三井住友銀行・・・・消費者は、もっと賢い選択をしましょう

ここでは、三井住友銀行で投資信託を買う事の是非を記述しています。今の時代、三井住友銀行のようなメガバンクで投資信託を買う理由など、ほぼ無いと言って良いでしょう

「いや、そんな事は無い、店頭で相談ができるではないか」と反論する人もいらっしゃるでしょうが、金融機関の窓口でお金の相談をすることほどナンセンスな話しはありません。

投資ならなおさらのことで、人にお勧め商品を聞いて買ってしまうような人は、まず、銀行のカモになると考えて宜しいでしょう。

三井住友銀行の投資信託


このページでは、三井住友銀行で投資信託を購入するのがダメな理由を、以下の通り具体的に書いていきます。店舗のあるような銀行で、投資信託など買ってはいけません。

(2019年5月20日更新)


高コストの投資信託だらけであり、魅力に欠けるラインナップ
三井住友銀行のiDeCoも使うに値しない
「つみたてNISA」にも、さりげなく高コストバランス型投資員を忍び込ませ
SMBCファンドラップなど、絶対に手を出してはならない
三井住友銀行よりもメリットが大きい金融機関

三井住友銀行の公式サイト


 


高コストの投資信託だらけであり、魅力に欠けるラインナップ

ノーロード投資信託の取り扱いは実質34本、コスト的に不満足

一言で三井住友銀行の投資信託のラインナップを表現すると、高コストのファンドだらけである、という事でしょうか。202本の取り扱いがある中で、購入手数料が無料のものは、以下の34本しかありません。

(公式サイトでファンド検索を行うと、44本が出てきます。しかし、そのうちの10本はボッタクリレベルの高コストファンドの資金待機用のファンドですから、それらは以下の表からは除外しています。下記が、実質的なノーロード投資信託です。)

そして、信託報酬が十分に低コストであると認識しても良いものは、以下で赤く色づけしたコストのものだけです。

今の時代、当サイトでおすすめしているインデックスファンドのページを見て頂くと、いかにそれらに対して割高なコストの投資信託なのか、理解して頂けると思います。

投資対象 ファンドの名称 信託報酬
(税抜)
ネット専用
日本株式 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.16%
国内株式指数ファンド(TOPIX) 0.4%
エス・ビー・日本株オープン225 0.6%
三井住友・225オープン 0.6%
先進国株式 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 0.25%
三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)(為替ヘッジあり) 0.68%
外国株式指数ファンド 0.5%
欧州株式指数ファンド 0.66%
三井住友・バンガード海外株式ファンド 1.12%
新興国株式 SMT 新興国株式インデックス・オープン 0.6%
香港ハンセン指数ファンド 0.78%
国内債券 ジャパン・ソブリン・オープン及び資産成長型 0.33%
SMT 国内債券インデックス・オープン 0.37%
DLIBJ公社債オープン(短期コース) 0.3%
DLIBJ公社債オープン(中期コース) 0.45%
先進国債券 SMT グローバル債券インデックス・オープン 0.5%
グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)(資産成長型) 1.25%
日系企業海外債券オープン(愛称:日本びより)為替ヘッジなし・為替ヘッジあり 0.935%
新興国債券 SMT 新興国債券インデックスオープン 0.6%
日本リート SMT J-REITインデックス・オープン 0.4%
海外リート SMT グローバルREITインデックス・オープン 0.55%
バランス型 ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド 0.6%
SMBC円資産ファンド 0.83%
三井住友・資産最適化ファンド(1安定重視型)
三井住友・資産最適化ファンド(2やや安定型)
三井住友・資産最適化ファンド(3バランス型)
三井住友・資産最適化ファンド(4やや成長型)
三井住友・資産最適化ファンド(5成長重視型)
0.92%
ETFバランス・ファンド 0.75775~
1.0243%
SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチファンド(愛称)あんしんスイッチ 1.35%
SMBC・日興資産成⻑ナビゲーション 1.725%


ネット専用のファンドもいくつか用意されているものの、その中ではSMTインデックスシリーズについてはまあ理解できますが、それ以外については「もっと他に相応しいファンドが有るだろう」と思いますので、イラついてきますね。

ちなみに、SMTが良いという訳ではなく、SMTであれば今ならば更に低コストのi-SMTシリーズが登場していますから、そちらをラインナップして欲しいですね。


販売ランキングには、ボッタクリ商品が半分もランクイン

銀行側の販売姿勢が載実に現れているのが、投資信託の販売ランキングです。下記は、2019年4月度における販売金額ランキングです。ノーロードのものも半分占めており、それなりに多少は世間(金融庁)の顔色でも伺いながら売っているようには感じます。

順位 ファンドの名称 信託報酬
(税抜)
販売手数料
(税抜)
1位 ダブル・ブレイン 1.8367% 3.0%
2位 三井住友・225オープン 0.6% なし
3位 ジャパン・ソブリン・オープン(資産成長型) 0.33% なし
4位 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 0.25% なし
5位 アジア好利回りリート・ファンド 1.73% 3.0%
6位 三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし) 0.68% なし
7位 インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型) 1.73% 3.0%
8位 フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド 1.58% 3.0%
9位 ジャパン・ソブリン・オープン 0.33% なし
10位 三井住友・豪ドル債ファンド 1.23% 2.5%


しかし、購入手数料が3%も取られて、信託報酬も1%台半ばから後半のものもしっかりと売ってきており、一位のダブル・ブレインなどは気合いを入れて売りつけていると思われます。

とうぜん、そのようなものは全く買うには値しないボッタクリ商品ですから、銀行の口車に乗らないように注意しましょう。


 


三井住友銀行のiDeCoも使うに値しない

個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)・・・一般庶民が節税をしながら老後の資産を増やす事ができる、極めてメリットの高い投資用の口座です。おそらく20年30年後に、iDeCoで投資をした人としなかった人は、大きな差が付くのではないかと思います。

そんな超重要な口座は、より真剣に口座選びをする必要があります。上記まで見てきた視点で見ると、三井住友銀行のiDeCo口座はやはりイマイチと言わざるを得なません。具体的に何がイマイチなのかは別ページに記載しましたので、下記をご覧ください。

三井住友銀行のiDeCo口座の評価解説


ちなみに、当サイト管理人はSBI証券のイデコですし、管理人の妻は楽天証券のイデコです。管理手数料が非常に安くて、ラインナップされているファンドも超低コストだったら、どちらが投資家にとっての「得」になるのか、火を見るよりも明らかですね。



「つみたてNISA」にも、さりげなく高コストバランス型投資員を忍び込ませ

つみたてNISAは、非課税期間が20年間、非課税での投資総額が800万円にもなる、上記のiDeCoと並び、庶民が資産形成をする上で極めてメリットが高い投資の仕組みです。管理人も、とうぜん掛け金のMAXまで投資しています。(楽天証券で積み立て)

つみたてNISAはiDeCoと違って、監督官庁の金融庁から厳しい指導が入り、庶民をカモにしないラインナップ、長期投資に耐えうるファンドで多額の金を巻き上げられないような超低コストの投資信託が基本になっています。

三井住友銀行がつみたてNISAでその基準を満たしたのが以下のラインナップになり、彼らが通常、売りつけるラインナップとは大きく異なることが分かります。

投資対象 ファンドの名称 信託報酬(税抜) ベンチマーク
日本株式 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.16% TOPIX(配当込み)
先進国株式 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 0.25% MSCI オールカントリー・ワールドインデックス(除く日本、配当込み)
バランス型 ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド 0.6% 複合インデックス(世界の株と債券に分散投資)


ただし、多くの人が選択するであろうバランス型投信に、なんと0.6%という比較的高めのコストの投資信託を紛れ込ませてきたのには、どうも納得がいきません。

別に、三井住友銀行が通常売りつけているようなタコ足分配型投資信託や、超高コストのテーマ型投資信託に比べてしまうとだいぶ良心的に見えるものの、例えば彼らは更に非常に低コストである三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド(信託報酬0.21%)を自社商品として持っていながら、それをつみたてNISAから外して、コストが3倍もする商品を入れてきている訳で、到底、納得できるような行動とは言えませんね。

とはいえ、どうしても三井住友銀行を利用して投資信託の積み立てを行いたいという人は、三井住友銀行の一般の投資信託の口座では、ノーロードで購入できるマトモなバランス型投信はありません(以下のような2つのロクデナシ投信しかない)ので、ややコストが高めとは言っても、まだ良心的とも言える、ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンドを買い付けるといった事でも良いでしょう。

・SMBC・日興資産成⻑ナビゲーション(信託報酬1.725%)
・SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチファンド(愛称)あんしんスイッチ(1.35%)



SMBCファンドラップなど、絶対に手を出してはならない

三井住友銀行では、新手の手数料稼ぎの為としか思えないような商品、「SMBCファンドラップ」を展開しています。ラップ口座など、本来は富裕層向けの手厚いサービスなのに、SMBCファンドラップは運用金額を300万円にまで下げて、金儲けしたい欲望に囚われているような一般庶民の情弱を相手に、「美味しい商売」を繰り広げているようです。

当サイトでは、SMBCファンドラップがどのようなサービスなのか、相談に行って確かめてきた事があります。2014年の記事ですが、今でも同じような内容だと思いますので、金に目が眩みそうな人は、ぜひ事前にこれらを読み、正気に返って下さい

参考三井住友銀行のSMBCファンドラップの相談体験談
参考SMBCファンドラップの投資信託の運用成績を徹底評価



三井住友銀行よりもメリットが大きい金融機関

以上、見てきた通りであり、三井住友銀行は長期でお付き合いできるような金融機関ではありません。良い金融機関はいくらでもありますので、きちんとしたところと付き合う事こそ、個人投資家の資産を増やす事につながります。

投資信託の購入先


どの金融機関が良いのかは、当サイトでもお勧めできる証券口座のページをご覧ください。

基本的には、当サイト管理人やその妻が使っている、SBI証券楽天証券が他を圧倒してメリット大です。特に最近では、楽天スーパーポイントで投資信託を買えるようになった楽天証券が、かなり凄いなと感じます。


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