明治安田生命の企業型&個人型iDeCoはボッタクリ

本ページでは、明治安田生命が展開している個人型iDeCo企業型iDeCoについて、その中身を詳しくチェックしています。

iDeCo(イデコ)を制する者は人生を制する!」・・・明治安田生命にiDeCoでお世話になったとしたら、あなたの人生は明治安田生命に制御される状態になります。

少なくとも、その商品を選ぶか選ばないかの選択権がある個人型iDeCoの場合は、明治安田生命を選ぶ価値など有りませんから、他の金融機関に当たるべきでしょうね。その理由は本ページで詳しく述べます。

明治安田生命の確定拠出年金ウェブサイト


(2016年11月22日追加)


本ページに記載した内容の目次になります。上から順番にご覧いただくほうが分かりやすいとは思いますが、お時間の無い時などは、関心のある部分に直接飛んでください。


ボッタクリファンドを忍び込ませた、明治安田生命iDeCoラインナップ←必見コンテンツ
明治安田生命の個人型iDeCoの、口座手数料の確認
ボッタクリサービスの明治安田生命よりも、はるかに有利な金融機関


 


ボッタクリファンドを忍び込ませた、明治安田生命iDeCoの商品ラインナップ

明治安田生命の、現在のiDeCoのラインナップは、次の通りとなります。企業型も個人型も同じ商品ラインナップになると思われます。

しかしながら、投資を知っている身としては、このラインナップは泣きたくなるような酷さです。世の中にはこんなにもたくさんの低コストのインデックスファンドがあるにもかかわらず、非常に高コストの投資信託を紛れ込ませていて、私たちから将来に渡って多大なコストを徴収して、金融機関の利益が大きくなるように最適化されています。

本来は私たちの利益に目を受けるはずの金融機関が、「そうとは知りながらあえてこのような高コストファンドのラインナップをしている」とすれば、まさしくボッタクリ以外の何ものでもありません。

http://www.myam.co.jp/fund/401k/

(信託報酬は税抜き、区分はI=インデックスファンド、A=アクティブファンド)
投資先 区分 ファンドなどの名称 信託報酬 運用会社
日本株式 I 明治安田DC・TOPIXオープン 0.19% 明治安田アセットマネジメント
A 明治安田DCトピックスプラス 0.65%
明治安田DC日本株式アクティブ・ポートフォリオ【愛称:DC開花宣言】 1.18%
明治安田DC日本株式アルファオープン 1.18%
明治安田DC日本株式リサーチオープン【愛称:DC和太鼓】 1.18%
フコク日本株式ファンド 1.4%
明治安田DC中小型株式オープン 1.63%
先進国株式 A 明治安田DC外国株式リサーチオープン【愛称:DCジェットストリーム】 1.38% 明治安田アセットマネジメント
新興国株式 無し
日本債券 I 明治安田DC日本債券パッシブファンド 0.16% 明治安田アセットマネジメント
A フコク日本債券ファンド 0.55%
明治安田DC日本債券オープン【愛称:DCしあわせ宣言】 0.60%
先進国債券 A 明治安田DC外国債券オープン【愛称:DC夢実現】 0.96% 明治安田アセットマネジメント
新興国債券 無し
REIT 無し
バランス型 A 明治安田DCハートフルライフ プラン30
明治安田DCハートフルライフ プラン50
明治安田DCハートフルライフ プラン70
0.83%
0.97%
1.09%
明治安田アセットマネジメント
フコク株(25・50・75)大河 フコク株25大河
フコク株(25・50・75)大河 フコク株50大河
フコク株(25・50・75)大河 フコク株75大河
1.0%
1.18%
1.36%
明治安田DCグローバルバランスオープン【愛称:DC五穀豊穣】 1.15%
保険 予定利率変動型確定拠出年金保険 明治安田生命


 


具体的に、ラインナップのダメなところを指摘

上記のラインナップのダメなところは、一言でいうと、高コストのアクティブファンドばかりで構成されている点です。(⇒参考:インデックスファンドとアクティブファンド

明治安田生命のiDeCo


アクティブファンドというのは、市場の平均値を狙って「勝たないけれども絶対に負けない」運用を行う事です。市場に10年20年と長く居続けるために必須の戦略です。

これに対してアクティブファンドは、インデックスファンドを上回る投資リターンを上げることを目標としています。市場の平均値よりも勝てていれば、アクティブファンドの高コストはその対価として納得ができます。

しかし、そうは問屋が卸さないのが金融の世界の常識。アクティブファンドの大半が、実はインデックスファンドよりもリターンが負けています。

明治安田生命も、おそらくそれを知っていながらアクティブファンドを大量に配置しているという事は、あなたから高コストの分だけ利益をむしり取りたいという願望が強いものと推定します。

ここでは、明治安田生命が用意した各資産クラスごとの投資信託について、管理人の見解を書いてみます。


日本株の投資信託について

全体的に決して多くはない商品ラインナップなのに対して、日本株投信だけは豊富に用意されています。全7本もある品揃えのうち、明治安田DC中小型株式オープン以外の6本が全て、TOPIXをベンチマークするファンドです。

しかも明治安田DC・TOPIXオープン以外は全てアクティブファンドです。調べてみるとそれらTOPIXをベンチマークとするアクティブファンド成績は、明治安田DC日本株式リサーチオープン(愛称:DC和太鼓)を覗いて、全てインデックスファンドに敗北しています。

明治安田DC日本株式リサーチオープン(愛称:DC和太鼓)とインデックスファンドの成績の差異は次の図の通りです。ベンチマークも併せて図示しています。インデックスファンドとの差異は非常にわずかで、だったらインデックスファンド0.19%に対して1.18%もかかる信託報酬は、そこまでかける必要があるのかと思うくらいのわずかな差異です。

明治安田DC・TOPIXオープンと、明治安田DC日本株式リサーチとのリターン比較


信託報酬0.19%と十分に低コストの明治安田DC・TOPIXオープンを、さらに残りの日本株アクティブファンドと比べると、残された4本の運用成績は、インデックスファンドと同等かそれ以下であることが分かりました。

明治安田DC・TOPIXオープンと、アクティブファンドとのリターン比較


インデックスファンドの5倍程度のコストをあなたから徴収しておきながらこの体たらくは、まさにボッタクリファンドのとしての証と言えます。


先進国株の投資信託について

1.38%のコストである、明治安田DC外国株式リサーチオープン【愛称:DCジェットストリーム】しか商品が無い時点で、ボッタクリ確定です。低コストで十分に分散されたポートフォリオを持つ、例えばニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.20%)と比較したのがこちらです。

6倍以上もの高コストを取るようなボッタクリファンドの方が、超低コストのインデックスファンドよりも常に成績が劣るのですから、話しになりません。

明治安田DC外国株式リサーチオープン【愛称:DCジェットストリーム】とインデックスファンドとのリターン比較


分かりやすく説明すると、1000万円を30年間運用する場合、それぞれのファンドをあなたに売りつけた場合の、金融機関が受け取れるコストを書き出してみます。

・東京海上セレクション・外国株式インデックス:元本の6%
東京海上セレクション・外国株式(ボッタクリのほう):元本の41%



時間が経てばたつほど、多額の元本をあなたから奪ってゆくようなファンドなど、決してあってはなりません。このような商品をしらばっくれて平気でラインナップする金融機関とは、付き合ってはならないのです。


日本国債の投資信託について

日本国債については、信託報酬0.19%と十分に低コストな明治安田DC日本債券パッシブファンドがあり、問題点はありません。この国内債券クラスについては、珍しくもアクティブファンドの明治安田DC日本債券オープン【愛称:DCしあわせ宣言】のほうが、成績が上です。

明治安田生命の国内債券クラスのiDeCoファンドのリターン比較


上記、それぞれ同じベンチマークを運用の基準にしていますが、社債や地方債のように利回りのやや高い債券にも投資できるアクティブファンドが有利な状況になっています。

アクティブファンドをを選びたい人は自由に選んでもらって構いませんが、アクティブファンドは将来も同じようにインデックスファンドに勝てるとは限らず、むしろそのうち負けだすほうが多いはずなので、やはりインデックスファンドを選ぶ方がベターでしょう。


外国債券の投資信託について

ここも、信託報酬0.96%の高コストのアクティブファンド、明治安田DC外国債券オープン【愛称:DC夢実現】しか品ぞろえがありません。ここでも信託報酬が0.25%と、4分の1の低コストのニッセイ外国債券インデックスファンドを使って運用成績を比べてみます。

明治安田DC外国債券オープン【愛称:DC夢実現】とインデックスファンドとのリターン比較


際はわずかですが、常にニッセイのインデックスファンドの方が運用成績が上です。これはつまり、高いコストをかけて運用して、市場平均を上回るもが運用目標だと言っても、そんなは出来なという現実を如実に表しています。こんな高コストファンドなど、選ぶ必要は無いのです。

とは言っても明治安田生命では、外国債券に投資したい人に対して、ボッタクリ高コストファンドしか用意していないのですから、ひどい話です。


新興国やREITへの投資について

明治安田生命でiDeCoの運用を行うと、なんと新興国株、新興国債券、日本国内のREIT(不動産)、外国のREITの4つの資産に対して投資が出来ません。そもそも1つも商品がラインナップされていないのですから、投資しようにもどうにもなりません。

管理人は長期の投資であればあるほど、ボラティリティ(価格の変動)の大きくなるものを配置するのを好みます。

現状もSBI証券の個人型iDeCoにおいて、新興国株と海外REITに大きなウェイトを占めて投資していますので、その私が何の因果か明治安田生命のiDeCoを利用せざるを得なくなったら、投資の選択肢が無くなる訳ですから、非常に困惑することになると思います。


バランス型の投資信託について

明治安田生命のiDeCoのバランス型ファンドも、しょうもないものばかりが揃っています。全てのファンドが、信託報酬が1%前後より上の高コストであり、しかもアクティブファンドでもあり、全く使う気になれないもののオンパレードです。

世の中には低コストのバランス型インデックスファンドもたくさん存在するのに、あえて高コストのアクティブファンドばかりで品揃えすると言う神経が、分かりません。

投資に詳しくない人は、複数の資産クラスがセットになったバランス型ファンドを購入すると思います。そういう人を一網打尽にして、高コストで食い尽くすつもりなんでしょうね。



明治安田生命の個人型iDeCoの、口座手数料の確認

明治安田生命の個人型iDeCoを利用するとしたら、上記の投資信託の信託報酬以外のコストとして、次の通りの個人型iDeCo口座の利用手数料が発生します。

このコストについては、明治安田生命の手数料は他の金融機関と同様になっています。ごく普通のレベルであり、この部分のコストが安い金融機関を選ぶ方がお得です。

加入手数料(初回のみ) 管理手数料 受給時の手数料
加入者
(積み立て中の人)
運用指図者
(積み立て終わった人)
2777円 534円/月 431円/月 432円/回



ボッタクリサービスの明治安田生命よりも、はるかに有利な金融機関

上記の通り、明治安田生命の個人型iDeCoなどは利用するに値しない事を見てきたわけですが、では一体どの金融機関が良いのかというと、当サイトでは、SBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行の4つしか選択肢は無いと思っています。

企業型iDeCoを利用せざるを得ない場合は、会社に労働組合がある場合は組合と協議のうえ、会社に対して、運用者が不利にならない品揃えを要求すべきでしょう。

組合が無い場合は企業型iDeCoの管轄の部署に要請してみてください。そしてせめて、各資産クラスにインデックスファンドをラインナップするように要請してみて下さい。

それと同時に、今回チェックしたラインナップは明らかに投資家の不利益に直結する重大な事態ですから、iDeCoを管轄する厚生労働省と、金融商品を管轄する金融庁に対して、業者を指導するように要請すべきだと考えます。


参考:良質なサービス多数!個人型iDeCo(イデコ)完全比較

厚生労働省の問い合わせ窓口
金融庁に苦情を申し立てる事の出来るページ

 


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