MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)・・・特段のメリット無し

MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)は、ラッセル/ノムラ トータル マーケット バリュー インデックスをベンチマークとする、日本の株式に投資できるアクティブファンドです。

通常の証券口座で購入できるものの他に、確定拠出年金専用のファンドがあり、中身は全く同一ですが、2つのファンドが存在する事になります。

一般の証券口座MHAM日本バリュー株オープン(愛称:Vオープン)
確定拠出年金MHAM日本バリュー株オープン(DC年金)(愛称:VオープンDC年金)

MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)


バリュー株とは市場全体の中で割安株の事であり、文字通り割安株に投資する事で日本株市場全体に投資するよりも高いリターンを狙う訳ですが、特段に優れた運用成績とも言えず、取り立てて投資したいファンドではありません

(2017年10月25日追加)



 


MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)の基本的な情報

購入単位:一般の証券口座の場合、SBI証券楽天証券では100円から投資できます。確定拠出年金口座では1円以上1円単位となります。
信託報酬年率1.7%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回決算(6月29日)
資産配分比率:資産配分比率は以下の通りです。(2017年9月29日時点)

国内株の78銘柄に投資銘柄数を絞り込んでいます。ほとんど東証一部銘柄ですね。

MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)の投資先市場


組み入れ上位10銘柄です。こうして眺めてみると、果たして割安株投資なのかどうか疑問に感じてきます。まるでインデックスファンドのようだなと言うのが第一印象です。

MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)の組み入れ上位10銘柄


償還日:無期限
運用:アセットマネジメントONE株式会社
為替ヘッジ:日本株に投資しますので、為替リスクはありません。


なお、MHAM日本バリュー株オープン(愛称:Vオープン)とMHAM日本バリュー株オープン(DC年金)(愛称:VオープンDC年金)共に、MHAM日本バリュー株マザーファンドを通じて上のような銘柄に投資をしており、同一のファンドと考えて良いです。

MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)のマザーファンド



MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)、管理人の感想と評価

すでに15年以上も運用実績のあるファンドで、その意味では安定しているといえるます。また、運用報告を見ると、ベンチマークに長期的に勝っているように見えます。

MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)のベンチマークとの比較や純資産総額の推移


しかしながら、ベンチマークは配当抜きの指数であるのに対して、運用実績には配当が含まれています。これでベンチマークに勝っているとは言えないでしょう。

配当がどの程度なのか分かりませんが、仮に2%程度だとすると、運用開始からの16年で32%程度が配当に相当します。これをカウントすると、ベンチマークのほうが数字が上回ります。実体的には、ベンチマークとほとんど同等の運用成績なのではないかと思います。

別の見方をしてみます。日本株に投資するのに、市場全体(例えばTOPIX)に投資するのではなく、敢えて割安株に絞って投資するのですから、少なくともTOPIX連動のインデックスファンドに勝利しないと、全く意味が無いという事になります。

そこで、ニッセイTOPIXオープンとも比べてみます。同時に、同じ運用会社で極めて運用成績の良いMHAM日本成長株ファンド(DC年金)も表示しておきます。

MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)とTOPIXインデックスファンドとのリターン比較


結果、10年でわずかにTOPIXインデックスファンドよりも良い程度であり、そのほかの期間で見てもインデックスファンドに勝ったり負けたりであり、バリュー株に投資しているとは言い難い運用成績なのではないかと判断します。

なお、再度2つ上の図を見て頂きたいのですが、本ファンドは設定来、たびたび分配金も出しています。毎月分配型投信であれば当然のことながら分配金を出す意味がありますが、年に1回、分配金をちょろっと出されても、全く意味がありません。

分配金にかかる税金分、複利効果を減じる事になりますので、そのような余計な分配がほとんど無い、超低コストのインデックスファンドに投資しているほうが断然マシだと言えるでしょう。(⇒参考:管理人神推しのおすすめ投資信託

また、同じ図では、ファンドの純資産総額が右肩下がりで減少している事も分かります。特に運用成績がすぐれている訳では無いファンドですし、証券会社も売ろうという意思が無いようですね。

ただし確定拠出年金専用のMHAM日本バリュー株オープン(DC年金)(愛称:VオープンDC年金)の純資産は穏やかな右肩上がりであり、多くはないものの60億円超となっています。

確定拠出年金口座で、一度MHAM日本バリュー株オープン(DC年金)(愛称:VオープンDC年金)を買い付けたら、恐らく皆さん、何も考えずに永久に積み立て投資をし続けるのではないでしょうか。



MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)の購入先

MHAM日本バリュー株オープン(Vオープン)は、以下の証券会社、銀行にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券



管理人おススメの確定拠出年金口座(個人型のiDeCo口座)

個人型のiDeCo口座は様々な金融機関で開くことができますが、ファンドラインナップや口座管理手数料を考えると、次の4社がベストです。

SBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行

参考管理人神推しの証券口座(一般の証券口座ならばこちらをご覧ください)


 


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