SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(jrevive)の評価・解説

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)は、日本の中型および小型株の中から、割安株と成長株それぞれに投資する日本株式アクティブファンドです。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)


似たような投資信託として、SBI小型成長株ファンド ジェイクール(愛称:jcool)がありますが、こちらは原則的に新規公開3年以内の若い日本企業に投資する方針で、なおかつ当ファンドよりも割高でも、高い成長性のありそうな銘柄を選定している点で、違いがあります。

ベンチマーク参考指数もなく、成績の良し悪しの判断ができない点で困ったファンドではありますが、TOPIXやJASDAQと比較すると過去の運用成績が非常に良好で、数少ない、存在価値のあるアクティブファンドとして認定できます。(後述)

ただし、投資信託選びで重要な点であるコスト面では、信託報酬が1.70%(税抜)と高すぎますから、資産運用の中心に据えるようなものではありません。

(2015年6月18日)


 


SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)の基本的情報

・購入単位:1口以上1口単位。つまり基準価額の金額単位のみ。(金額購入不可)
信託報酬年率1.70%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(7月22日)

・資産配分比率: 2015年6月12日の構成比率は以下の通りです。市場別の組入比率は、東証1部とジャスダックを中心に、東証2部やマザーズ市場の株式にも投資しています。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)の市場別組み入れ比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。(組入総銘柄数は54)

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)の組み入れ上位銘柄


・償還日:無期限
・運用:SBIアセットマネジメント
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ、管理人の評価は?

まず、どの程度のリターンなのかをチェックする

日本の中小型株に投資できる適当な投資信託がほとんど無いので、そういう意味で、運用成績さえマトモだったら利用してみても良いかなと思って、調べてみました。

ベンチマーク等が無いというだけで、本来は投資対象から外していただいても全く問題ありませんが、念のためにこの投信の主戦場であるTOPIXやJASDAQ指数と比較してみました。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブとTOPIX、JASDAQ指数との比較


中小型株に投資するのですから、TOPIXとだけ比較しても、あまり実態にそぐわないです。ですのでJASDAQ(ジャスダック)とも比較しているわけですが、5年間で見てもそれを大きく凌駕しており、投資するに値すると考えます

中小型株への投資で有名なファンドとしては、泣く子も黙るひふみ投信が有ります。これに対しては、どのような対比を見せるでしょうか? 以下に記します。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブとそのほかの投資信託との運用成績比較(3年間)


ひふみ投信だけでなく、あわせてSMT TOPIXインデックス・オープンとも比較しておりますが、ひふみ投信よりも運用成績がはるかに良好だとは、新鮮な驚きがありました。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブとそのほかの投資信託との運用成績比較(1年間)


上記は、ここ1年間でのリターン比較です。ひふみ投信がTOPIXのインデックスファンドに成績が劣る状態なのに対して、SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)は相変わらず非常に良好な成績となっています。

もしかしたら相当に過度なリスクを取っているのかと思い、念のために標準偏差やシャープレシオを確認してみましたが、下記のように、適切なリスク管理のもとに運用されている印象です
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブとそのほかの投資信託とのリスク管理の比較



コストについてはどうだろうか?

日本の小型株式ファンドに投資しようとしてもインデックスファンドがなく、高コストのものばかりです。上記で挙げたひふみ投信が唯一、信託報酬が年0.98%(税抜)と検討しているくらいでしょう。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)も高コストであり、投資を躊躇してしまうレベルの信託報酬、年1.70%(税抜)もかかります。運用報告書より実質コストを計算してみても、信託報酬1.70%(税抜)×(308円/269円)=約1.95%となります。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブの1口当たりの費用明細


一般に、これだけの高額なコストが必要になる投資信託は、コストで自滅して運用成績が悪くなるケースが多いですし、そもそも過去にいくら運用成績が良好でも、今後もそれが続くとは全く言い切れません。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)に資金を投じる場合でも、ノーロードであることは良いとしても、信託報酬が高すぎるという視点は、常に頭の中に入れておいてください。



インデックスファンドを、投資の中核として利用しよう

ここまで見てきたとおり、コストが非常に高いながらも、SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)は投資価値はあります。

もしも日本の中型株や小型株に投資することで、ご自身のアセットアロケーション全体のリターンに対して、少しでも上乗せを狙うのであれば、資金の一部を投入しても良いでしょう。

ただし、投資の基本は分散にあります。SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)は、日本の上場企業の中のわずか54銘柄に集中投資していることになります。

それらの銘柄と一蓮托生になるような投資行動は慎むべきで、基本は日本の株式市場全体に広く分散投資できる、低コストのインデックスファンドを投資の中心にしましょう

投資のコアサテライト戦略から
(図は、立花証券ストックハウスサイト内から拝借)


代表的なインデックスファンドとしては、下記のようなものが有ります。

 ・ニッセイ日経225インデックスファンド (信託報酬0.25%)
 ・SMT TOPIXインデックス・オープン (信託報酬0.37%)
 ・日本株式インデックスe (信託報酬0.37%)



なお、日本の中小型株だけでなく、日本を10%程度含む、世界の中小型株に低コストで投資したい場合は、EXE-i グローバル中小型株式ファンドを利用するのもOKです。



SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)の購入先

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(愛称:jrevive)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券むさし証券


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