明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)で幸せにはなれぬ

明治安田日本債券オープンは、NOMURA-BPI総合ベンチマークとする、日本の債券に投資できるアクティブファンドです。2001年4月11日に設定されました。

通常の証券口座で購入できるものの他に、確定拠出年金専用のファンドがあり、中身は全く同一ですが、2つのファンドが存在する事になります。

一般口座明治安田日本債券オープン(毎月決算型) (愛称:しあわせ宣言(毎月決算型))
確定拠出年金明治安田DC日本債券オープン(愛称:DCしあわせ宣言)

明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)


本ファンドの評価としては、ちょっと微妙なところです。総合的に考えると、「特段利用するような投資信託ではないな」という結論になります。

(2017年12月21日)



 


明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)の基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券楽天証券では最低100円より購入可能。確定拠出年金では1円単位で購入可能。
信託報酬年率0.6%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:一般の証券口座で買えるものは毎月決算、確定拠出年金用は年1回決算です。
資産配分比率: 計91銘柄に投資(2017年12月11日時点)

債券種別構成比率は以下の通りです。

明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)のポートフォリオ


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)の組み入れ上位10銘柄


また、ファンド全体の最終利回りは年0.60%、平均残存年数は9.41年です。

償還日:無期限
運用:明治安田アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)



明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)、管理人の感想と評価

ベンチマークには負けているが、インデックスファンドよりは良い成績

アクティファンドの存在価値は、運用目標のベンチマークを「上回ってなんぼ」です。日本の国債だけでなく、社債(事業債)を大幅に組み入れる事で運用成績の向上を図っていますが、設定来で見るとベンチマークを下回り、良いファンドとは言えません。

明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)のベンチマークと基準価額の推移


ただし、インデックスファンドに比べるとリターンは明確に良好であり、日本債券クラスにも投資している人は、一部の資金を振り向けるのもアリかと思います。

明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)とインデックスファンドとのリターン比較


ただし、事業債を多量に組み入れている事から、投資先の企業がもしも破綻する事になれば、基準価額への大きな影響は免れません。

格付けが良い企業への投資に限定してはいますが、個別の企業へのリスクを不用意に高めるのは、安全資産への投資としては控えめにしておくべきでしょう。


一般の証券口座では「毎月分配型投資信託」で、投資価値は無い

本ファンドは明治安田生命のiDeCoで買う分には無分配で再投資できるから良いものの、一般の証券口座で買うタイプの明治安田日本債券オープン(毎月決算型) (愛称:しあわせ宣言(毎月決算型))については、ネーミングの通り毎月分配型投資信託です。

分配金の出し方をチェックしてみたところ、毎月の債券からの金利収入で月々の20円の分配金を全くカバーできておらず、超絶タコ足分配の呆れたファンドでした。

明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)の分配金の内訳


この分だと、ほとんどの人がご自身の元本を取り崩しているだけのぬか喜びファンドの可能性が大であり、全く投資価値が無い事になります。

日本債券クラスは国内外の株式やREIT、外国債券クラスとは逆相関の関係にあり、アセットアロケーションの一部に組み入れることで、他の資産クラスが値下がりする時に、反対に上昇することが多く、分散投資の一環として利用できます。

明治安田日本債券オープン(毎月決算型) (愛称:しあわせ宣言(毎月決算型))を利用しても幸せにはなれませんから、大いに注意してください。



明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)の購入先

明治安田日本債券オープン(愛称:しあわせ宣言)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券フィデリティ証券松井証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)



管理人おススメの確定拠出年金口座(個人型のiDeCo口座)

個人型のiDeCo口座は様々な金融機関で開くことができますが、ファンドラインナップや口座管理手数料を考えると、次の4社がベストです。

SBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行(銀行を使いたい人はここ)

iDeCo・個人型確定拠出年金


明治安田DC日本債券オープン(愛称:DCしあわせ宣言)は明治安田生命のiDeCoでの取り扱いとなりますが、明治安田はiDeCo口座自体が評価できるものではありません。上記の4社で口座を開いておけば良いでしょう。





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