三井住友銀行の個人型iDeCoは問題あり、ネットでの情報収集もできない

三井住友銀行の企業型確定拠出年金のラインナップの情報ををお持ちの方は、こちらから管理人までご連絡をお願いいたします。情報をお寄せいただければ、三井住友銀行の企業型確定拠出年金についても更に評価してまいります。



本ページでは、三井住友銀行が展開している個人型iDeCo企業型確定拠出年金について、その中身を詳しくチェックしています。

iDeCo(イデコ)を制する者は人生を制する!」・・・結論から書くと、三井住友銀行の個人型iDeCoのラインナップは、以前よりもひどくなりました。

三井住友銀行の確定拠出年金


三井住友銀行は店頭でボッタクリ投資信託や使えないラップ口座ばかりを売りつけるイメージですが、確定拠出年金についてはそうでもないようです。・・・と以前は紹介していたのに、今は良心的とは言えない投資信託も平気で揃えてきています。

本ページに記載した内容の目次になります。上から順番にご覧いただくほうが分かりやすいとは思いますが、お時間の無い時などは、関心のある部分に直接飛んでください。

三井住友銀行の個人型iDeCoラインナップは徐々に悪い方向に←必見コンテンツ
三井住友銀行の企業型確定拠出年金をチェックしてみる
三井住友銀行の個人型iDeCoの、口座手数料を確認
三井住友銀行よりも有利な金融機関の検討しよう

参考三井住友銀行の投資信託全般についての評価解説ページはコチラ


(2019年5月6日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


三井住友銀行の個人型iDeCoラインナップは徐々に悪い方向に

まず、三井住友銀行の個人型iDeCoのラインナップです。以前はほぼ全てインデックスファンドで占められており、勝つか負けるか結局は分からない、アクティブファンドの品揃えを極限までセーブしている点で非常に良かったのですが、今は悪い方向に動いていますね。

⇒参考:インデックスファンドとアクティブファンド


インデックスファンドのラインナップは、超低コストインデックスファンドで評価の高い、三井住友インデックスシリーズで固めているものの、それと同程度かそれ以上に高コストのアクティブファンドを潜り込ませてきています

http://www.smbc.co.jp/kojin/401k/kakutei_kojin/nenkin/toriatsukai.html

(信託報酬は税込み、区分はI=インデックスファンド、A=アクティブファンド)
投資先 区分 ファンドなどの名称 信託報酬
(税込み)
日本株式 I 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.1728%
A 大和住銀DC日本株式アクティブファンド 1.0476%
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(DC年金) 1.62%
先進国株式 I 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 0.27%
A GS グローバル・ビッグデータ投資戦略Bコース(ヘッジなし) 1.323%
大和住銀DC海外株式アクティブファンド 1.7496%
日興レジェンド・イーグル・ファンド(資産成長コース) 2.0096%
新興国株式 I 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.6048%
日本債券 I 三井住友・日本債券インデックス・ファンド 0.1728%
先進国債券 I 三井住友・DC外国債券インデックスファンド 0.2268%
新興国債券 I インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型) 0.5616%
国内REIT 無し
海外REIT I 野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け) 0.5724%
バランス型 I 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
三井住友・DC年金バランス50(標準型)
三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
0.22%
0.23%
0.24%
ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド 0.6302%
A 世界国債プラス 0.6804%
三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型) 0.8856%
三井住友・資産最適化ファンド(1安定重視型)
三井住友・資産最適化ファンド(2やや安定型)
三井住友・資産最適化ファンド(3バランス型)
三井住友・資産最適化ファンド(4やや成長型)
三井住友・資産最適化ファンド(5成長重視型)
0.9904%
預金 三井住友銀行確定拠出年金定期預金(3年)
三井住友銀行確定拠出年金定期預金(10年)
-


アクティブファンドの運用成績をチェックしておく

アクティブファンドの運用成績については、基本的には上記の表の中のリンクをたどって頂いて、それぞれのファンドの評価解説ページをご覧下さい。良いものもあるし、悪いものもあります。

長期的にはアクティブファンドのリターンはインデックスファンドよりも悪くなる確率がかなり高いですから、確定拠出年金のような長期投資用の口座ではアクティブファンドは選ばないのが原則です。

なお念のために、この項では先進国株と日本株のジャンルでラインナップされているアクティブファンドの一部について、チェックしておきました。

大和住銀DC海外株式アクティブファンドに関しては、ベンチマークとしているMSCIコクサイインデックス(除く日本)の、更に配当込指数にまで大きく勝利しており、存在価値のあるアクティブファンドと言えます。

大和住銀DC海外株式アクティブファンドとベンチマークとの対比


大和住銀DC日本株式アクティブファンドについては、同じTOPIXに連動するインデックスファンド(ここでは長期で実績のあるSMT TOPIXインデックス・オープン)と比べています。

上記の先進国株アクティブファンドとは一転して、インデックスファンドに完全に負けている事が分かり、これでは高コストのアクティブファンドを買う意味が有りません。




運用成績が良好のアクティブファンドを事前に選ぶ事が出来れば良いのですが、「良いアクティブファンドの選び方」はこの世の中に存在しません。せいぜい、過去のリターンが良かったものを選ぶ事くらいです。

それでも将来のリターンを保証したり示唆したりするような事にはならず、過去に良かったのに現在以降はダメになったアクティブファンドは山ほどあります。

従って、とにかく確定拠出年金口座ではインデックスファンドを選ぶ事が必須なのです。三井住友銀行のような金融機関がそのことを知らない訳が無く、知っていながら個人投資家に高いものを売りつけて手数料を稼ぎたいという魂胆なのです。


三井住友銀行のサイト内で情報収集が非常にやりにくい

また、三井住友銀行のウェブサイト内での情報発信は、積極的とは言えない雰囲気が有ります。ファンドラインナップなどの超基本的な情報が羅列してあるだけで、詳細を知りたければ資料請求か店頭へ、と言う流れです。

これではネットで調べて比較検討したい人にとっては、非常に使いにくいです。羅列された投資信託が何に対して投資するものなのかとか、そういう情報すらありません。店頭で話を聞いて、高コストのアクティブファンドに誘導される恐れも多分にあります。

当サイト管理人は投資信託が好きなので、それぞれチェックすることが出来ますけれども、一般の人は「訳が分からない」となるかもしれませんね。


 


三井住友銀行の企業型確定拠出年金をチェックしてみる

上記までの個人型の確定拠出年金に比べると、三井住友銀行の企業型確定拠出年金は良心的な印象を持ちます。今回は当サイトの読者様から情報をお寄せいただいて、以下のようなラインナップを確認する事が出来ております。

一言でまとめると、重要な資産クラスである日本と先進国の株式と債券の、合計4つの主要資産クラスに対して低コストのインデックスファンドで投資が完結するようになっており、高く評価したいと思います。

個人型iDeCoの項でも記した通り、アクティブファンドについては特に利用する事もないと思います。淡々と、インデックスファンドを積み立てていきましょう。


(信託報酬はここでは税抜き、区分はI=インデックスファンド、A=アクティブファンド)
投資先 区分 ファンドなどの名称 信託報酬
(税抜き)
日本株式 I 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.16%
A 大和住銀DC国内株式ファンド 0.95%
フィデリティ・日本成長株・ファンド 1.53%
先進国株式 I DCダイワ外国株式インデックス 0.25%
A 大和住銀DC海外株式アクティブファンド 1.62%
新興国株式 無し
日本債券 I 三井住友・日本債券インデックス・ファンド 0.16%
先進国債券 I DCダイワ外国債券インデックス 0.23%
新興国債券 無し
国内REIT 無し
海外REIT 無し
バランス型 I 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
三井住友・DC年金バランス50(標準型)
三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
0.22%
0.23%
0.24%
A DC日本国債プラス 0..38%
預金 三井住友銀行確定拠出年金定期預金(1・3・5年) -
保険 スミセイDCたのしみ年金5年
スミセイDCたのしみ年金10年
-
三井住友海上積立傷害保険5年 -


なお、バランスファンドん関しても十分な低コストで良いと思いますが、三井住友・DC年金バランスファンドはホームカントリーバイアスが高すぎるという特徴がありますので、海外資産への投資比率を高めたい人は、別途、DCダイワ外国株式インデックスやDCダイワ外国債券インデックスを個別に追加して積み立てると良いでしょう。

DC日本国債プラスについては、8割を日本国債、2割を日本株式に振り向けるという、不思議なポートフォリオです。アクティブファンドでもありますし、ベンチマークが無くて長期的に成績を確認する事すらできませんから、無視で良いでしょう。



三井住友銀行の個人型iDeCoの、口座手数料を確認

三井住友銀行の個人型iDeCoを利用するとしたら、上記の投資信託の信託報酬以外のコストとして、次の通りの個人型iDeCo口座の利用手数料が発生します。

既に見てきたとおり、商品ラインナップとしては極めて良好です。手数料についても業界の平均的な水準よりやや安い印象です。

運用指図者の管理手数料については、かなり高い印象です。この点が改善されたら、強くお勧めできる口座になるのですが、何とかして頂きたいですね。

加入手数料(初回のみ) 管理手数料 受給時の手数料
加入者
(積み立て中の人)
運用指図者
(積み立て終わった人)
2777円 480円/月 377円/月 432円/回



三井住友銀行よりも有利な金融機関の検討しよう

以上、三井住友銀行の個人型iDeCoを具体的に評価してみました。商品ラインナップや口座手数料が魅力的ですが、SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券イオン銀行にはやはり及ばないですかね。


参考:良質なサービス多数!個人型iDeCo(イデコ)完全比較
三井住友銀行の企業型確定拠出年金のラインナップを当サイト管理人に報告


 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る