三井住友・配当フォーカスオープン・・・地味ながら良質なファンド

三井住友・配当フォーカスオープンは、TOPIX(東証株価指数)参考指数とする日本株式アクティブファンドです。2004年4月22日に運用が開始されました。

三井住友・配当フォーカスオープン


主として積極的な株主配当を実施している企業を中心に銘柄を選び、結果として過去10年で大幅に参考指数を上回る結果を残しています。かなりの好成績の割には地味なファンドで、あまり人気が無いのが不思議です。

(2015年2月28日)


 


三井住友・配当フォーカスオープンの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率0.84%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(1月25日)。
・資産配分比率: 日本株式62銘柄に投資(2016年6月30日時点)。組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。




・償還日:無期限
・運用:三井住友アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


三井住友・配当フォーカスオープン、管理人の感想と評価

設定来、参考指数を大きく上回る好成績

以下が三井住友・配当フォーカスオープンと、低コストのTOPIXインデックスファンドである、SMT TOPIXインデックス・オープンとの過去3年のリターン比較です。

TOPIXが大相場で上昇している時にはインデックスに付いていくのがやっとでしたが、2015年のチャイナショック以降の下げ相場に入ってから、猛烈な勢いで差をつけて、直近ではなんとダブルスコアでインデックスファンドよりも良好なリターンを残しています。




アクティブファンドとしての価値は、同じ資産クラスの低コストインデックスファンドよりもリターンが勝っているかどうかの1点で判定すべきでしょうから、これは立派な成績と言え、おすすめアクティブファンドに認定しても良さそうです。

設定来の約10年間でチェックしても、参考指数を大きく上回っています。本来、TOPIXには配当を含めなくてはなりませんが、およそ1.5%程度の配当分を考慮に入れても、大幅にTOPIXを上回ると判断できます。




ところで、下落相場になると強みを発揮するファンドの代表が、鎌倉投信の結い2101です。昨年夏以降の運用成績を比べてみようと、チェックしてみました。




結果を見て、驚きです。現金比率が今現在、なんと45%近くにも達している結い2101と、同等の運用成績を出しています。三井住友・配当フォーカスオープンの現金比率はゼロに近いフルインベストメントですから、それでこの成果は凄いです。

ちなみに常に現金比率が高い状態の結い2101は、当然ながら株価の上昇相場には付いていけませんから、3年のリターンで見ると、三井住友・配当フォーカスオープンとは大きな差が生じてしまっています。




⇒参考:アクティブファンドを選ぶ方法は有るのか?


きっちりと配当収益分だけを分配するという、まっとうな分配方針

本ファンドは、日本の高配当利回りの株に投資しています。三井住友・配当フォーカスオープンの基本的情報の欄に記載した通り、組み入れ全銘柄の平均配当利回りは3.6%です。TOPIXの利回りが2.2%程度なので、顕著な高利回り戦略を取っています。

本ファンドのように基準価額が順調に上昇したファンドは、「基準価額が高いと割高なファンドだ」と勘違いするバカな投資家の声に押されて、基準価額を極力1万円まで下げるという、言語道断で猛烈な過剰分配をする事が特に最近目立つのですが、本ファンドはそのような愚かな事をする事なく、下記のような分配を行っています。




配当収入のみをそっくりそのまま分配しているので、これならファンドの価格の上昇と同時に一定の分配を受け取りたい投資家にとって、全く問題の無い健全な分配方針です。

もちろん分配によって、その部分にかかる20%強の税金を納税しなくてはなりませんし、複利効果が阻害されるデメリットもありますが、それを嫌う場合は分配の無いファンドを選べば良いでしょう。


三井住友・配当フォーカスオープンの購入先

三井住友・配当フォーカスオープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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