MHAM日本成長株オープン・・・ひふみ投信をも大幅に上回る成績

MHAM日本成長株オープンは、TOPIX(東証株価指数)参考指数とする日本株式アクティブファンドで、モーニングスターでは「国内小型グロース株」に分類され、文字通り日本の小型株に特化して投資する事が可能です。

MHAM日本成長株オープン


信託報酬が年1.55%(税抜)と高いですが、ファンド設定の1999年10月22日からの運用リターンは参考指数をはるかに上回る実績を上げており、オススメできる存在価値のあるアクティブファンドであると言えます。

ただし、だからと言って何も考えずに投資するのは早計であり、MHAM日本成長株オープンに投資する上での注意点がいくつかありますので、本ページでそれを記します。購入するとしたら、スポット的に買い付けるくらいがちょうど良いファンドになります。


(2018年8月21日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。


 


MHAM日本成長株オープンの基本的な情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.55%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年2回 (3月、9月の3日)
償還日:無期限
運用:アセットマネジメントONE株式会社
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオ

2018年7月31日現在、以下の業種を中心に、東証一部に限定せずに、幅広い市場の91銘柄に投資しています。

MHAM日本成長株オープンのポートフォリオ


2018年3月5日時点ですが、上位組み入れ10銘柄は以下の通りとなります。小型株ファンドらしく、一般には聞きなれない銘柄が多数入っていて、いかにもアクティブファンドらしいです。

MHAM日本成長株オープンの組み入れ上位10銘柄



MHAM日本成長株オープン、管理人の感想と評価

参考指数をはるかに上回るリターンを計上

まず高評価を与えられるのが、運用成績です。参考指数のTOPIXに対して、設定来で大幅に上回るリターンを上げています。

参考指数には年率2%ほどになる配当が含まれていませんが、仮に配当を加味したとしても、設定来で大幅に参考指数を上回る事には変わりませんから、優秀なファンドです。

MHAM日本成長株オープンの基準価額と参考指数との対比


ただし、良い成績と言っても、特にこの3年以内の成績が凄まじく良くて、その結果として長期間でも良い成績になっています。1999年からの19年間の基準価額と参考指数の推移を上記グラフで眺めてみると、青枠の部分の期間においては参考指数に対してずいぶんと負けています。

下げ相場になると途端に負けるような感じであり、19年間のうち、3分の2くらいの期間で参考指数に負けているようですから、今の好成績が常に続くとは言い切れず、数年単位で不調な時期もあるという事は頭に入れておいたほうが良いでしょう。


同じ分類の小型グロース株やひふみ投信をはるかに上回るリターン

特にこの3年ほどの成績が良い訳ですが、その凄さを、誰もが知っている日本株の代表的なアクティブファンドである、ひふみ投信と比べてみましょう。

同時に、本ファンドの参考指数のTOPIXに連動するインデックスファンド、SMT TOPIXインデックス・オープン、及び小型株指数でもあるJASDAQ-TOP20をベンチマークとしているインデックスファンドのJASDAQ-TOP20指数ファンドとも比べる事で、より実力を具体的に理解できるようにしています。

MHAM日本成長株オープンとひふみ投信、ジャスダック投信、TOPIX投信とのリターン比較


こう見ると、2018年になってJASDAQ-TOP20指数が大きく下落している中、小型株ファンドのMHAM日本成長株オープンがむしろ基準価額を上昇させているのは凄いと思います。(本ファンドはジャスダック銘柄への投資は少ないとはいえ。)

それと、ひふみ投信が小型グロース株の平均的なリターンをかなり下回っているのに対し、本ファンドはその逆に、大変好調な成績を叩き出していて、素直に凄いです。


積み立て投資には全く不向き

このような成績を上げているので、当サイトをご覧の皆様の中には、例えばひふみ投信から本ファンドに乗り換えようかと思う人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、MHAM日本成長株オープンは積み立て投資には全く不向きです。というのも、2017年になって、突如多額の分配金を放出し始めたからです。

これでは、せっかく自分のお金を投資に回したのに、年に2回、いきなり多額の分配金で戻された日には、いったい何をやっているか意味が分からなくなります。しかもその際に利益が出ていた場合は2割の税金を国家に徴収されます。国を喜ばすために投資しているのかと。

MHAM日本成長株オープンの分配金履歴


分配原資の内訳を見てみると、1万口当たり1000円の多額の分配金の原資は、ファンド内の利益から捻出できている事は分かります。恐らく売却益などで捻出しているのでしょう。タコ足分配になっていない点は、安堵します。

MHAM日本成長株オープンの分配原資の内訳


それにしても、昔から積み立て投資をしている人だっているでしょうに、このような分配の「仕打ち」は受益者に対して裏切り行為にも等しいような気がします。

なぜこのような事をやるのかと言うと、もう一度ファンドの基準価額を見て下さい。矢印の辺りで多額の分配金を出している訳ですが、その理由は、強引に分配する事で、基準価額を無理やり低くしているのです。

MHAM日本成長株オープンの基準価額の調整


それによって、基準価額は何とか15000円以内に抑えることができます。分配金を出さないと、基準価額は2万円を突破しかねません。本当なら、1万円弱くらいまで基準価額を抑えたいと思っているかもしれません。

多くの個人投資家は「基準価額が高いと割高だ」と勘違いしていますので、その誤解を解く努力をしないで強引に分配金を出すことで、「基準価額を調整(by三菱UFJ銀行の女子社員)」して下げて、見た目を誤魔化しているのです。

参考評判通り?三菱UFJ銀行に投資信託の相談をした体験


MHAM日本成長株オープンの運用成績があまりにも良いのに目を付けたのか、最近、みずほ銀行がこのファンドをかなり推してきていて、販売ランキングでもいつも上位です。

憶測でしかありませんが、みずほ銀行の販売責任者あたりが、ファンド運用側(みずほ銀行のグループのアセットマネジメントone)に、「こんな高いと売れないので基準価額を下げろ!」と言ったのでしょうか。

たぶん、みずほ銀行がガッツリ売り出してから、純資産総額がぶっ飛んで増えています。こうも販売力が強いと、運用側は言いなりでしょう。投資家の事なんて、彼らは大して考えていないというのが想像付きます。


みずほ銀行でMHAM日本成長株オープンを買う時の手数料に注意

そのみずほ銀行ですが、MHAM日本成長株オープンを販売する時に、以下のような高額な手数料を取っています。

次の項に記した通り、SBI証券楽天証券カブドットコム証券SMBC日興証券等々を使えば手数料が無料になりますから、この手数料負担は極めて勿体ない事です。

みずほ銀行で取られるMHAM日本成長株オープンの販売手数料


仮にみずほ銀行で本ファンドを積み立て投資で買ったりすると、分配金が出されて無意味な投資になるわ、毎月のように手数料を取られるわで、実に馬鹿馬鹿しい事になりますね。

もしもみずほ銀行でMHAM日本成長株オープンを買う事を検討している人がいたら、次の項で記す証券会社を利用しましょう。余計なコストは、投資家のリターンを削ります。



MHAM日本成長株オープンの購入先

MHAM日本成長株オープンは、以下証券会社でノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券SMBC日興証券岩井コスモ証券


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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