三菱東京UFJ銀行の個人型確定拠出年金に存在価値がない理由

三菱東京UFJ銀行の企業型iDeCoのラインナップの情報をお持ちの方は、こちらから管理人までご連絡をお願いいたします。情報をお寄せいただければ、三菱東京UFJ銀行の企業型iDeCoについても具体的に評価してまいります。



本ページでは、三菱東京UFJ銀行が展開している個人型iDeCo企業型iDeCoについて、その中身を詳しくチェックしています。現時点では、個人型iDeCoの情報のみを掲載しています。

iDeCo(イデコ)を制する者は人生を制する!」・・・iDeCoというのはそれほど素晴らしいのですが、三菱東京UFJ銀行のiDeCoのラインナップは、かなり見劣りがして利用価値が非常に低いと評価できます

日本最大の金融機関ではありますが、だからと言って素晴らしい商品を提供しているとは限らないのが金融業界であり、将来に渡ってカモにならないように細心の注意が必要です。

三菱東京UFJ銀行のiDeCo


(2017年12月9日修正)


本ページに記載した内容の目次になります。上から順番にご覧いただくほうが分かりやすいとは思いますが、お時間の無い時などは、関心のある部分に直接飛んでください。


3つのタイプがある、三菱東京UFJ銀行の個人型iDeCoラインナップ
個人型iDeCoの「標準コース」のラインナップと管理人の評価
個人型iDeCoの「ライトコース」のラインナップと管理人の評価
個人型iDeCoの「Aプラン」のラインナップ(募集停止の旧プラン)
三菱東京UFJ銀行の個人型iDeCoの、口座手数料を確認
三菱東京UFJ銀行よりも有利な金融機関の検討しよう


 


3つのタイプがある、三菱東京UFJ銀行の個人型iDeCoラインナップ

三菱東京UFJ銀行の個人型iDeCoラインナップは、どういう理由か全く分かりませんが、標準コースとライトコースの2つのタイプ、及び募集停止の旧プランであるAプランが有ります。管理人が見る限りではどれもダメダメであり、利用価値はありません

三菱東京UFJ銀行の個人型iDeCo


個人型iDeCoの「標準コース」のラインナップと管理人の評価

まず標準コースですが、いったいこれの何が標準なのか分からないようなラインナップです。インデックスファンドも含めて高コスト過ぎて、利用価値はありません。

http://www.bk.mufg.jp/sonaeru/401k/unyou/btm/index.html


(信託報酬は税抜き、区分はI=インデックスファンド、A=アクティブファンド)
投資先 区分 ファンドなどの名称 信託報酬 運用会社
日本株式 I 三菱UFJトピックスオープン(確定拠出年金) 0.65% 三菱UFJ国際投信
A 三菱UFJ 日本株アクティブオープン 1.55%
三菱UFJバリューオープン 1.55%
先進国株式 I 三菱UFJ<DC>外国株式インデックスファンド 0.79% 三菱UFJ国際投信
A フィデリティ・グローバル・ファンド 1.73% フィデリティ投信
新興国株式 I 三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド 0.55% 三菱UFJ国際投信
日本債券 I 三菱UFJ<DC>日本債券インデックスファンド 0.45% 三菱UFJ国際投信
先進国債券 A 三菱UFJ 外国債券オープン(確定拠出年金) 1.0% 三菱UFJ国際投信
新興国債券 無し
国内REIT A 三菱UFJ<DC>J-REITファンド 0.85% 三菱UFJ国際投信
外国REIT 無し
バランス型 I 三菱UFJプライムバランス(8資産)(確定拠出年金) 0.32% 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ ライフセレクトファンド(安定型)
三菱UFJ ライフセレクトファンド(安定成長型)
三菱UFJ ライフセレクトファンド(成長型)
0.68%
0.74%
0.80%
A 三菱UFJ MV20
三菱UFJ MV40
三菱UFJ MV80
1.5768%
1.7388%
2.0628%
三菱UFJ国際投信(税込み
MRF 三菱MRF(マネー・リザーブ・ファンド) 三菱UFJ国際投信、リターン0.000%
預金 三菱東京UFJ確定拠出年金専用1年定期預金
三菱東京UFJ確定拠出年金専用3年定期預金
三菱東京UFJ確定拠出年金専用5年定期預金
三菱東京UFJ銀行、金利0.01%
保険 東京海上日動のねんきん博士・5年
東京海上日動のねんきん博士・10年
東京海上日動火災、保証利率0.01%
明治安田利率保証年金(5年)
明治安田利率保証年金(20年)
明治安田生命、保証利率0.01%


標準コースに関しては、バランス型ファンドの三菱UFJプライムバランス(8資産)(確定拠出年金)のみ、コストが0.32%とと良好です。バランス型ファンドを望む人ならば、これ一択になりますね。ただしこのファンドの資産構成が、ご自身の理想のアセットアロケーションに近いかどうかが肝心になります。

iDeCoで超長期投資をするとしたら、なるべく値動きが大きくて期待リターンの大きな資産に資金を入れて、財産が大きく成長するのを狙いたいところです。そうなると日本の株、外国の株、新興国の株に重点的に資産を配分すべきです。

しかしながらその場合、商品のセレクトは市場平均に連動するインデックスファンドとするのが定石なのですが、インデックスファンドと言えば昨今は信託報酬が0.3%以下の水準の超低コストのものが利用できる世の中です。

そんな世の流れに逆らうがごとく、三菱東京UFJ銀行では、倍以上のコストで時代遅れとなっているようなインデックスファンドを未だ品揃えしており、コストの分、確実に我々のリターンが下がるのが分かっていますから、全く使う気がしません。

例えば外国株インデックスファンドで0.79%の信託報酬がかかります。これは30年間保有したとしたら、およそ24%も元本がコストで消滅することを意味しますので、大変な問題です。

良心的な金融機関の個人型iDeCoならば、外国株は0.21%しかコストがかかりませんから、30年間で元本に及ぼす影響は6%にしか過ぎません。コンマ数パーセントの差は、あなたが考えるよりも、とんでもなく大きいのです

したがって、アクティブファンドに至っては決して選んではなりません。中長期的に市場平均(=インデックスファンド)を上回る成績を目標にするなど、そんな事はできる訳がないからです。

こんなラインアップの三菱東京UFJ銀行には、「良心」などと言うものは無いと判断した方が良いでしょう。金融機関側が、一方的に儲かるばかりです。

参考インデックスファンドとアクティブファンド


 


個人型iDeCoの「ライトコース」のラインナップと管理人の評価

次に、ライトコースです。全ての商品がインデックスファンドで占められており、その点では評価できます。ライトなる名前を付けられると「標準」よりも儲からないような感覚に囚われます。金融機関の狙いはそこなのかと思いますね。標準コースの高コストの投資信託を買ってもらいたいと思っているのでしょう。

しかし、一定の評価はできるライトコースではあるものの、やはり今のインデックスファンドはこのラインナップの更に半額程度の信託報酬であり、三菱東京UFJ銀行の確定拠出型年金を使うと、一生涯高コストで縛られる事になります。したがって、利用価値は低いです


(信託報酬は税抜き、全てインデックスファンドで、運用会社は三菱UFJ国際投信)
投資先 ファンドなどの名称 信託報酬・カッコ内は信託財産留保額
日本株式 eMAXIS 日経225インデックス 0.4%
先進国株式 eMAXIS 先進国株式インデックス 0.6%
新興国株式 無し
日本債券 eMAXIS 国内債券インデックス 0.4%
先進国債券 eMAXIS 先進国債券インデックス 0.6%
新興国債券 無し
国内REIT eMAXIS 国内リートインデックス 0.4%(0.3%)
外国REIT eMAXIS 先進国リートインデックス 0.6%(0.3%)
バランス型 eMAXIS バランス(8資産均等型) 0.5%(0.15%)
eMAXIS バランス (4資産均等型) 0.5%
預金 三菱東京UFJ確定拠出年金専用1年定期預金 三菱東京UFJ銀行、金利0.01%
保険 明治安田利率保証年金(5年) 明治安田生命、保証利率0.01%


ちなみに、三菱UFJ銀行グループには、三菱UFJ国際投信に、超低コストのeMAXIS Slimインデックスシリーズが存在します。信託報酬は上記のインデックスファンドの半額以下です。そういうものがありながら、このライトコースなど使う意味がありません。


個人型iDeCoの「Aプラン」のラインナップ(新規募集停止の旧プラン)

Aプランは、既に新規募集が終わっている古いプランです。こちらもコストが高く、使えない個人型iDeCoです。品揃え的にも、いまいちですし。

このプランを利用している人は、最低限、1つ上のライトプランに移行しましょう。一度全てのファンドを売却しなくてはなりませんが、確定拠出年金口座内では利益が出ていても非課税なので、即刻乗り換えるべきです。

ただし、どうせ乗り換えるならば、面倒でもひと手間かけて、当サイトでも高く評価するSBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行のいずれかに切り替えると良いでしょう。

(信託報酬は税抜き、区分はI=インデックスファンド、A=アクティブファンド)
投資先 区分 ファンドなどの名称 信託報酬 運用会社
日本株式 I 三菱UFJ <DC>TOPIX・ファンド 0.63% 三菱UFJ国際投信
<DC>インデックスファンド225 0.52%
A シュローダーDCアクティブ日本株式 1.43% シュローダー・インベストメント・マネジメント
フィデリティ・日本成長株・ファンド゙ 1.53% フィデリティ投信
先進国株式 I 三菱UFJ<DC>外国株式インデックスファンド 0.79% 三菱UFJ国際投信
A インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型) 1.8684% インベスコ・アセット・マネジメント
新興国株式 I 三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド 0.55% 三菱UFJ国際投信
日本債券 無し
先進国債券 I 三菱UFJ<DC>外国債券インデックスファンド 0.65% 三菱UFJ国際投信
新興国債券 無し
国内REIT 無し
外国REIT 無し
バランス型 A 三菱UFJ<DC>グローバルバランス 20型
三菱UFJ<DC>グローバルバランス 40型
三菱UFJ<DC>グローバルバランス 60型
1.1%
1.35%
1.5%
三菱UFJ国際投信
三菱UFJ<DC>ターゲット・イヤー2020
三菱UFJ<DC>ターゲット・イヤー2030
三菱UFJ<DC>ターゲット・イヤー2040
1.1%
1.4%
1.5%
三菱UFJ国際投信
ダ・ヴィンチ 2.0% ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
預金 三菱東京UFJ確定拠出年金専用1年定期預金
三菱東京UFJ確定拠出年金専用3年定期預金
三菱東京UFJ確定拠出年金専用5年定期預金
三菱東京UFJ銀行、金利0.01%
保険 大同の積立年金5年利率保証型 大同生命、保証利率0.005%
ニッセイ利率保証年金(5年保証/月設定) 日本生命、保証利率0.011%
確定拠出年金用積立傷害保険・5年
確定拠出年金用積立傷害保険・10年
損害保険ジャパン日本興亜、保証利率5年0.001%、10年0.010%



三菱東京UFJ銀行の個人型iDeCoの、口座手数料を確認

三菱東京UFJ銀行の個人型iDeCoを利用するとしたら、上記の投資信託の信託報酬以外のコストとして、次の通りの個人型iDeCo口座の利用手数料が発生します。三菱東京UFJ銀行のこの部分のコストも、他の金融機関よりもやや高い印象です

●標準コースとAプラン

加入手数料(初回のみ) 管理手数料 受給時の手数料
加入者
(積み立て中の人)
運用指図者
(積み立て終わった人)
2777円 545円/月 415円/月 432円/回


●ライトコース

加入手数料(初回のみ) 管理手数料 受給時の手数料
加入者
(積み立て中の人)
運用指図者
(積み立て終わった人)
2777円 422円/月 319円/月 432円/回




三菱東京UFJ銀行よりも有利な金融機関の検討しよう

以上、三菱東京UFJ銀行の個人型iDeCoを具体的に評価してみました。商品ラインナップに魅力がほとんど無い点、口座手数料も高めな点を考えると、SBI証券楽天証券マネックス証券イオン銀行の方が良いと考えます。詳しくは下記のページをご覧ください。

企業型iDeCoについては、三菱東京UFJ銀行が情報を開示していないので分かりません。三菱東京UFJ銀行の企業型iDeCoを利用している人は、どうか管理人まで情報をお寄せください。

参考:良質なサービス多数!個人型iDeCo(イデコ)完全比較
三菱東京UFJ銀行の企業型iDeCoのラインナップを当サイト管理人に報告


 


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