iTrustエコイノベーション(愛称:EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象)の評価・・・特に何の魅力も無さそう

iTrustエコイノベーション(愛称:EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象)は、日本を含む全世界の環境関連企業の株式に投資するアクティブファンドです。

冗談のようですが、「EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象」というのが愛称です。・・・長すぎて覚えられねえよ!

「環境問題」という大きなテーマのなかで、環境関連ビジネスに影響をおよぼす様々な 要因や市場動向等に鑑み、投資妙味がある分野・銘柄を厳選し、機動的に運用する」との事で、主に以下の3テーマに関連する企業に投資する方針を取っています。

・EV(電気自動車)関連
・エコ・ロボティクス関連
・再生可能エネルギー関連


iTrustエコイノベーション(愛称:EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象)


ピクテ投信投資顧問が「低コストアクティブファンドシリーズ」と謡う、ノーロードのiTrustシリーズ(アイトラストシリーズ) のうちの1本で、2017年9月15日より運用が始まりました。信託報酬が年1.33%(税抜)のテーマ型ファンドの一つです。


(2018年5月24日追加)


 


iTrustエコイノベーションの基本的情報

このファンドのコストなどの基本情報

購入単位:販売会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.33%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年1回(11月26日)。
償還日:無期限
運用:ピクテ投信投資顧問
為替ヘッジ:なし

このファンドのポートフォリオ

2018年4月27日時点で、日本を含む世界の株式計52銘柄に投資しています。国別構成比率、通貨別構成比率は以下の通り。アメリカの約58%を筆頭に計14ヶ国の株式に投資しています。

iTrustエコイノベーション 国別構成比率、通貨別構成比率


テーマ別の分類構成比率、地域別構成比率はそれぞれ以下になります。62%をEV(電気自動車)関連企業に投資しています。

iTrustエコイノベーション テーマ別の分類構成比率、地域別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。EV関連企業が62%を占めるだけあって、上位には車載部品メーカーのデルファイ・テクノロジー、ヴァレオ(Valeo)等の他、リチウム・バッテリ分野でシェアの高いサムウンSDI、車載向け半導体メーカのオン・セミコンダクター、アナログ・デバイセズ、サイプレス、ザイリンクスが占めています。

iTrustエコイノベーション 組入上位10銘柄の構成比率


ピクテ・エコディスカバリー・アロケーション・マザーファンドファミリーファンド方式で投資しています。

iTrustエコイノベーション ファミリーファンド方式構造



iTrustエコイノベーションに対する管理人の感想や評価

高コストかつベンチマークもない残念なテーマ型アクティブファンド

投資価値の無い高コストアクティブファンドばかり出すことで有名なピクテ投信投資顧問が、「低コストアクティブファンドシリーズ」として打ち出した、iTrustシリーズのうちの1本です。下記のコンセプトムービーでも紹介されています。




典型的なテーマ型のファンドですが、この動画を見ても大したことは言っておらず、あまり参考にはなりません。

冒頭にも書いた通り、目論見書や月報ではファンドの愛称が「EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象」とやたら長く、愛称ではなくて、単なる補足説明になっています。

ところが、運用報告書記載の愛称は「イノベーションが地球環境を変える」と違っており、どっちが本当なのか不思議なファンドです。このように、運用会社でも愛称が統一されていないあたり、いい加減な運用が透けて見えます・苦笑。

iTrustエコイノベーション 投資対象イメージ


そもそもアクティブファンドは、投資対象に対し、基準となるベンチマークを決めておき、それを上回るリターンをたたき出さないと存在価値がありません。本ファンドはアクティブファンドにも関わらず、ベンチマークや参考指数が無い欠陥ファンドです。

単に、環境関連企業に(何となく)投資した結果を、月報や運用報告書にリターンの推移として記載されても、運用手腕の判断ができません。

上の項に記した通り、北米を中心に日本を含む先進国、更には新興国まで投資をしているのですから、せめて参考指数としてMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)を設定するのが筋だと思いますよ。

それに対して、「EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象」との事で集中投資をする訳ですから、当然、全世界に分散投資するよりも高いリターンが出る事が期待するわけです。じゃないと、集中投資をする意味がありませんから。

従って、今後は当サイト独自に、本ファンドがその指数に対してどのような成績で推移しているのか、チェックしていきたいと思います。とりあえずは、設定後8ヶ月では以下のような値動きとなっています。どうも、「全く期待できない感」が半端ないですね・笑。

iTrustエコイノベーション(愛称:EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象)と全世界株式とのリターン比較


信託報酬1.33%は、全世界株式ファンドとしてはかなりの高コストです。ぜんぜん「低コストアクティファンド」とは言えません。わざわざ投資する価値は低いです。

個人の各アセットアロケーションを決めた後、その外国株式部分はインデックスファンドのお勧めにあるような超低コストのインデックスファンドを購入すれば十分でしょう。

仮に、このiTrustエコイノベーション(愛称:EV(電気自動車)/エコ・ロボなど様々な環境テーマが投資対象)なるファンドが非常に高いリターンを叩き出したとしても、数年すれば、ほとんどのアクティブファンドの運用成績は、広く分散されたポートフォリオを持つ超低コストのインデックスファンドに敵わなくなる時期がきます。

インデックスファンドへの投資が退屈極まりないものだったとしても、このような高コストのアクティブファンドに投資する事は、全くお勧めできません。



iTrustエコイノベーションの購入先

iTrustエコイノベーションをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券岡三オンライン証券、GMOクリック証券、東洋証券、西日本シティTT証券、ほくほくTT証券、ソニー銀行


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