iTrustインド株式・・・運用が始まったばかり、今後を見定めたい

iTrustインド株式は、MSCIインド10/40株価指数参考指数とするインド株式アクティブファンドです。



ピクテ投信投資顧問が「低コストアクティブファンドシリーズ」と謡い、販売会社に関係なくノーロードとしているiTrustシリーズ(アイトラストシリーズ) のうちの1本として、2018年4月3日より運用が始まりました。

(2018年6月8日更新)


 


iTrustインド株式の基本的情報

コストも含めた基本情報

購入単位:販売会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.418%(税抜)(=運用管理費用0.818%+投資対象の外国籍ファンドの信託報酬0.60%)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(3月15日)。
償還日:無期限
運用:ピクテ投信投資顧問
為替ヘッジ:なし

このファンドのポートフォリオなど

インド株式計28銘柄に集中投資しています(2018年4月27日時点)。資産別構成比率、業種別構成比率はそれぞれ以下の通りです。

iTrustインド株式 資産別構成比率、業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

iTrustインド株式 組入上位10銘柄の構成比率


「ピクテ-インディアン・エクイティーズ クラスZ JPY投資証券」に93.7%と中心に、「ピクテ-ショートターム・マネーマーケットJPY」の1.0%の投資比率で、2つのルクセンブルグ籍のアクティブファンドにファンドオブファンズ形式で投資しています。

iTrustインド株式 ファンドオブファンズ形式構造



iTrustインド株式の評価は?

特に特色のないアクティブファンド

iTrustインド株式については、まずは以下の簡単なファンド紹介ムービーでもご覧ください。




動画を見ても、 運用プロセスは次のようなごく普通のことしか言っていません。

・「主に中長期的に成長が期待できるインド企業の株式に投資
・「ボトムアップによるファンダメンタルズ分析に基づき、安定した成長ができる企業を厳選」

アクティブファンドは一般に、基準となるベンチマークを決め、それを上回るリターンを出すことを目標にしますが、本ファンドにはベンチマークは設定されていません。

ただ、初の月報には(交付目論見書には記載のなかった)参考指数(MSCIインド10/40株価指数)が記載されており、今後はこの参考指数を上回ることを目標にしているとみなすこととします。実際、月報にも基準価額と参考指数の設定来の推移グラフが載っています。

iTrustインド株式 基準価額と参考指数の設定来の推移グラフ


参考指数であるMSCIインド10/40株価指数は配当抜き指数のため、正確には配当分も上乗せしたMSCIインド10/40株価指数(配当込み)とリターン比較をする必要があります。今後更新時に、参考指数とのリターン比較を掲載していきたいと思います。


インド株式ファンドとして業界最低水準のコストと言うが・・・

上記のムービーを見ると、「信託報酬が業界最低水準のインド株式ファンド」と謡っています。たしかに、インド株式ファンドにインデックスファンドは無く、ノーロードのファンドとしては当サイトでも紹介している以下の高コストのアクティブファンドしかありません。

JPMインド株アクティブ・オープン(信託報酬1.80%)
HSBC インド オープン(信託報酬2.00%)


しかし、本ファンドもファンドオブファンズ形式ということもあって、信託報酬は1.418%とかなりの高コストです。果たしてこれで、納得がゆくリターンを得られるのかどうか、今後の運用成績を見極めていきたいと思います。

資産形成の基本は徹底的な投資対象の分散と低コストですから、新興国株式に投資する場合でも、インデックスファンドのお勧めページに掲載しているような、インドだけでなく新興国各国に幅広く投資する低コストの新興国株式インデックスファンドをメインにすべきです。

インド株ファンドをどうしても買いたい場合、以下のように信託報酬の低い、上場投資信託(ETF)を利用したほうが良いでしょう。そして、あくまでサテライトとして一部にとどめておくのが無難です。

上場インデックスファンドCNX Nifty先物(インド株式)(信託報酬0.55%)
NEXT FUNDSインド株式指数・CNX Nifty連動型上場投信(信託報酬0.95%)



iTrustインド株式の購入先

iTrustインド株式をノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券、西日本シティTT証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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