィンテック株に集中投資するeMAXIS Neo フィンテック同様に、本ファンドもほとんど米国の企業を対象としておりであり、投資信託のメリットである分散投資ができていないないファンドです。

設定来の基準価額の推移を見ると、今のところ日本と新興国を含む全世界株式の市場平均であるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス)(配当込み)、米国市場の指数であるS&P500(配当込み)、そしてハイテク株等の割合が高い米国の新興市場株のNASDAQ総合指数(ナスダック総合指数)と比較すると、大きなリターンが出ています。

これを見ると、フィンテックに集中投資をする人は「正解」だったという事になりますね。こういうのを見ると、分散投資の非力さが理解できますね。と言っても一時的な時間軸で見た場合ですけれども。

イノベーション・インデックス・フィンテックと、代表的な株価指数とのリターン比較


今の時点から過去を振り返って、「フィンテックに投資するのが正解だった」と言うのは簡単ですが、過去の時点で本当にフィンテックが伸びるのかどうかは、一部の「相場師」みたいな凄い人にしか出来ませんので、当サイト管理人としては、一般人はあまり真似しないようにしたほうが良いだろうなと思います。

また、上記のように大きなリターンを挙げたとして、「ではどこで売却すれば良いのか?」といった、買う以上の難題が待ち構えています。

記憶に新しい仮想通貨バブルとその崩壊の過程においても、利確して億万長者になった人はごく一握りです。大半の人はバブル化する前に利益確定して微益で退出したか、あるいは変なところで買ってバブルが崩壊して痛手を負って退場したか塩漬けしたかのどちらかでしょう。

テーマ型ファンドも、それに似た性格がある事を、よく認識しておきましょう。今から買うと相場の天井かもしれないという点、そして運よく以前から買えた人は、どこで利確して相場から離れれば良いのかを考えなくてはならないのです。

さて、それ以外の点では、イノベーション・インデックス・フィンテックは、外国株式インデックスファンドとして信託報酬が年0.745%と高い点もデメリットです。

今はeMAXIS Slim 先進国株式インデックスが信託報酬0.0999%以内、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が0.12%と、超低コストで買える時代です。

インデックス投資をする場合には、必然的に投資は長期で行う事になります。テーマ型ファンドは、一時的には非常に成績が良くなる局面があるものの、長期的には常に「バブル」がはじけて、結局は分散投資をしていたほうが報われたケースがほとんどだと思います。

個々のアセットアロケーション決定後、その先進国株式部分に組み入れるファンドとしては、お勧めの先進国株式インデックスファンドにあるような、超低コストかつ幅広く幅広く分散された株式に投資するファンドをメインとすべきでしょう。

本ファンドのようなフィンテック関連銘柄に偏重投資したい場合でも、アクセント程度に保有する程度で十分でしょう。インデックス投資の退屈さを紛らわせるような意味合いで、遊びで少量買い付けるとか、その程度にとどめておいた方が良いでしょうね。



イノベーション・インデックス・フィンテックの購入先

イノベーション・インデックス・フィンテックをノーロードで購入できる証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)松井証券岡三オンライン証券岩井コスモ証券

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