日本株投信編・純資産が多い投資信託の運用成績を叩く

投資信託の純資産残高ベスト5をピックアップして、それらの運用成績がインデックスファンドに比べて、どんな状況なのかを調べて叩くシリーズの2回目、今回は、日本株投信です。

あ、・・・別に叩くのが目的ではなくて、ただ単に比較して、より良い投資ライフを送るきっかけにして頂くのが目的です(´・ω・`)

日本株は2014年、2015年と大きく上昇して、今までの悲観的な見方はすっかり後退して、今や日本株投信は飛ぶ鳥を落とす勢いです。ですがこのカテゴリーの上位5ファンド、本当に鳥を落としているのか、しっかりと確かめねばなりません

純資産残高が多い日本株投信


(上位のファンドにベンチマークや参考指数がある訳ではないので、純粋にインデックスファンドと比べるだけで、優劣を判断してみることにします。この点はどうぞご了承ください。)

(2015年6月25日追加)


 


純資産残高が多い、日本株投信のベストファイブはこれ

2015年6月23日時点での、日本株投資信託の純資産残高ベストファイブです。赤枠で囲んだ部分がいわゆる投資信託で、それ以外は日本株ETFになります。(これほどETFが勢力を伸ばしているとは思いませんでした)

それにしても信託報酬、ETFに比較するとアクティブファンドの高さが目立ちます。唯一1本ランクインしたインデックスファンド、日興アセットマネジメントのインデックスファンド225が低コストで検討していますね。

純資産残高が多い日本株投信(アクティブファンドとETFが上位)



ランクインした5本の国内株投資信託の基準価額を比較してみる

今回の比較、ちょうど具合の良い事に、日経平均株価をベンチマークとする投信、インデックスファンド225が入っていますので、簡単に上位5銘柄でガチンコ勝負できます。

結果からすると、3年スパンでは野村の通貨選択型投信、野村日本ブランド株投信(レアル)がトップの成績となっています。で、2番目にインデックスファンド225が堂々ランクイン。

純資産残高が多い日本株投信の基準価額の比較(3年)


3年ではそのような結果であったものの、直近1年で比べてみると、インデックスファンド225のほうが上になります。

というか1年でも3年でもグラフをじっと見ると、野村日本ブランド株投信(レアル)の基準価額の上下のブレが非常に大きいことが分かります。

実際に標準偏差のデータを見ると、このファンドは明らかに多大なリスクを取っていて、まあそれはそうですよね、日本株に余計な新興国通貨をくっつけたんですから。片足が日本株で、もう片足がブラジルに投資しているようなもので、非常にブレが大きくなります。

純資産残高が多い日本株投信の基準価額の比較(1年)


その他のアクティブファンドについては、もうコメントするのもバカバカしいと言いますか、インデックスファンド225の下を、ピッタリと追従しています。

ほとんどインデックスファンド並みの運用を行っているものの、コストが高い分、インデックスファンドに成績が負けているのではないかと推定できますね。

ま、ここでも、「アクティブファンドなどに投資したところで、ほぼほぼ不利な戦いを強いられますよ~!」と、言えるかと思います。



参考までに、インデックスファンドのコストをもっと下げると、リターンは上がる

上記において、コストが半分から3分の1にしかならないインデックスファンド225の運用成績が良好なのが分かると思います。じゃあアクティブファンドなど放っておいて、もっとインデックスファンド同士でコスト競争させてみたいと思いませんか?

個人投資家が購入できる、最も低コストの日経平均インデックスファンドは、ニッセイ日経225インデックスファンドで、信託報酬は驚きの0.25%でせす(さっきの野村日本ブランド株投信(レアル)と比べてごらんよ・・・)

この2つを比較してみると、本当に興味深い結果となります。ほぼ2つの基準価額線が重なりますけど、3年で1.5%程度、わずかにニッセイが勝利します。

この傾向は5年でも10年でも変わわりません、(もちろん1年でも変わらない)。ぴったりとコスト差分のリターンの差異が出ているわけではありませんが、常にコストの安いニッセイ日経225インデックスファンドが、勝利しています。

コストの異なるインデックスファンドどうしを比較


つまり、投資にかけるコストを減らせば減らすほど、リターンが向上するというのが、このページを読んでの結論です。人気があっても、コストまでやけに高いアクティブファンドなんぞを買ったところで、あなたの懐のお金は期待したように増えない、という事です。

参考までに、あなたがコストの高い投資信託を買ったときに、唯一、お金が増えるところがあります。・・・それは、金融機関です。金融機関の取り分が増えるせいで、そっくりそのままあなたの取り分が減る。だからこそ、低コストのインデックスファンドを買うべきなのです。

投資信託の高コスト



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